由布院温泉や黒川温泉をはじめとする、九州各地にある温泉の中で、トリップノートの4万人の旅行好きトラベラー会員(2019年7月現在)が実際に行った九州の人気温泉ランキングをご紹介します!
1位:由布院温泉(大分県)
由布岳のふもとに広がる温泉郷。温泉街では藁葺き屋根の建物と現代の建物がよくマッチしており、また由布岳のふもとならではの豊かな自然と洗練された施設がミックスしています。メインストリートの「湯の坪街道」にはお洒落なカフェや雑貨屋さんなどが並び、散策するだけでも楽しい気分に。地元の人たちと触れ合える共同浴場のほか、手湯や足湯もあるので、散策で疲れたらぜひ立ち寄ってみてください。
2位:黒川温泉(熊本県)
2009年版『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』で二つ星を獲得した温泉地。標高700メートルの田の原川渓谷の両側に旅館が並ぶ、小さな温泉地ながらも情緒を感じる街並みが魅力です。各旅館の風情あふれる露天風呂3ヶ所に入浴できる「入湯手形」が人気です。
3位:別府温泉(大分県)
別府は、源泉数・湧出量ともに日本一を誇る温泉地。別府温泉というのは、市内各地に数百もある温泉の総称で、それらは別府八湯(はっとう)と呼ばれる8箇所の温泉郷が中心となっています。そんな多数の温泉地を有する別府温泉では、砂湯や地獄めぐりなど、単純にお風呂に入って疲れを癒すだけではない別府ならではの温泉が楽しめます。
4位:指宿温泉(鹿児島県)
温泉で暖められた砂の中に身体を埋める形で入浴する、珍しい「砂むし風呂」が人気の温泉。錦江湾に面する温泉地で、温泉街の背後には指宿のシンボル的存在である開聞岳がそびえています。指宿温泉のお湯の泉質は無色透明の塩化物泉で、高い保温効果が特徴です。
5位:霧島温泉郷(鹿児島県)
大小20以上からなる、霧島火山地帯に湧出する温泉群の総称。少し場所が離れるだけで、泉質・効能が違う様々な温泉を楽しむ事ができます。タオル片手に温泉を巡り、いろいろな温泉の入り比べも楽しいです。
6位:杖立温泉(熊本県)
大分県と熊本県の県境・熊本県阿蘇郡小国町にある、川の両岸に並ぶ小さな温泉街です。昭和の初めには「九州の奥座敷」といわれて賑わっていました。現在は当時の賑わいこそないものの、昔の名残をそのまま残し、ゆっくりと静かに味わえる温泉として、ファンを増やしています。そしてもう一つのポイントは、「蒸し場」。温泉の蒸気で卵や芋、野菜などを蒸すことができる調理場で、24時間誰でも無料で利用できます。
7位:鉄輪温泉(大分県)
別府八湯のうちの一つ。街のいたるところで白い湯けむりが立ち上がる様子は、国の重要文化的景観にも選ばれており、別府八湯のなかでも最も温泉地らしい光景が広がります。また別府八湯でもっとも温泉源が集中し、別府観光の定番”別府地獄めぐり”の8つの地獄のうち、6つが鉄輪温泉にあります。鉄輪温泉グルメとして、温泉の噴気を利用して食材を蒸す”地獄蒸し”が人気。
8位:嬉野温泉(佐賀県)
島根県の斐乃上(ひのかみ)温泉、栃木県の喜連川(きつれがわ)温泉と並ぶ「日本三大美肌の湯」として有名な佐賀県の嬉野温泉。温泉の泉質はナトリウムが多く含まれる重曹泉で無臭で、ぬめりがあります。この泉質が肌にまとわりつき、角質化した皮膚をしっとりなめらかにします。体の芯までしっかり温まれば肌がほぐれるのと同時に、みずみずしい美肌になるといわれています。30数軒の旅館が温泉街に立ち並んでおり、ツルっとした「美肌の湯」を堪能できます。