一般人にとっては口ぐせのようになっているフレーズの中に、本当のお金持ちは絶対に口にしないものがあります。今回は富裕層を顧客にもつ金融コンサルタントなど専門家の意見を参考に、5つご紹介しましょう。
お金持ちは絶対に口にしない5つのフレーズ
1「もし……だったら」
「もし」という仮定形は物事を明確に理解していない、あるいは達成する自信がない場合に使うフレーズです。目標と達成手段を明確化し、かつ達成する自信のあるお金持ちは、「もし〇〇が手に入ったら」ではなく、「○○が手に入ったときには」と確定形や現在進行形で話をします。
2「……する余裕がない」
経済的・精神的に余裕がないときにうっかり口にしてしまうフレーズですが、「できない」と不平を唱えたり投げだしたりするようでは、経済的・社会的な成功を手にすることは難しいかもしれません。お金持ちは「いかに状況を好転させるか」について、建設的に考えて行動に移す問題解決力と実行力を養っています。
3「全部自分が悪い」
お金持ちは失敗をあくまで一時的な問題で、経験値や知識、見解を得るための成功とポジティブに受けとめています。
例えばビジネスが思うように進まないとき、自分の能力や努力を疑う代わりに、「(商品やサービスに)適さない顧客層をターゲットにしていないか」など、違った角度から分析して解決手段を模索するため、自責の念や挫折感に押しつぶされることがありません。