病院において、患者は医師の判断に身を任せ早く自身の病気やけがを治すことに専念します。そのため医師の診断は非常に重要です。しかし、どの医師も尊敬できる存在かというと、残念ながらそうではないようです。今回は元看護師が遭遇した残念な医師のエピソードをご紹介します。
本当に医師免許持ってるの?適当な診断ばかりのA先生
200床ほどの総合病院で、内科を担当するA先生は、毎回適当な診断ばかり。本当に医師免許を持っているのか聞きたくなるような状態でした。
ある日、腹痛を訴えて受診された患者さんがいました。担当医師はA先生で、診断の結果「ただの便秘だろう」とのこと。患者さん側からの痛みが強いため入院したいという申し出を受け、念のため入院となりました。
あまりに痛そうなので、看護師も「検査はいいんですか?」と掛け合うも、A先生は「ただの便秘だからいらん!」の一点張りです。
便秘と診断された患者さん、検査の結果は……
A先生では話にならないため、夜勤で当直だった別の医師に患者さんの状況を報告すると、直ちに検査した方がいいということで、レントゲンやCTなどの検査を行いました。すると、結果はなんと腸閉塞!すぐに処置を行い、患者さんの腹痛は軽減しました。
翌日A先生にそのことを伝えると、笑いながら「腸閉塞になったらしいな、俺が診たときはただの便秘だったのに」と言う始末。元々適当な診断が疑問視されていましたが、「患者さんのことをなんだと思っているんだ、あんなに痛みを訴えていたのに……」と、看護師からの評価も地に落ちました。