世界遺産に登録され、世界中からも人気のある白川郷。奥地にあるため、アクセスが悪いのが難点です。しかし小さい集落なので、1日でも充分に堪能できます。今回は金沢発の現地ツアーを利用することで、都内から日帰りで白川郷を楽しむ弾丸旅をご紹介します。
白川郷とは?
白川郷とは、岐阜県の大自然に囲まれた集落です。1995年にユネスコの世界遺産に登録された「合掌造り集落」が有名で、世界中からも人気の観光地となっています。今回は、その白川郷を都内から日帰りで楽しむモデルコースをご紹介します。
6:00 東京駅発
東京駅発の新幹線で金沢へ向かいます。まだ夜明けすぐで、周辺は暗いです。
8:45 金沢駅着
金沢駅に到着。バスの時間まで、駅周辺のフォトスポットを楽しみましょう。
9:30 白川郷行きバスに乗車
金沢駅から白川郷までは、バスツアーで向かいます。いくつかのバスツアーが運行しており、今回はホワイトリング社の運行する日帰りバスツアーに参加しました。
白川郷までの道のりで、ガイドが白川郷のおすすめを紹介してくれます。限られた散策時間の有効な使い方やフォトスポットの紹介もあり、到着が大変楽しみになります。
10:45 荻町城跡 展望台着
金沢駅を出発して、1時間ほどで白川村に到着します。バスはまずそのまま白川村を直進し、「荻町城跡 展望台」に到着。荻町城跡は中世の山城跡で、現在は石組を残すのみですが、眼下に白川郷合掌造り集落が広がる絶景を見ることができます。
この旅のハイライトと言ってもよい、人気の撮影ポイントです。
11:10 白川郷 自由散策
白川郷まで降りると、ランチまで自由散策となります。1時間強の限られた時間ですので、事前に行く場所を決めておく事をオススメします。以下に人気の観光スポットをご紹介します。
①王道のフォトスポット:三つ子の合掌造り
パンフレットなどにもよく使われている三つ子の合掌造りが見られるフォトスポットです。メインストリートから外れているため、穴場スポットになっています。
②和田家・神田家・長瀬家
集落には80棟ありますが、資料館として見学できるのは3棟。それぞれで入場料がかかります。3棟中の構造はほとんど一緒なので、1棟だけでも充分楽しめます。
③明善寺
白川郷集落にある真宗大谷派の寺院。全国でも珍しい、合掌造りの鐘楼門があります。こちらも人気のフォトスポットです。
④食べ歩きグルメ
村の中にいくつかフードスタンドがあるので、散策中の小腹を満たすのも良いでしょう。おすすめは飛騨牛のにぎりです。3種類の握りを食べ比べできます。他にもどぶろくアイス、五平餅、飛騨牛串などが人気です。
12:45 ランチ&自由散策
ランチは、白水園という合掌造りの食事処で頂きます。飛騨牛を石焼きで頂きます。
ランチ後、バスの出発時間までは自由時間なので、早めに食べ終えてお土産を買いにいきましょう。ガイドおすすめの白川郷限定のお土産をご紹介します。
①紫蘇もなか
合掌造りの形をしたモナカの中に、紫蘇の風味のあんこが入ったお菓子です。