6.建長寺
1253年に北条時頼が建立した、日本初の禅寺です。禅宗の寺院の格式をあらわす制度「五山の制」で「鎌倉五山」第一位と格式が高く、境内は国の史跡にも指定されています。
境内はとても広く、見どころもたくさんあります。その一つが、総門からはいって境内の最も奥にある半僧坊。249段の階段を登った先にある大権現で、参道のいたるところに天狗の像が安置されています。
この半僧坊から石段をさらに登ると、由比ガ浜や、天気がよければ富士山、伊豆大島まで望める「勝上献展望台」があります。建長寺の境内を俯瞰して眺めることもできるので、ぜひ登っておきたいスポットです。
心字池を中心とした日本庭園は、国の史跡にも指定されている美しい庭園です。眺めながらゆったりと落ち着いた時間を過ごせます。
7.杉本寺
”竹の寺”として知られる報国寺近くにある杉本寺は、天平7年(734年)に創建された鎌倉最古のお寺。杉本寺を訪れる多くの人のお目当てが、美しい緑色の苔の石段です。風情のある苔の階段は撮影スポットとして大人気。苔の階段は滑りやすく、利用は禁止されているため拝観者用には別に階段が用意されており、そちらを利用して本堂へと向かいます。
本堂は茅葺屋根となっており、十一面観音像が安置されています。
苔の階段の手前にある仁王門には、運慶作といわれる二体の朱色の仁王像がにらみをきかせて建っています。
8.成就院
鎌倉で縁結びのパワースポットといえば、成就院です。男女の縁にかぎらず、仕事や人間関係の縁も運んで来てくれるそう。境内の不動明王像を撮影して待ち受けにするとご利益があると言われています。
由比ヶ浜をのぞむ絶好のスポットとしても知られる成就院。石段からは爽快な海の景色を楽しめます。
9.瑞泉寺
鎌倉の外れにある瑞泉寺の見どころは、岩と崖だけでつくられた珍しい庭園です。京都の苔寺・西芳寺や天龍寺の庭園などもつくった夢想疎石が作庭したと言われる池泉回遊式庭園で、国の名勝に指定されています。石の庭園や洞窟内に足を踏み入れることはできませんが、眺めるだけでも一見の価値あり。
瑞泉寺は紅葉の名所としても知られています。境内にはカエデの大木があり、豪快で見事な紅葉を楽しむことができます。
10.妙法寺
鎌倉で「苔寺」とよばれるのが、妙法寺です。立派な仁王門をくぐるとすぐ目の前に現れる、綺麗な緑色をした苔の石段。この石段自体はのぼることはできませんが、下から見上げたり、上から見下ろして石段の景色を楽しめます。
苔の石段脇の階段を登った先にある、「大塔宮護良親王の墓」の周囲は眼下に海を見渡せる眺望スポットです。
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