人気歌手バッド・バニーこと、ベニート・アントニオ・マルティネス・オカシオが、ソニー・ピクチャーズの新たなマーベル・ヒーローとして起用され、『El Muerto(原題)』で主演を務めることが明らかになった。米Varietyが伝えている。

バッド・バニーは、ラスベガスで毎年開催される、映画館経営者の集まりである「CinemaCon」で、ソニー・モーション・ピクチャーズ・グループのサンフォード・パニッチ社長から紹介された。ラテン系俳優がマーベル実写映画の主役を務めるのは初めてのことだ。

コミックの中でエル・ムエルトは、先祖代々受け継がれてきた力を持つレスラー。マーベルの公式サイトによると、このマスクによって超人的な力を得ることができるという。また物語では、エル・ムエルトはスパイダーマンとリング上で戦う場面もある。

そんなエル・ムエルト役を演じるバッド・バニーは「エル・ムエルトに命を吹き込むなんて、信じられない…とてもエキサイティングだよ」と語り、起用されたよろこびを明かしている。