美味しいパン屋が沢山ある神戸ですが、元町駅周辺には素材や作り方にこだわった、食パンの美味しいお店がひしめいています。今回は食パンにスポットを当てて、オススメのお店をご紹介します。あなたの好みに合ったお店を見つけてくださいね♪
神戸と食パン
コロナ禍が続く中、食パンの需要が高まっているのはご存じでしょうか?外出できない分、ちょっぴり奮発して美味しい食パンを買うことで、翌朝が待ち遠しくなりますね♡お昼やおやつの時間に食べても幸せなひと時が過ごせます。ご自身で味わうのも嬉しいですが、2~3日、日持ちしますのでプレゼントしてもきっと喜んでもらえることでしょう♪
神戸市は2人以上の世帯の食パンへの支出金額の合計が、全国1位になるほど食パン好きが集まる場所(2017~2019年)。元町が食パン激戦区となったきっかけは、元町駅北側にある「ぱんのき。」が2014年にオープンしてからで、それ以降元町駅周辺に新店舗が相次いて出店されました。どのお店も、オープン前から行列ができるほど人気があります♡
【1】ぱんのき。
1種類の食パン(350円)のみを販売されているお店なのですが、購入した日と翌日は是非そのまま味わってください。思わず笑顔がこぼれて1度食べたら忘れられない美味しさ♡
小麦の香りが強く深い味わいで、生地はきめ細かくしっとり。極限まで薄いミミまで柔らかい口溶けで、優しい甘さが感じられます。
小さく見えますが持つとズッシリしていて他のお店と変わらない重さがあり、オーナーのパンへの想いもその重さに含まれていそう♪
スライスされていないものを購入することもできますが、オススメは生でもトーストしても美味しい5枚切りです。トーストすると食感の印象がガラッと変わり、甘味は薄く感じますので、酸味のあるジャムと合わせると美味しさが引き立ちますよ。
サクサク食感がお好きなかたは6枚切りを、外はカリッとしながらも中はモッチリした食感がお好きなかたは4枚切りをどうぞ。
店舗の様子・購入方法
早朝から沢山のファンが並びます。7時30分がオープンなので1時間前から並ぶと確実に購入できます。雨の日や寒い日などは並ぶ人が少ないこともありますが、7時を過ぎてから並ぶと買えない可能性があります。オープンの5~10分前にオーナーが先頭の人からパンの購入本数を聞きに来られますので、この時点で買えない人は残念ながら帰ることになります。
毎週土曜日の朝8時30分から9時までの間に電話予約もできますが、なかなか繋がらないので頑張って早起きをして直接買いに行ったほうがいいかもしれません。
火・水・木曜日は70本(140斤)、金・土曜日は90本(180斤)がオープンまでに焼き上げられ、1人8本(16斤)まで購入することができます。ショッパーも買った分だけ付けてくださいます。
美味しいという以外にも、お店の雰囲気・清潔感・並んでいる時に時折漂ってくる食パンの香り・お一人で切り盛りされているオーナーのお人柄や対応など全てにおいて気持ちよく時が流れます。
【2】Boulangerie Nao(ブーランジェリ ナオ)
フワンフワンなプレーン食パン(648円)は、両手で半分にちぎって顔をうずめたいくらい♡口に入れてもやはりフワンフワン♪小麦本来の美味しさを引き出した飽きのこない味になっています。
こちらのお店ではスライスされたものは販売されていないので、よく切れるパン切り包丁でお好みの厚さに切ってくださいね。分厚く切るのがオススメです。翌日以降はトーストしたほうがふわもち食感が増して美味しく食べられます。美味しさの記憶が残り、また食べたくなる食パンです。
購入する際はパンはまだ熱々のことが多く、紙に包んでからショッパーに入れてくださいます。お会計の時に、「パンは早目に出してくださいね。」と言われますので、帰宅したらすぐに紙を外しましょう。時間が経つと紙が食パンにくっついてしまうことがあります。
店舗の様子・購入方法
パンの焼きあがり時間は前後することがありますが、ほぼ次のとおりです。
- 11時
- 12時
- 13時30分
- 17時
- 18時(無い日もあり)
各回プレーン食パンが24本ずつの販売で、12時の回では、月・火・木曜日にはごま食パン4本(1本756円)、金・土曜日にはレーズン食パン8本(1本1,080円)も販売されます。1人2本まで購入できます。(各食パンの組み合わせOK!)
予約ができず先着順の販売になりますので、焼き上がり時間を見計らって並んでください。30分前から並ぶと買える確率が高いです。平日なら天候や時間によっては並ばなくても良かったり、随分と時間が過ぎても店頭に並んでいることもありますので一度覗いてみてくださいね♪
【3】食ぱんの店 春夏+秋冬 元町店
パン・ド・ミーの「角」か「山」の2種類(どちらも1斤330円/1本660円)が人気のお店で、ほとんどの方がどちらかを購入されます。ぜひ食べ比べをしていただきたい逸品です。
パン生地自体が抜群の美味しさで、どちらも噛めば噛むほどその味わいを感じられます。「角」は生で食べた時の弾力があり、モッチリした食感は一度食べたらクセになりますし、「山」のトーストしたらミミの部分はサクサクでたまらない美味しさ!
店舗の様子・購入方法
以前は1日3回の焼き上がり時間に合わせて行列ができていましたが、2022年4月現在は10時30分から19時までの営業時間内はいつ行っても購入することができます。焼き上がったパンが市内の工場から運ばれてくるので無い時間帯もあるようです。
今回ご紹介するお店の中で、特にスライスされた食パンは持ち歩いている間に一番型崩れしやすい食パンですので、ショッパーも付けてくださいますがマチの広い紙袋があれば持参されたほうが良いでしょう。