【3年間使用】徹底解説!エルゴヒューマンプロのメリットとデメリット
エルゴヒューマンプロのメリット
まずは、良かった点を3つ紹介します。
機能性の高さ
エルゴヒューマンプロの最大のメリットは、その機能性の高さではないかと思います。特に私のように長時間のPC作業を強いられる方にとっては、うれしい機能がたくさんあります。
前傾姿勢がサポートされている
特にノートPCで作業する場合、姿勢が少し前のめりにならざるを得ません。
一般的なワークチェアはリクライニング機能が搭載されているケースが多く、後傾姿勢には対応していますが、前傾姿勢に対応しているものはあまり多くありません。
エルゴヒューマンプロにはしっかりと前傾姿勢をサポートする機能が搭載されています。座面下のハンドルを回すと、回した分だけ座面が前に傾きます。
倒せるのは3~4cmほどですが、実際に座ってみるとかなり座面が前傾になります。
少々わかりにくいかもしれませんが、座面の後方部分(奥)の高さを変えられますので、座面を前に傾けることができるわけです。細かく微調整できますので、自分の姿勢に適した角度になります。
各部細かい調整が可能
その他、各所細かい調整が可能です。
ランバーサポート・アームレストが調整できる
座面の少し上部分にランバーサポートが付いています。上の写真では4段階中一番低い位置にセッティングしています。
背もたれに体を預けたときに、この部分がちょうど腰に当たる感じになり、適度な反発性で腰がかなり楽です。
私は身長が168cmなのですが、この位置がしっくりくる感じです。身長が高い人はこの位置よりもっと高くするとよいと思います。
アームレストに関しては、先の写真でおわかりのとおりに高さを調整できるのと、ひじ掛け部分を外に向けたり、内に向けたり(左右それぞれ30℃くらいです)できますし、前後にもスライドさせられます。
ヘッドレストが調整できる
ヘッドレストに関しても高さの調整ができます。写真は高さをMAXにした状態です。実はこのヘッドレストは、高さの調整はできますが、角度の調整はできません。
購入前にヘッドレストが背もたれよりも前に突き出ているように感じたので、角度が自分に合うかなと少し心配していたのですが、問題ありませんでした。
座ってみると、背もたれの上部分に体が接触するわけではないので、顔が前に突き出ることはありません。
逆にヘッドレストが少し前に出ていることで、肩から首がピンと伸びて無理なく良い姿勢になります。
リクライニングの傾き・硬さ調整、座面の前後移動が可能
エルゴヒューマンプロはとても細かい調整が可能です。
身長168cm、体重70㎏の成人男性が座った場合、このようになります(座面、背もたれ、ヘッドレストは一番低くしています)
上の写真は、ダラっと背もたれに体を預けたときの感じです。
背もたれをめいいっぱい倒した状態
エルゴヒューマンプロは主にビジネス向けのチェアということもあり、背もたれを倒せる角度は小さめ。24.9度が最大です。
長時間座っていても疲れない
長時間座り続けた場合の体へのダメージ度は、座面のクッション性が大きく影響します。エルゴヒューマンプロは背もたれだけでなく、座面もメッシュ素材なのですが、座面は強く手で押すと少しだけ沈むというくらいのクッション性で、弾力が強いです。
現状、3年間ほぼ毎日使用していますが、購入当初に比べてヘタるということはなく、お尻も全然痛くなりません。かなり快適です。
モチベーションがアップする
仕事の能率をアップさせるためにはモチベーションが大きく影響します。
お気に入りのカフェで仕事をするとはかどるとか、デスクに家族写真を置いておくとやる気が出るとか、女性であればネイルがキレイだとやる気がアップするなど、私たちには何かしらの“やる気スイッチ”があるのではないでしょうか?
エルゴヒューマンプロはそういうものになり得るアイテムだと思います。
下の写真をご覧ください。何の変哲もない狭い仕事部屋だとしても、エルゴヒューマンプロがあるだけで、“仕事デキる感”がかなり出ませんか?
こういった見栄えもモチベーションを高めてくれますが、長時間座っても疲れにくいということが何よりもモチベーションのキープになります。
長時間座って作業していると、お尻に圧がかかり続けます。そうするとお尻の形が変形してしまいますし、腰にも相当な負担がかかるため、腰痛を引き起こします。
こうした作業疲れによるさまざまな負担は、モチベーションの低下になりますが、エルゴヒューマンプロは長時間座っても疲れにくいので、精神面の消耗も軽減されます。