彼女のこのような行動についてマイケル・ウォルドロンは、「当初の段階では、彼女はチームの一員として活躍し、最後に悪者になるという設定だったんだ。でも、私はそれが『リスク回避』になるだけのような気がした」と語ると、「彼女が映画の中で闇に落ちていく様子をきちんと描くには、別の適役をつくらなければならないと思っていたからね」と続けた。
さらにマイケルは、「『ワンダヴィジョン』を見て、学んで、研究するうちに、彼女はすでに悪に染まる準備ができているように感じた。コミックの中でもすでにその地点に到達していたから、ぼくたちもそれを信じようと思ったんだよ」と、早い段階でワンダを悪者に仕上げた理由を明かしている。
またマイケルは、ワンダが悪者になるのは「自然な流れ」だとしたうえで「『ワンダヴィジョン』は、彼女が悲しみに立ち向かい、今まで支配下に置いていた人々を手放すという物語だったけど、私の解釈ではそれによって彼女の悲しみや怒りが解決したとは思えない。彼女はヴィジョンに別れを告げることができたけど、本当のところは、子供たちを心から愛していたのだと思う」と持論を述べると、「これらがすべて伏線となって、彼女はアガサから手に入れた魔術書『ダークホールド』の餌食になってしまう。『ワンダヴィジョン』のラストシーンで、彼女はダークホールドを開いてしまうという大きな失敗を犯したからね。そして彼女は読み進めてしまった。このことで、彼女は『今度こそ双子をこの手に抱きたい』という強い気持ちにつけこまれたんだと思うんだ」と、闇に落ちてしまったワンダに理解を示した。
提供・tvgroove
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