自分の「守護龍」を見つけ、覚醒させることが「幸せ」への近道である――。古今東西、さまざまな占いやスピリチュアル関連の本がありますが、そのなかでも今、話題を呼んでいる“龍トレ本”が『幸せを運ぶ10の龍の育て方』。自分のなかの「龍」とは何か、「龍を育てる」とは一体どういうことなのか。そして気になる恋愛運や仕事運について、著者である占い師・Love Me Doさんに聞いてきました。

そもそも「龍」は人間にとって身近な存在である

――まず最初に、本書のポイントでもある「龍」について説明いただけますか?

「龍」と聞くと、なにか大げさなものに感じてしまう人も多いかもしれませんが、実はみなさんの生活や身の回りにとても近い存在なんです。多くの神社には龍が祀られていますし、『ドラゴンボール』や『ドラゴンクエスト』『龍が如く』といった大ヒットしたエンタメ作品にも使われている。それは人が「龍」というものにDNAレベルで反応するからであり、すなわち私たち一人一人のなかに「守護龍」として存在し、性格や行動に影響を与えていることを意味するのです。

――「守護龍」についてもう少し詳しく教えてください。

もともとは1匹の龍なのですが、特性別に「開の龍」「結の龍」「伝の龍」「灯の龍」「舞の龍」「救の龍」「闘の龍」「奏の龍」「祈の龍」「知の龍」の10匹に分類することができます。それぞれが特徴を持っており、その人を形成しているといっても過言ではありません。なので、まずは自分のなかで最も強いエネルギーを秘めている「龍」が何であるのかを知る必要があります。  ※自身の守護霊を知りたい方は、本書をチェックしてみて下さい。

自分の「龍」を感じて生きるのと、感じずに生きるのとでは、人生は大きく違っていきますし、手相を通じて残りの9匹の「龍」をどう“覚醒”させるかも大事になります。状況に応じて違う龍をどう使い分けていくか、その意識を常に持って欲しいですね。

――『幸せを運ぶ10の龍の育て方』では、それぞれの龍がまとう「オーラ」や「龍星期」なども紹介されています。

自分の龍がまとうオーラは大きく分けて「大地」「月」「火」「風」「太陽」「海」の6種類に分類されており、気をつけるべき年や時期など“時間の流れ”を教えてくれます。「龍星期」は“ドラゴンインパクト”といって、その人の人生にとって良くも悪くも印象に残る出来事が起こる期間を示しています。ただ、どんなことが起きるかは、それまで自分がどういう行いをしてきたかによります。つまり、昇り龍になるか下り龍になるかはあなた次第ということ。こうしたさまざまな要素が複合的に重なり合い、その人の運命を形づくっていると言えるのです。

2021年は「新しい人間関係」を構築する年

自分の「守護龍」を見つけることが「幸せ」につながる 占い師・Love Me Doインタビュー
(画像=『女子SPA!』より引用)

――昨年から続く新型コロナウイルスの問題もありますが、2021年はどんな年になりそうですか。

これまで辛かった人たちが輝く年になります。地道にコツコツやってきた人たちが、今年のために頑張ってきたんだと実感し、報われる機会が訪れます。また、悩まされてきた人間関係から解き放たれる年でもあります。その際、大事になるのが誰と引き続き繋がって、誰と離れるか。「情」を持つ・捨てるという判断力の高い人が成功するでしょう。そのなかで新しい人間関係の構築スタイルに慣れていく必要があると思います。