トリップノートアプリに投稿された旅フォトへの“いいね”数のデータをもとに、SNSで“いいね”される映え写真が撮れる観光スポットを全国から厳選してご紹介します。
1.青池(青森)
世界遺産・白神山地のなかにある神秘の池「青池」。白神山地のなかにある33の湖沼のうち、崩山から眺めるとみれる十二湖のひとつで、いまだ解明されていない魅惑の青さをもつ美しい池です。展望デッキが設けられており、まるで青の絵の具を入れたかのような鮮やかな色をした青池の絶景を楽しむことができますよ。
訪れる季節や時間によって異なる色合いをみせ、月日をかえて何度でも訪れたくなります。青池を訪れるなら、世界遺産の白神山地を巡るトレッキングもオススメです。
2.神威岬(北海道)
アイヌの言葉で“神”をあらわす、「カムイ(神威)」の名がつけられた岬。北海道積丹郡積丹町の突端にあり、日本海に突き出すように伸びています。
かつては女人禁制だった場所で、女人禁制と書かれた門から約770mの遊歩道「チャレンカの小道」を歩くこと約20分、330度ぐるりと大海原を見渡す先端に到着します。周辺には透明度が高い、積丹ブルーと呼ばれる海が広がる絶景スポットです。
夏にはレストハウスにて、積丹ブルーにちなんだ、しゃこたんブルーソフトクリームが販売されます。
3.神の子池(北海道)
神さまからの贈り物と称されている神の子(かみのこ)池。世界第2位の透明度を誇る摩周湖(神の湖)の伏流水が溜まってできたと言われています。池の周囲220m・水深5mの小さな池ですが、伏流水は12,000t/日も湧き出ており、水底まではっきりと見ることができます。
水質を守るため池の外周には木道が配されています。木道の上からでも、水底に沈んでいる倒木や、日本では北海道にしか生息していないオショロコマが泳ぐ姿を見ることができます。水温が年間を通して8℃前後と低いため、水の中でも倒木が腐ることなく化石のように悠久の時を超えているのだそうです。
4.清津峡渓谷トンネル(新潟)
V字型の崖となった壮大な景観が楽しめる清津峡。清津峡トンネルはその迫力満点の景色を気軽に鑑賞できるようにと、1996年に作られたものです。2018年にリニューアルを行い、入り口やエントランスが新しく新設されました。
途中には3カ所の見晴しステーションがあり、トンネルの最終地点にはSNSで有名なフォトスポットが!浅い窪みに水が張ってあり、見事なリフレクションの写真を撮影することができます。
ちなみにアクリル板が設置されているので渓谷に落ちることはありません、ご安心を!水の向こうにわたり、絶景をバックに写真撮影を楽しんで。
5.歴史の宿金具屋(長野)
長野県の渋温泉にある、ジブリ映画『千と千尋の神隠し』に登場する「油屋」のモデルと言われている宿。建物は昭和初期に建てられたもので、登録有形文化財にも指定されています。
重厚な建物は、宿泊しなくとも外観を眺めるためだけにでも行ってみる価値あり!特にライトアップされて闇夜に浮かび上がる姿は必見です。
6.あしかがフラワーパーク(栃木)
2014年アメリカCNNテレビによって発表された「世界の夢の旅先10か所」で、日本から唯一選ばれたスポットが「あしかがフラワーパーク」。園のシンボルツリーとして知られている600畳の大藤棚が、映画『アバター』に出てくる魂の木のようだとも話題になり、日本だけでなく、世界からも注目されています。
「大藤棚」が見ごろを迎える4月中旬〜5月中旬には「ふじのはな物語~大藤まつり~」が開催され、特に多くの人で賑わいます。また、10月下旬〜2月上旬には夜景コンベンションビューロー認定の”関東三大イルミネーション”にも選ばれた、幻想的なイルミネーションを楽しむことができます。
7.瑠璃光院(京都)
ここ数年インスタ映えする絶景写真で話題となっている「瑠璃光院」。比叡山の麓にある、岐阜市に本坊を置く「浄土真宗無量寿山光明寺」の支院で、本尊は阿弥陀如来です。もともと別荘として造営されたもので、1万2,000坪の敷地に数寄屋造りの建物と日本庭園を有します。
普段は非公開ですが春と秋の年二回特別公開しており、その絶景見たさに観光客が絶えません。秋の紅葉が有名ですが春の青もみじもおすすめで、日本情緒溢れた庭園の美しさに誰もが魅了されることでしょう。
8.JR下灘駅(愛媛)
目の前に一面の海が広がる下灘駅は、日本でもっとも海に近い駅。インスタ映えする駅としてSNSを賑わせています。
JR青春18きっぷのポスターになったり、ドラマや映画のロケ地になったりと注目されており、もはや観光スポットのひとつ。
松山からはJR予讃線で1時間ほどで、途中も海沿いを通るため、駅に着く前からテンション上がること間違いありません!
9.忍野八海(山梨)
富士山の伏流水に水源を発する8つの湧水池の総称。天然記念物であり、世界遺産「富士山」を構成する資産のひとつです。
池なのに「八海」なのは、あまりにも神聖すぎることから「池」より「海」となったそう。地底の溶岩が見えるほどに透明度の高い水で、神秘的な色合いは、思わず引き込まれてしまいそうな美しさです。
10.父母ヶ浜海岸(香川)
香川県三豊市仁尾町に位置する、約1kmの砂浜が続く海水浴場です。花崗岩から生まれたさらさらの砂は粒子が細かく、白く美しい砂浜が広がっています。
また、父母ヶ浜海岸から眺めるサンセットは素晴らしく、「日本の夕日百選」にも選ばれました。
干潮時に風がなく水面が波立たなければ、砂浜にできる潮だまりに空が映り、鏡張りのような風景を観ることができます。その光景がまるでボリビアのウユニ塩湖のよう!とのことから、最近はフォトジェニックなスポットとして人気があります。