収支計画を立てよう
サロンを開業するなら「収支計画」を立てることが大事です。
収支計画とは「収入」と「支出」を踏まえて、どれだけの利益を出すことができるかを考える作業。基本は以下の公式となります。
- 収入-支出=利益(手元に残るお金)
まずは収入を予想しよう
収支計画を立てる場合は、まずはじめに収入を予想します。収入とはお店に入ってくるお金のこと。基本的には施術を行ったお客さまからいただく料金です。
メニューの価格を決め、1か月の売上を計算します。つい多く見積もりがちになりますが、お客さまが少ない状況も考えて計算しましょう。
次に支出を考えよう
収入が予想できたら、次は支出を考えます。支出はお店から出ていくお金のこと。備品購入代など、こちらも1か月を目安に細かく予想します。支出を考える際は、収入とは反対に多めに見積もります。
月間の収支計画例
自宅サロンの場合の収支例を以下に記載します。
- 自宅サロンの収支例
収入
施術料:320,000円
※顧客単価:8,000円×月間顧客数:40人(月間営業日:20日間、1日2人の計算)
支出
家賃:0円
光熱費:10,000円
消耗品:10,000円
※アロマ精油、タオル、アルコール、フェイスペーパーなど
宣伝費:30,000円
※ポスティング、フリーペーパー掲載など1か月の利益
270,000円
収入アップのポイントは「安くしすぎない」
月間の収支がシミュレーションできたら、それを実現するためのメニューを考えます。その際に最も重要なのが「価格設定」です。
価格を決める際によくやってしまうのが、「こんな金額受け取っていいのかな」と価格を低めに設定してしまうこと。一度サービスを提供し始めると、安くすることは簡単でも、価格を上げることはなかなかできません。
サロン業界では10分1,000円が目安
サロン業界の価格設定としては10分1,000円というのが通り相場と言われています。つまり、60分コースであれば6,000円、90分コースであれば9,000円となります。
メニューには松竹梅を設定しよう
人は3つのメニューがあると、心理的に真ん中を選びやすいと言われています。
一番高い「松」は避けやすく、かといって一番安い「梅」を選ぶのはケチな感じになるからと、結果的に「竹」を選ぶ人が多いというもの。このような心理を活かしてメニューを作ることで、自然に真ん中に設定した高単価のメニューを選んでもらえる可能性が高まります。
そこで必要になるのが、施術の技術。メニューの幅を作るためには、必然的に手技の幅を広げる必要があります。
YMCメディカルトレーナーズスクールでは、アロマセラピストとして必要なオイルトリートメントの技術の他にも、深層部まで届く圧の深い技術の「オイルトリートメント アドバンス」や顔の骨格と表情筋調整を行う「小顔デザイン」、リラクゼーション効果の高い「リフレクソロジー」など、施術の幅を広げることのできるコースを多数そろえています。
アロマセラピストとして自宅サロンの開業をお考えなら、ぜひ一度、YMCの技術を体験してみてください。
【こちらの記事も読まれています】
>ヨガインストラクターに年齢は関係ある?結論:40代でも遅くない!
>整体師の資格と種類は何がある?整体師になるには絶対必要?
>ヨガとピラティスってどう違うの?それぞれの効果や特徴をチェック!
>ベビーマッサージの効果とは?赤ちゃんとママに起こる効果を詳しく解説
>【適性check!】アロマセラピストに向いている人とは?