昨年10月に発生した映画『Rust(原題)』の銃誤射事件。新しい報道によると、撮影現場で銃器の安全性に問題があったとして、映画製作会社に対し先日、最高額の約13万7000ドル(約1,761万円)の罰金が課せられたという。

事故が発生したのは、現地時間10月21日。ニューメキシコ州サンタフェのボナンザクリーク牧場で『Rust(原題)』を撮影中、俳優のアレック・ボールドウィンは銃を構えていたが、その銃が誤って発射され、撮影監督のハリナさんが致命傷を負った。彼女は42歳だった。アレックが持っていたリボルバーなどはその後、調査にまわされた。アレック12月のABCニュースのインタビューにて、セットでハリナさんの指示で銃を向けていたが、引き金を引くことなく暴発したと語った。その後、遺族からアレックは訴えられ、ハリナさんの夫は、アレックの主張を「馬鹿げている」と猛烈批判していた。