自宅サロンのデメリット
ここまで自宅サロンのメリットをお伝えしてきましたが、反対にデメリットについても見ていきましょう。
主なデメリットは以下の4つです。
- 自宅サロン開業のデメリット
- 1. 立地条件を選べない
2. 仕事とプライベートの区別がしにくい
3. 家族の協力が必要
4. 近隣トラブルにも配慮
それぞれ、詳しく見てみましょう。
①:立地条件を選べない
自宅の場所はすでに決まっています。自宅の立地が最寄り駅から近いなど、わかりやすい場所にあれば問題はありませんが、逆の場合は集客に影響が出ることも考えられます。
また、住宅街だと人通りも少ないため、看板を出したとしても新規の顧客獲得はあまり望めません。自宅サロンは知名度を上げにくいのが難点です。
そのため、リピーター獲得や口コミなど、自宅サロンとしてできる集客に力を入れる必要があります。
②:仕事とプライベートの区別がしにくい
普通に考えれば、自宅は「心の休まる場所」です。いわゆるオフの状態で過ごせる場所。
しかし、自宅サロンは自宅と仕事場が同じになってしまうため、オンとオフの切り替えが難しくなります。そのため、できるだけ明確なタイムスケジュールの設定が大切です。
また、オフの日は自宅兼職場を飛び出して、思いっきりリフレッシュする機会を設けましょう。プライベートを充実させることも、自宅サロンを上手に運営させるには必要なポイントです。
③:家族の協力が必要
自宅でサロンを開くなら、ご家族族の協力は必須です。
隣の部屋から生活音や子どもの声などの騒音があると、せっかくのリラックスムードも台無しに。お客さまによっては、不快な気持ちにさせてしまうかもしれません。
また、知らない人を家に招くことに不安を感じるご家族もいます。事前に、1日のスケジュール、営業日、お客さまの導線、実際に必要な協力などを丁寧に説明し、話し合っておくようにしましょう。
「開業当初は営業日を少なくしておき、理解してもらいながら徐々に営業日数を拡大していく」といった工夫も大事です。
④:近隣トラブルにも配慮
自宅サロンでは、近隣トラブルについても意識しなければいけません。お客さまとのトラブルよりも、意外と近隣に住む方と生じるトラブルの方が多いこともあります。
トラブル事例としてよくあるのは、以下の3つ。
- 自宅サロンのトラブル事例
- ・人の出入りによるクレーム
・看板の設置などによるクレーム
・違法駐車に関するクレーム など
近隣住人の方の理解得られるように事前に報告をしたり、マンションでの開業を考えている場合は事前に管理会社に確認するようにしましょう。
まとめ
本記事では自宅サロンを開業する場合のメリットとデメリットを紹介しました。
家にいながら仕事ができる自宅サロンは、コストをはじめ多くのメリットがあります。一方で、自宅であるがゆえのデメリットも抱えています。
本記事で紹介したメリットとデメリットを比較してメリットが大きいと感じた場合は、自宅での開業はおすすめです。物件を借りて開業するよりも圧倒的にハードルが低く、無理のない範囲で工夫して乗り越えられるものもたくさんあります。自分の思い描く自宅サロンを、一歩ずつ実現していきましょう。
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