昨今、「副業」としても注目度が上がってきている整体師。
人気の理由は、整体という仕事は経済状況に左右されにくく、将来も需要がなくなることがない安定性にあります。
今回は、「整体師の学校に興味あるけど…」という方に向けて、整体師学校を選ぶポイントを解説したいと思います。
整体師資格を取得できる学校を選ぶポイント
整体師の資格取得を目指す場合は、一定期間スクール(学校)に通う必要があります。
当然ですが、学校によってそれぞれ得手不得手があったり、設けられているコースの数や講師の人数などそれぞれ特徴が変わってきます。
結論から申し上げると、選ぶべき学校は『できるだけ汎用的に学べるところ』にすることを強くオススメします。
では、何をもって“汎用的”と言えるのか。
そのポイントをここから解説していきます。
カリキュラムの内容
整体スクールには、さまざまなコースが存在します。
それだけに学校によって教えてくれる内容は様々なので、事前に講義内容をしっかり確認しましょう。
リラクゼーションやマッサージセラピスト、カイロプラクター、リフレクソロジストなど、学べる整体術も数多くあるので、カリキュラムの内容と自分の学びたい技術を踏まえたスクール選びが重要です。
あまりないとは思いますが、人体の構造の基本、「解剖学」や内臓の働き、分泌物などを学ぶ「生理学」をあまり重視していない学校はオススメしません。
整体師として実際に患者さんに施術をするようになった時に、施術後にお客様から体の不調や痛みが出てしまったというトラブルにならない為にも、人体の基礎は押さえておきたいところです。
どの資格を目指すのか、目指している職業に就くための勉強ができるのかをよくチェックした上で、選ぶ際の参考にしましょう。
どれくらいの費用がかかるか
整体学校の選び方でネックとなるのが費用です。
整体師という資格は、人間の身体の不調や疲れにアプローチしていくものなので、当然ながらある程度の期間は学習と実践を行うことが必要です。
そのため、正直言うと費用が「安すぎる」学校は不確実な受講内容であることが多く、推奨いたしかねます。
中には、数時間、数週間で「整体師の認定コース」が取れます!などの広告もあるようですが、最低でも3ヶ月〜6ヶ月で250〜300時間以上の講義を受けられる学校を選ぶことをオススメします。
費用相場としては、60万〜120万円以上とカリキュラムによって幅があります。
費用はできるだけ抑えたいものの、安いor高いだけで選ばずに、充実した環境で費用に合った技術やサポートを受けられるか、就職や独立・開業などのアフターケアがしっかりしているかも加味して検討しましょう。