在宅勤務やテレワークの機会が増えた今、パソコンで長時間デスクワークする際、疲れを軽減したり、腰痛を予防する椅子を使用するのがおすすめ。とはいえ、何を基準にどのような椅子を選んだらよいのか迷いますよね。本記事では、長時間のパソコン作業でも疲れない椅子の選び方と、おすすめの椅子をランキング形式で紹介します。

【最重要ポイント5つ!】パソコンを長時間やっても疲れない椅子の選び方

長時間のパソコン作業は、目だけでなく、手、首、肩、腰、背中に大きな負担を与えることになります。

仕事などで長時間パソコン作業をするなら、機能性に加えて、座り心地の良いものや腰痛対策に適した椅子を使いたいですよね。
事実、どのような椅子を使用するかで疲労感や仕事のはかどり方まで全然違ってくるのです!

座面に適度な反発性があるものを選ぶ

長時間座っていても体に負担をかけない、疲れにくい姿勢をキープするためには骨盤を立てるのが重要です。

ですので、おすすめしたいのは、座面に適度な反発性があり、体圧を分散させられるものを選ぶことです。

ランバーサポートが付いているものを選ぶ

特に腰痛のある人は、椅子の背もたれ部分にランバーサポートが付いているものがおすすめです。

ランバーサポートとは、背中を椅子に預けたときに、姿勢がSの字になるようにサポートするクッションのこと。

【プロのSEが厳選】パソコンで長時間座っても疲れない椅子10選
(画像=ベストチョイスより引用)

これがあるのとないのでは、体への負担が全然違います。
猫背の防止になるとともに腰への負担が大きく軽減されるため、肩こりや腰痛持ちの人には必須です。

ムレない素材の椅子を選ぶ

ヒトの皮膚からは常に水分が放出されています(これを不感蒸発といいます)。これは発汗していないときにもおこなわれていて、その量は1日あたり600mlだそうです。

長時間のパソコン作業では、椅子の座面や背もたれに体が長時間接することになりますから、どうしても接触面がムレてしまうわけです。

長時間のパソコン作業は、体にもストレスですが、精神的にもストレスとなります。ですので、汗や湿気による不快感を軽減するメッシュ素材がおすすめです。

【プロのSEが厳選】パソコンで長時間座っても疲れない椅子10選
(画像=ベストチョイスより引用)

ただ、メッシュ素材は安価な椅子だと耐久性が低いものがほとんどですので、激安品は選ばない方がよさそうです。

前傾姿勢に対応している椅子を選ぶ

特にノートPCで作業する場合は、姿勢が少し前のめりになる格好になります。
一般的な椅子では直立や後傾姿勢には対応していますが、前傾姿勢には対応していないため、長時間PC作業をおこなうと、体に大きな負担がかかります。

最近では前傾姿勢をサポートする機能を搭載したパソコンチェアが増えてきました。

【プロのSEが厳選】パソコンで長時間座っても疲れない椅子10選
(画像=ベストチョイスより引用)

前傾姿勢に対応しているチェアは背もたれと座面を前に傾けることができるため、長時間の前傾姿勢による肩こりや腰痛が軽減されます。

アームレストのあるものを選ぶ

奥行きが狭いデスクで作業していると、肘を置くスペースが確保できず、キーボードを打つ際に肘が浮いてしまう形になります。

この姿勢ですと、肩に負担がかかり、筋肉が硬直した状態が続くため、ひどい肩コリを引き起こすことがあります。

そこでおすすめなのがアームレストの付いた椅子を選ぶこと。

【プロのSEが厳選】パソコンで長時間座っても疲れない椅子10選
(画像=ベストチョイスより引用)

できれば可動式のアームレストがよいでしょう。デスクの高さによっては椅子がデスク下に収まらないケースもあるからです。