東京都墨田区押上にある高木神社は、別名「おむすび神社」とも呼ばれています。その名の通り、境内はおむすびでいっぱいで、あちらこちらに可愛いおむすびが隠れていて、とても癒されます♪今回は、大人もついついおむすび探しに夢中になってしまう「高木神社」についてご紹介していきます!
高木神社について
高木神社の歴史は長く、応仁2年(1468年)、室町時代の創祀と伝えられています。
古くは「第六天社(だいろくてんしゃ)」と呼ばれていたそうですが、明治時代初期の神仏分離の制度で社名を改めることに。
御祭神が「高木の神」とも呼ばれている高皇産靈神(タカミムスビノカミ)であることから、現在の「高木神社」という社名になったそうです。
高皇産靈神の御神徳は「万物生成」「心願成就」「交渉・相談事がまとまる」などで、産靈(うぶひ)には「生産」や「生成」をあらわす意味もあり、男女の「むすび」を象徴する神とも考えられています。
そんな高木神社の境内はおむすびでいっぱい。
「高皇産靈神(タカミムスビノカミ)」→「むすびの神様」→「おむすび」→「おむすび神社」となったといわれています。
境内がおむすびで彩られた、ちょっと珍しい高木神社は一体どんな様子なのか、さっそく見ていきましょう♪
高木神社へ行こう!
今回ご紹介する「おむすび神社」こと「高木神社」は、東京都墨田区押上2丁目にあります。
最寄り駅は東武スカイツリーラインの曳舟駅で、徒歩5分ほどでアクセスできます。
そのほか、都営浅草線や半蔵門線の押上駅からも徒歩7分ほどでアクセスでき、気軽に参拝しやすい便利な立地です。
鳥居をくぐるとすぐ正面に拝殿があるのでまずは参拝し、その後にじっくりと境内に隠れたおむすびを探しましょう!
境内はおむすびでいっぱい!隠れおむすびを探そう
ではさっそく、おむすびがいっぱいの境内の様子を細かくみていきましょう。まずは鳥居をくぐってすぐ横の石灯籠にご注目!
これでもかというほど、おむすびがいっぱい飾り付けられていて驚きです!
石灯籠のすぐ横にある手水舎も忘れずにチェックしてみましょう。
新型コロナウィルス感染症の影響で利用できなくなっていましたが、「もしかして…」と思って覗いてみると、やはりこちらにもおむすびが!
更に境内の奥へと進んでいくと、おむすびの形をした絵馬掛けや絵馬、結び石などがあり、とにかくおむすびでいっぱい!
狛犬の尻尾や木の隙間、ベンチなど、あらゆるところにおむすびが装飾されていて、まるで宝探しをしているかのような楽しい気分を味わえます。
ご紹介したところ以外にも、まだまだおむすびが隠されているので、ぜひじっくりと境内を見てみて下さいね♪