その一方で、ファンたちの間では本作の公開前から、トム・クルーズが別世界(別次元)のアイアンマンを演じるのではないかという説が浮上。また、第2弾の予告編が公開された際、スカーレット・ウィッチが闘っている相手はトムなのではないか?とのウワサもあがったこともあり、トムの出演説は一定の支持を集めていた。
米Rolling Stone誌のインタビューに応じたマイケル・ウォルドロンは、ファンたちの間で話題となったトムの出演説について「ああ、あれは完全なるでっちあげだよ。つまり、トム・クルーズのカット映像はないんだ」「だけど、僕はトム・クルーズが大好きで、ケヴィン(※)にあるとき、トム・クルーズにアイアンマン役で出させてみませんか?って言ったんだ。昔、Ain't It Cool News(エンタメサイト)でトム・クルーズがアイアンマンになるっていう記事を覚えていてね」と自身は乗り気だったことを告白。しかし、マーベル側は誰一人としてトムのスケジュールを確認しなかったという。
※ケヴィン・ファイギ…マーベル・スタジオの社長
なお、アイアンマン役で世界中にその名をとどろかせたロバート・ダウニー・Jr.だが、実は彼がキャスティングされる前、アイアンマン役として白羽の矢が立っていたのは、トムであった。しかしながら、トムはアイアンマンを演じることを辞退。トムはその後、同役を断った理由について、ウェブサイト「IGN」に対し、「うまくいくような気がしなかった」と答えている。
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