千葉県成田市にある「さくらの山」という公園をご存知ですか?成田空港の滑走路が見える場所にあるため、飛行機が飛び立つシーンを間近で見ることができるんです。隣接している空の駅や、航空写真家チャーリィ古庄さんのお店・フライトカフェチャーリィズも合わせてご紹介します。
さくらの山とは?
成田空港の滑走路が見え、桜の名所でもある公園です。飛行機マニアの間では有名スポットの様ですが、それもそのはず!春には桜と飛行機、冬は澄みきった空を飛び立つ飛行機など、貴重なシーンを間近に楽しめるんです。
少し小高くなった場所にあるので、滑走路の端の方までもよく見えます。風向きや天候によりますが、こちらに向かって大きな機体が飛んで来る様子を見ることができます。
頭上を飛ぶ飛行機は、迫力満点!機体の塗装や、ロゴまでも見える距離で楽しめます。「空の駅さくら館」という道の駅が公園に隣接しており、買い物や休憩のスポットとして利用できます。
成田空港から車で9分程の距離にあり、無料駐車場もあります。飛行機好きな子供達、プロのカメラマン、無線機持参のマニアな方など、多くの人々に愛されているスポットです。
空の駅さくら館
さくらの山に隣接している「空の駅さくら館」。成田空港がある街だけあって、道の駅にも「空の駅」という名称が付いています。他の道の駅と同じ様に、野菜や果物、地元の特産品が並んでいます。千葉県土産の定番・ピーナッツ系のお菓子も勿論ありますよ。また「空の駅」らしく、飛行機グッズのコーナーも。オモチャやキーホルダーなど、品揃えも豊富です。
お茶目でかわいらしい「うなりくん」という、成田市のマスコットグッズも販売されています。観光キャラクターのうなりくんは、成田名物の鰻がモチーフなんだとか。
また、週末には店頭に屋台もでます。大きなお鍋で煮込まれているもつ煮込みは、隠れたご当地の名産品です。匂いにつられて、ついつい足が止まってしまいます。外にベンチやテーブルもありますし、さくら館の中にもテーブル席があるので、そこに座って食べることもできます。
フライトカフェ・チャーリイズ
フライトカフェ・チャーリイズは「空の駅さくら館」の中にあるカフェレストランです。オーナーさんは、航空写真家のチャーリィ古庄(ふるしょう)さん。「世界でもっとも多くの航空会社に乗った人」として、ギネス記録をもつ航空写真の第一人者の方です。店内はそんなオーナーチャーリィ古庄さんの、すごすぎる演出で溢れています。
発見!飛行機関連アイテムいろいろ
カフェは入り口でオーダー後、お会計を済ませてから席札を持って席につくシステムです。店員さんは、パイロット風のユニフォームを着用されています。また、席札は成田空港=NRT、羽田空港=HNDなど、スリーレターの空港コードで表記されています。なんともオシャレで、遊び心がありますよね。
セルフサービスのお水の横に並んでいるのは、機内誌の数々。飛び立つ音を聞きながら機内誌を読めるなんて、飛行機に乗った時だけじゃないんですね。乗ったことのない航空会社の機内誌は、滅多にお目にかかれません。是非手にとって読んでみたいですね。