“サレ妻”が主人公『ホリデイラブ』は、7位

 7位は、2018年放送『ホリデイラブ』(テレビ朝日系)。不倫をする側の視点のドラマが多い中で、本作は仲里依紗演じる“サレ妻”の杏寿を主演に置いた作品でした。杏寿と夫・純平(演:塚本高史)の夫婦関係をあらゆる手を使って崩壊しようとする、純平の浮気相手である人妻・里奈(演:松本まりか)の狂気っぷりがインパクト大でした。

 6位には2011年放送『美しい隣人』(フジテレビ系)がランクイン。主演は仲間由紀恵が務め、その麗しい悪女っぷりでお茶の間を震撼させました。一般家庭の妻・絵里子(演:檀れい)と夫・慎二(演:渡部篤郎)の近所に、沙希(演:仲間)が引っ越してくることで物語が始まります。良き隣人だったはずの沙希が、絵里子の旦那を次第に誘惑していき、家庭を破滅させようとするサスペンス仕立て。2年後には沙希を主演とする連ドラ『サキ』が制作され、仲間が再び悪女を演じました。

4位は、波瑠主演『あなたのことはそれほど』

『金魚妻』は10位。好きな“平成の不倫ドラマ”ランキング
(画像=『女子SPA!』より引用)

(画像:『あなたのことはそれほど』公式サイトより)

 同率4位には2作がランクイン。2017年放送 『あなたのことはそれほど』(TBS系)では、波瑠が主演に抜擢。高校時代の憧れの存在である光軌(演:鈴木伸之)と再会し、不倫関係に陥る美都を演じました。美都の夫・涼太(演:東出昌大)は妻の不倫に気付きながらも、妻を溺愛するあまり黙認するという斬新な設定が話題になりました。

 続いて同率で選ばれたのは、2020年放送『ギルティ~この恋は罪ですか?~』(読売テレビ系)。新川優愛が主演の爽(さやか)を演じました。爽の優しい夫・一真(演:小池徹平)が、信頼していた友人・瑠衣(演:中村ゆりか)と不倫していることが発覚。一方で爽は初恋の相手・慶一(演:町田啓太)と再会し、再び恋に落ちてしまうという物語。登場人物が全員裏切り者というドロドロな人間模様を楽しめる、ラブサスペンスです。