思いがけず犯罪に巻き込まれそうになったことはありませんか? 今回はそんな危険を感じたエピソードについてfuelle編集部が取材しました。

デスクの引き出しにあった現金がなくなっていると言われ...

2006年の8月、13時くらいの出来事でした。当時僕は、オフィスの空気環境調査の仕事をしていました。 空気中の微粒子測定などを検査する仕事なので、土日のオフィスに人がいない日なども立ち入る事がありました。 その当時、顧客となっていた会社のオフィスに3人で検査に行きました。何回か入っていて、立ち会う人も顔なじみだったので、作業を任せて担当者が席を外すこともありました。 無事作業が終わりその日は会社へ帰社したのですが、次の日になると顧客先の会社から電話があり、オフィス内のデスクの引き出しにあった現金がなくなっていると連絡を受け、警察を呼んだみたいだったのです。状況から考え、作業に立ち入った僕らにも警察から事情聴取を受ける事になりました。

個別に事情聴取を受けた僕らは、指紋も採取されその日は返されましたが、数日後、現金がなくなったデスクからある指紋が検出されたのですが、 その指紋が僕ら作業員のうちの一人の指紋だったことが分かり、その人が再び警察に呼ばれ事情を聴かれる事になりました。