明治時代から続く日光の老舗氷室、「松月氷室(しょうげつひむろ)」。当時とほとんど変わらない作り方で、今も自然と向き合い、厳寒の中で美しく澄んだ天然氷を切り出し、そのピュアな味わいを私たちに一年中届けてくれます。日光に旅したら是非食べてみたい、むしろその口溶けを求めてわざわざ日光を訪れたい、「松月氷室」の天然氷ならではの至高のかき氷を食べられる、おすすめ5軒をお届けします。

<日光の天然氷のかき氷>

1 日光茶屋

純朴な氷の味を引き立てるのは、シンプルな自家製シロップ

ふんわり、ヒンヤリ。日光「松月氷室」が作る天然氷の、至福のかき氷5選
(画像=梅酢 800円 (右)手作り甘露 700円、『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

東武日光駅から徒歩約1分、駅から世界遺産「日光の社寺」まで続くかき氷激戦区でも屈指のロケーションにある店。「日光の天然氷」という最高の素材を活かすため、店が一番こだわっているのが削り方です。温度や湿度にまで気を配りながらゆっくりゆっくり、羽毛のようにふんわりとした氷を削り出していくのはまさに職人技。氷の状態に合わせ、削り途中で刃の角度を微調整することもあります。

氷そのもののおいしさを味わうにはこれが一番と、遠方からのリピーター客にも支持されているのが写真右の「手作り甘露」。氷砂糖を煮詰めただけのシンプルを極めた甘露シロップは、雑味のない純粋な天然氷の最高の引き立て役です。写真左の「梅酢」は1年間熟成させたまろやかな自家製シロップと漬けた梅が丸ごと楽しめる、さっぱりと夏向きのメニュー。もとはところてんにかけて提供していた梅酢を、スタッフがたまたまかき氷にかけてみたことから誕生した一品で、今では店の看板メニューになっています。

ふんわり、ヒンヤリ。日光「松月氷室」が作る天然氷の、至福のかき氷5選
(画像=なつおとめイチゴ 800円なつおとめイチゴ 800円、『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

運ばれてきたかき氷は、まずは一秒でも早く口に含み、繊細で軽やかな氷の口溶けを楽しむのがおすすめです。その後、別添えのソースをかけると、ひと味ちがった食感が広がります。
いちご好きにはたまらないのが、地元でとれる「なつおとめ」を丁寧に砂糖漬けして作った「なつおとめイチゴ」。自然でやさしい色合いのシロップは、甘味と酸味のバランスが絶妙。漬け込んで味が凝縮されたいちごの実と、赤く熟したフレッシュいちごがトッピングされています。

ふんわり、ヒンヤリ。日光「松月氷室」が作る天然氷の、至福のかき氷5選
(画像=手間と時間を惜しまず、丁寧に作られる自家製シロップ、『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

「なつおとめイチゴ」で使うシロップは全て店の一角で作り、保存している自家製。いちご1kgと砂糖1kgを合わせて2週間漬け込み、やっと10人前分のシロップが出来上がります。砂糖が溶けてからは毎日50回以上かき混ぜ、空気を入れて腐敗を防ぎながら、大切に作られています。

ご当地サポーターコメント
別添えのシロップは、甘すぎず、さっぱりしていておいしいです!自分でシロップの量を調節できるのも嬉しいですね。

ふんわり、ヒンヤリ。日光「松月氷室」が作る天然氷の、至福のかき氷5選
(画像=中庭へと風が通り抜ける、涼しい店内、『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

もとは「日光東照宮」の敷地内で営業していましたが、2013年に日光駅至近に移転。ゆっくりとかき氷を食べられるスペースと環境が整ったことで、かき氷に力を入れるようになりました。夏場の繁忙期は奥に見える中庭も開放。中庭はペット同伴も可能です。

ふんわり、ヒンヤリ。日光「松月氷室」が作る天然氷の、至福のかき氷5選
(画像=『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

日光茶屋

栃木県日光市松原町253
東武日光駅より徒歩1分
9:00~16:00
無休
0288-53-2207
駐車場:無料(3台)

2 きものつゞれ屋 cafe千両茶屋

スイーツ感覚で味わう、パウダースノーみたいなかき氷

ふんわり、ヒンヤリ。日光「松月氷室」が作る天然氷の、至福のかき氷5選
(画像=やきいもの付いた和風黒蜜きなこかき氷 800円、『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

JR・東武日光駅から西へ徒歩約10分、創業50年になるレンタル着物屋さんが営む「café 千両茶屋」。アイデアマンのオーナーが、着物の他にも日光の観光業に役立てることをしたいとの思いでオープンした店です。

メイン商品は糖度47%を誇る、スイーツのような焼き芋。その焼き芋と相性のいいかき氷を、と考案したのが「松月氷室」の天然氷を使った「和風黒蜜きなこかき氷」です。粉雪のようなかき氷が、香ばしいきなこでふんわりと覆われ、上からはとろみのある黒蜜がたっぷり。食べ進めると中から白玉が出てくるサプライズもあり、ひんやりクールな和菓子感覚で楽しめます。ねっとりと甘みのある焼き芋と交互に食べれば、大満足間違いなしの一品です。

ご当地サポーターコメント
丸いフォルムが可愛い、オリジナリティに溢れたかき氷です。「紅天使」を使用した焼き芋はテイクアウトできます。

ふんわり、ヒンヤリ。日光「松月氷室」が作る天然氷の、至福のかき氷5選
(画像=濃厚スイーツヨーグルトの付いたマンゴーかき氷 800円、『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

こちらはフルーティでさっぱりした酸味が魅力のマンゴー味。綿帽子のようなかき氷に、氷砂糖から作ったシロップをかけ、さらにマンゴーピューレを全面にかけ回した贅沢さ。氷の中にはカットマンゴーが入っていて、食感の違いも楽しめます。添えてあるのはクリーミーでまったりと濃厚なヨーグルト。お口直しに食べたり、かき氷にプラスしてミルキーな風味にするのもおすすめです。

ふんわり、ヒンヤリ。日光「松月氷室」が作る天然氷の、至福のかき氷5選
(画像=パウダースノーのようなさらさらのかき氷、『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

きめ細かくさらさらの粉雪のようなかき氷が「café 千両茶屋」流。その秘訣は冷凍庫から出したカチンコチンの天然氷を即、削る手法にあります。冷凍庫から出したての氷塊はうまく削らないと割れてしまうこともあるため、熟練した技術が必要。ゆっくり時間をかけ、こんもりと降り積もったふわふわのかき氷は、はかなくも美しい味の記憶となってくれます。

ふんわり、ヒンヤリ。日光「松月氷室」が作る天然氷の、至福のかき氷5選
(画像=落ち着いた和風テイストの店内、『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

土産物屋などが建ち並ぶ「日本ロマンチック街道」沿いにある店。世界遺産になっている日光の二社一寺からも徒歩約15分の距離なので、お参りや見学の前後に散策がてら立ち寄りやすいロケーションです。

ふんわり、ヒンヤリ。日光「松月氷室」が作る天然氷の、至福のかき氷5選
(画像=『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

きものつゞれ屋 cafe千両茶屋

栃木県日光市御幸町601-3
東武日光駅より徒歩約10分
10:00~17:00
不定休
0288-53-2208
駐車場:無料

3 湯沢屋茶寮

6種のソースから自由に選んで、自分好みのかき氷を堪能

ふんわり、ヒンヤリ。日光「松月氷室」が作る天然氷の、至福のかき氷5選
(画像=日光天然氷のかき氷 ソース2~6種 850~1,450円(ソースが1種増えるごとにプラス150円) ※トッピングはソフトクリーム 250円 こしあん 150円、『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

日光の二社一寺から歩いて約10分にある「湯沢屋」は、約200年前の1804年(文化元年)から続く老舗和菓子店。名物の「酒まんじゅう」を販売する店舗隣の茶寮では、和の魅力をふんだんに取り入れたかき氷がいただけます。

天然氷の山盛りかき氷は、2~6種の別添えソースを好みでチョイスするスタイル。ソースの原料には特にこだわり、抹茶は宇治産の高級抹茶、いちごは栃木産のスカイベリー、黒蜜は波照間産の黒糖など、厳選素材を使用しています。6種全てを頼んだ場合、かき氷を1杯お代わりできるうれしいサービスも。さらに豆乳ソフトクリームや、こしあんのトッピングもオーダー可能です。

ふんわり、ヒンヤリ。日光「松月氷室」が作る天然氷の、至福のかき氷5選
(画像=あん・抹茶・練乳の3種掛け 1,000円、『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

おすすめは、さらりと洗練された舌触りのこしあんソースと、上品な香り高い抹茶ソース、コクと風味が豊かな北海道産練乳ソースのトリプル掛け。ふんわり高々と盛られたかき氷にかけると、まさに日本の夏の風物詩という絵になる逸品です。氷は時間をかけて繊細に削り出され、口の中で存在を感じるのはほんの一瞬。幻のようにすぐに消えてなくなり、爽やかな涼味の余韻を残してくれます。

ご当地サポーターコメント
小豆の味そのものを楽しめる餡は、抹茶シロップと甘い練乳によく合います。
湯沢屋名物の酒まんじゅうはお土産にも人気です。

ふんわり、ヒンヤリ。日光「松月氷室」が作る天然氷の、至福のかき氷5選
(画像=散策途中にふらりと立ち寄りやすいオープンな店、『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

「湯沢屋」創業200年を記念して、2004年に開店した茶寮スペース。和風の店内には和太鼓なども置かれ、風情満点のひとときが楽しめます。

ふんわり、ヒンヤリ。日光「松月氷室」が作る天然氷の、至福のかき氷5選
(画像=『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

湯沢屋茶寮

栃木県日光市下鉢石町946
東武日光駅から徒歩約15分
10:00~16:00(L.O.)
不定休
0288-54-0038
駐車場:無料

4 松月氷室 本店

氷室直営のかき氷は、バラエティに富んで大人も子どももワクワク

ふんわり、ヒンヤリ。日光「松月氷室」が作る天然氷の、至福のかき氷5選
(画像=ストロベリーショコラホイップ 800円、『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

栃木県今市市の市街地にある「松月氷室 本店」は、遠方からもわざわざ訪れる観光客で季節問わず大賑わいの超有名店。氷室直営のため、一年中天然氷のかき氷が味わえます。現在のようなかき氷を提供するようになったのは30年ほど前、4代目になる吉新昌夫さんが当主になってから。氷を引き立てるオリジナルのみつの開発や、地元産のいちごはもちろん、厳選した高級メロンやマンゴーなどを全国から取り寄せて斬新なメニューを生み出し、日々「松月氷室」のかき氷は進化してきました。

人気が高いのは地元産いちごをふんだんに使ったメニュー。中でも甘党にはたまらないと評判なのが、ショコラホイップ×チョコソース×フレッシュないちごソースのトリプル仕立ての「ストロベリーショコラホイップ」です。軽やかなホイップと繊細なかき氷は瞬く間に口の中で溶け、ストロベリーソースの鮮度抜群の酸味が程よいアクセントになっています。フレッシュソースたっぷりの「生いちごプレミアム」もおすすめです。

ふんわり、ヒンヤリ。日光「松月氷室」が作る天然氷の、至福のかき氷5選
(画像=メロメロメロン 時価(1,000~1,400円)、『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

アールスメロンなど高級メロンを丸のまま半分使い、ジューシーな果肉とオリジナルのメロンシロップがけかき氷を合わせて贅沢にいただくのが、名物の「メロメロメロン」。練乳と炭酸水が付いてくるのがユニークです。甘い練乳メロン風味を楽しんだら、最後にはくりぬいた半玉メロンの器に炭酸水をプラス。器の果肉をこそげながら心ゆくまでメロンの旨味を堪能できる、心憎い仕掛けです。

ご当地サポーターコメント
メロンは半玉使われているのでボリュームがあり、この贅沢感がたまりません。整理券の行列必至ですが、待っても食べる価値ありです!

ふんわり、ヒンヤリ。日光「松月氷室」が作る天然氷の、至福のかき氷5選
(画像=濁りのない、クリスタルガラスのように美しい天然氷、『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

クセや雑味がなく、透明感のある味わいの天然氷は、日光連山の清らかな湧水と厳しい冬の寒さが生み出した、大自然からのいただきもの。昔ながらの作り方を守り、丁寧にケアしながら密度と透明度を高く仕上げた純朴な氷を愛でながら、おいしいことはもちろん、ワクワクした気分で楽しく食べられる創意工夫が、「松月氷室」のかき氷には満ちています。

ふんわり、ヒンヤリ。日光「松月氷室」が作る天然氷の、至福のかき氷5選
(画像=『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

松月氷室 本店

栃木県日光市今市379
JR今市駅から徒歩約6分、東武下今市駅から徒歩約9分
11:00~18:00(L.O.17:30) ※冬季短縮営業有り
定休日:月曜(祝日の場合は翌日)
0288-21-0162
駐車場:無料

5 松月氷室 大谷橋店

味も見た目も抜群! わざわざ食べに行きたいフォトジェニックなかき氷

ふんわり、ヒンヤリ。日光「松月氷室」が作る天然氷の、至福のかき氷5選
(画像=生キウイヨーグルト 800円、『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

「松月氷室 本店」から車で約5分のところにある、「松月氷室 大谷橋店」。本店とは一部メニューが異なり、こちらの新メニューとして人気を博しているのが「生キウイヨーグルト」です。トロリとかかったグリーンキウイのピューレは全て手作り。果肉感たっぷりで、黒いツブツブの程よい歯応えが印象的です。やわらかくて甘いゴールデンキウイがトッピングされ、2種のキウイの魅力を満喫できます。食べ進む中でミルクヨーグルトソースをかけると、マイルドな酸味とクリーミーな食感への変化が楽しめます。

ふんわり、ヒンヤリ。日光「松月氷室」が作る天然氷の、至福のかき氷5選
(画像=昔ながらのシロップ レインボー 400円、『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

「松月氷室」では、いちご、レモン、ブルーハワイやみぞれなど、昔から変わらない定番シロップのかき氷もあります。「子どもは好きですよね、シロップ味(笑)。かき氷って子どもが大人を引っ張って食べに来てくれるものなので、子どもの好きなメニューは大事にしています」と4代目の吉新昌夫さん。好みでミルクやあずき、白玉5個をトッピングすることもできます(別料金)。「幼い頃に松月氷室っていう店でかき氷を食べたなあ、という楽しい記憶を作ってもらって、大人になったときにまた子どもと来てくれたら嬉しいですね」。

かき氷は、単に氷を削ったものを食べるだけではない。おいしくてキラキラした記憶を未来へとつないでいく。そんな夢が「松月氷室」の白いフワフワのかき氷には込められているのです。

ご当地サポーターコメント
こちらもメニューが豊富なので「次に来た時は何にしようかな」と、また来る楽しみが増えます。大谷橋店では、クレープ(夏季休止)もいただけます。

ふんわり、ヒンヤリ。日光「松月氷室」が作る天然氷の、至福のかき氷5選
(画像=『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

松月氷室 大谷橋店

栃木県日光市今市1527
東武上今市駅から徒歩約8分
11:00~17:30(L.O.17:00)
定休日:月曜(祝日の場合は翌日)
080-7840-8719
駐車場:無料

<栃木旅行を充実させる個性豊かな温泉宿>

観光を楽しんた後は、温泉宿でくつろぎのひとときはいかがでしょうか。星野リゾートの温泉ブランド「界」は、栃木県内で3軒の旅館を運営しています。里山の風情豊かな「界 川治」、とちぎ民藝を散りばめた「界 鬼怒川」、中禅寺湖の絶景を望む「界 日光」。ぜひお気に入りの宿をみつけてください。

▼最高水準のコロナ対策宣言
星野リゾート 界では、皆様により安心してお過ごしいただけるよう、「衛生管理」と「3密回避」の2つの対策軸を掲げ、全施設において従来のサービスを進化させたコロナ対策を実施しています。


6 界 川治

渓流沿いの露天風呂に浸かり、里山の知恵を体験する

ふんわり、ヒンヤリ。日光「松月氷室」が作る天然氷の、至福のかき氷5選
(画像=「里山工房」では大豆を石臼を挽くきなこ作り(無料)や、和紙の手漉き体験(無料)が楽しめる、『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

都内から電車で2時間半、川治温泉郷にある里山風情ただよう温泉旅館です。男女各2か所の露天風呂では渓流のせせらぎの音を聞きながら、贅沢な湯浴みを堪能できます。
「界 川治」では里山の日常生活に根付いた知恵を楽しめます。敷地内には水車小屋があり、仕組みを見学できます。館内では、石臼で挽くきな粉づくり(無料)や紙漉き(無料)などの体験も。客室は、栃木県鹿沼地方で栽培されている麻を使用した「野州麻紙の間」をご用意。麻紙の温もりに包まれた空間でくつろぎのひとときを過ごせます。
お食事は、猪肉のジビエ料理など、里山を感じさせる会席料理をお楽しみください。

ふんわり、ヒンヤリ。日光「松月氷室」が作る天然氷の、至福のかき氷5選
(画像=『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

界 川治

栃木県日光市川治温泉川治22
東武川治湯元駅から徒歩13分
0570-073-011(界予約センター)
駐車場:あり

7 界 鬼怒川

モダンな温泉宿で、とちぎ民藝に親しむ

ふんわり、ヒンヤリ。日光「松月氷室」が作る天然氷の、至福のかき氷5選
(画像=毎晩開催の「益子焼ナイト」(無料)では、「益子焼マイスター」が器の楽しみ方を楽しく紹介、『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

鬼怒川温泉駅から車で約5分。鬼怒川渓流に面した小高い丘の上に佇む温泉旅館です。スロープカーで辿り着くエントランスホールには、益子焼でできた水琴窟からの柔らかく澄んだ音がこだまします。館内のいたるところで、栃木の伝統工芸品「益子焼」「黒羽藍染」「大谷石」が使われており、民藝に縁の深い土地ならではのおもてなしが感じられます。
中庭に面した露天風呂では、四季折々の美しい景色を眺めながら湯浴みを楽しめます。客室は、全室が「とちぎ民藝の間」となっており、伝統工芸を散りばめた空間でくつろぎのひとときを過ごせます。
お食事は、約800℃に熱した焼き石を使ってお客様の目の前で料理を仕上げる「龍神会席」をご用意。ダイナミックな味わいをご堪能ください。

ふんわり、ヒンヤリ。日光「松月氷室」が作る天然氷の、至福のかき氷5選
(画像=『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

界 鬼怒川

栃木県日光市鬼怒川温泉滝308
JR・東武鬼怒川温泉駅から車で約5分
0570-073-011(界予約センター)
駐車場:あり

8 界 日光

中禅寺湖の絶景を望む温泉で、日光の文化に触れる

ふんわり、ヒンヤリ。日光「松月氷室」が作る天然氷の、至福のかき氷5選
(画像=客室は全室が60㎡以上のゆとりのある贅沢な造り。ほぼ全ての部屋から中禅寺湖と男体山を望むことができる、『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

日光駅からバスで約40分。奥日光の入り口に位置し、中禅寺湖のほとりに佇む温泉旅館。中禅寺湖は標高約1,300mと日本一標高の高い湖として知られ、夏でも約 20℃と過ごしやすいことから、避暑地として親しまれてきました。
界 日光は3,000坪の敷地に33室だけのゆとりある贅を尽くした造り。日光東照宮をはじめとする社寺を中心に発展した建具「鹿沼組子」を客室やロビーに取り入れています。温泉は、アルカリ性の単純泉。体に優しく、長湯をしても疲れにくいので、何度も温泉を楽しめます。お食事は「日光湯波」を華やかな日光彫の器に盛り付けた会席料理をお召し上がりいただけます。
滞在を通じて、美しい景観を楽しみながら、日光の地が育んだ雅で華やかな文化に触れることができます。

ふんわり、ヒンヤリ。日光「松月氷室」が作る天然氷の、至福のかき氷5選
(画像=『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

界 日光

栃木県日光市中宮祠2482-1
JR・東武日光駅からバス乗車約40分「中禅寺温泉」下車、徒歩約10分
TEL:0570-073-011(界予約センター)
駐車場:あり

※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。

記事公開:2018/07/06

提供・星野リゾート みちくさガイド

【こちらの記事も読まれています】
雨が降っても楽しめる。箱根のおすすめ観光スポット5選
アートとクラフト、美食を巡る金沢の女子旅
大町エリアでお土産選びにおすすめの店5選。ご当地グルメから民芸品まで
旭川エリアで地元の方々がおすすめする穴場のランチスポット5選
神話伝説が息づく、霧島市の気候と服装を知っておこう!