アラブ首長国連邦の内陸に位置するアル・アインは、砂漠のオアシス都市です。アラビア語で「泉」を意味する都市名の「アル・アイン」は、紀元前より泉が湧いており、砂漠に住む人々の拠り所でした。
砂漠のオアシス都市Al Ain(アル・アイン)
アラブ首長国連邦の内陸に位置するアル・アインは、超高層ビルの林立する湾岸地域と違い、低層の建物の並ぶ砂漠のオアシス都市です。アラビア語で「泉」を意味する都市名の「アル・アイン」は、紀元前より泉が湧き、文字通り砂漠のオアシスでした。
またアラブ首長国連邦は、7つの首長国の集合体ですが、初めにまとめたのはここアル・アインの首長だったため、未だに威厳があるようです。
今回は、アル・アインの街のみどころをご紹介します。
カスルアルムワイジ/Qasr Al Muwaji(世界遺産)
カスルアルムワイジは、アラブ首長国連邦の大統領であるシェイク・ハリファ・ビン・ザイード・アル・ナヒャンの生誕地です。
100年の歴史を持つこの砦は、復元されて博物館になっています。これらアル・アインの遺跡群は、アラブ首長国連邦最初にして唯一の世界遺産に登録されています。
AL Jahili fort
アラブ首長国連邦における一番大きな砦で、こちらも百年の歴史があります。
併設の博物館には、一昔前のベドウィン(アラブの遊牧民)の生活を捉えた写真が展示されています。
昔のカンドゥーラ(民族衣装)を着たベドウィンが素敵です。
砂漠を転々としながら生きる人々のちょっとした生活と暮らしや背景が見えますね。火を焚いてスープを作る子供は、お腹に銃弾を巻いています。砂漠の過酷な生活が垣間見えます。
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