絶望の意味を持つマリーゴールドの怖い花言葉

基本的なマリーゴールドの花言葉は「絶望」

マリーゴールドの花言葉は非常に両極端です。何故、そのような花言葉になったのかは神話が関係しています。「ギリシャ神話のアポロン」と「聖母マリアの黄金の花」という神話伝説が、マリーゴールドの花言葉となっています。結果、マリーゴールドの全般の花言葉は意味が対極のものになりました。

マリーゴールドの基本的な花言葉

・信じる心

・戦士

・健康

・生命の輝き

・嫉妬

・絶望

・悲嘆

基本的にマイナスなイメージになるものはアポロンの神話から取られています。アポロンの神話には悲恋のものが多く、怖い花言葉はそこから取られています。その反面健康や信じる心などは聖母マリアの生誕の日に合わせて咲く花であることからつけられた花言葉であるとされています。

【マリーゴールドの花言葉】マリーゴールドの品種別の花言葉

マリーゴールドの品種別の花言葉

花の名前    花言葉 由来
アフリカンマリーゴールド 「逆境を乗り越えて生きる」 原産地はメキシコなのですが、この種がスペインから渡来してきた際にアフリカ北部で野生化し大量に広がりました。この経緯を評して逆境を乗り越えた花として花言葉がつけられました。
フレンチマリーゴールド 「いつもそばにいて」 フレンチマリーゴールドはフランス王室で栽培されました。小輪の花を互いに寄り添うように咲くことからこの花言葉が連想されたとされています。
レモンマリーゴールド 「愛情」 贈り物に向かないマリーゴールドですが、レモンマリーゴールドは愛らしく強靭に咲くことから贈られると喜ばれやすい花です。贈る際はメッセージカードを添えるとなおよし。

マリーゴールドの品種は全33種ありますが、花言葉がつけられているのはこの3種になります。マリーゴールドの中でも育てやすく、園芸種の中でも人気がある花々です。愛されていたマリーゴールドの花言葉は、比較的に怖い意味はないようです。

【マリーゴールドの花言葉】マリーゴールドの色別の花言葉

マリーゴールドの色別花言葉

花の色 花言葉 由来
黄色 「健康」「下品な心」「可憐な愛情」 黄色のマリーゴールドの花言葉は水の妖精クリスティと太陽神アポロの神話に由来しています。恋心ゆえに嫉妬に狂って恋敵を殺してしまい、自らの行いを恥じたクリスティの思いを花言葉で表しているのです。
オレンジ 「予言」「真心」 マリーゴールドの花言葉の由来は太陽神アポロンの恋物語から取られることが多いです。このオレンジの花言葉は、太陽神アポロに恋をしたクレムノンのひたむきな純愛からとられています。

ここにも、アポロンの神話が関係しています。アポロンは基本的に報われるような恋話は少なく悲恋の物語が多いです。その中でも水の妖精クリスティの恋の話と美少年クレムノンの恋の話は対照的な話になります。

愛に狂ったクリスティはアポロンと恋仲だった王女を死に追いやり、それに悔いてアポロンに捧げるようにその身を花に変えました。またその反面クレムノンはアポロンと両想いになりますが雲の神に仲を引き裂かれてしまいクレムノンは花の姿に変えました。その花がマリーゴールドなのです。

【マリーゴールドの花言葉】マリーゴールドの本数別の花言葉

本数   花言葉 由来
6本 「あなたに夢中」 太陽神アポロを見つめ続けていた物語からとられる花言葉が多いマリーゴールド。6はエンジェルナンバーで女性を示す数字です。相手に贈ることで自分の思いが相手にしか向けられていないことを指します。
9本 「いつも一緒にいよう」 9は相手に対して知りたいと願う数字です。マリーゴールドは聖母マリアの花としても有名です、愛は誰にでも等しく注がれるものであり、大切な人は傍にいてくれるという隠喩になっています。
17本 「絶望的な愛」 愛情が報われない物語から取られた花言葉をもつマリーゴールドを贈るのなら、17は正しい道を象徴する数字です。失恋への道を示す花束を贈ることになってしまうので避けましょう。

マリーゴールドにはひたむきで純真な愛の気持ちが込められています。その反面、悲恋が多い花の為失恋を彷彿とさせるような怖い花言葉も多いため、本数しだいでは愛を裏切るような花言葉もあるのです。マリーゴールドを贈る際は気を付けて贈りましょう。

復讐の意味を持つアイリスの怖い花言葉

アイリスの基本的な花言葉は「復讐」

アイリスの基本的な花言葉

・メッセージ

・良い便り

・希望

・知恵

・思慮深い

・復讐

アイリスの花言葉はギリシャの虹の女神イリスからきています。イリスは虹を渡り、地上と天上を行き来するメッセンジャーとして駆け巡ります。イリスが女神になる際に使われた神様の酒のしずくが地上に落ち、アイリスの花になったともいわれており、一見すると怖い花言葉なんてつけられそうにないように思います。

しかし、その中でもひときわ目を引くのが復讐という花言葉です。ポジティブな言葉が並ぶ中であるネガティブな花言葉ほど気になるものはありませんよね。

【アイリスの花言葉】アイリスの品種別の花言葉

アイリスの日本でもアメリカでもヨーロッパでも長い歴史の中で愛されてきた花の一つです。優美な見た目に反して力強い花言葉も多く、愛の言葉や幸せを呼ぶ言葉の多くにたくさんの人々が勇気づけられています。その反面、どこか神秘的でほの暗い印象を受ける人も多いのではないでしょうか?

アイリスの種類別花言葉

花の名前 花言葉 由来
アヤメ 「気まぐれ」「神秘な人」「よい便り」「優雅」 アヤメの花言葉はアイリスとほぼ一緒です。送様々な色を咲かせることから虹の女神を連想された花言葉がつけられました。
カキツバタ 「幸せは必ず来る」 カキツバタの花言葉は万葉若に寄せられた和歌から取られています。なかなか訪れない恋人を待ち焦がれながら待つ様子をカキツバタになぞらえた和歌が、カキツバタに待てば幸せが来るという花言葉を付けました。
ハナショウブ 「凛々しい」「優雅」「優しい心」「うれしい知らせ」 ハナショウブはまっすぐに伸びた茎の様子と垂れ下がる優美な花弁の形から由来しています。また、また㋄の端午の節句によく飾られることから由来して「凛々しい」という花言葉もつけられています。
イチハツ 「つきあい上手」「使者」「知恵」「火の用心」「火炎」 イチハツの別名は「水蘭」といい、江戸時代には台風や火災などの防止策として屋根に植えられていたことがありました。花言葉の火の用心などはここから由来しています。
シャガ 「反抗」「抵抗」「決心」「私を認めて」「友人が多い」 シャガの花言葉は、その珍しい生態系から花言葉がとられました。根茎が短く横に広がり、地下茎を広げていくことから花言葉が連想されています。
ジャーマンアイリス 「炎」「情熱」「エキゾチックな人」「使者」「豊満」「恋のメッセージ」「優雅」「素晴らしい結婚」「ことづて」「私は燃えています」「燃える思い」「恋の便り」 根が香水や化粧品などに使われることがあり「匂いアイリス」と呼ばれるジャーマンアイリス。ヨーロッパ圏では体臭を隠すために香水を多用していました。香水に姿を形を変えて恋愛などに貢献していたジャーマンアイリスには恋を連想させる花言葉がつけられました。
ダッチアイリス 「朗報」「優しさ」「あなたに全てを賭けます」「和解」「天の使者」 ダッチアイリスには虹の女神イリスを連想させる花言葉をたくさんつけられています。球根アイリスの代表格であるダッチアイリスは地中海を中心に様々な場所へと運ばれ、オランダにて改良を受けて現在の姿に落ち着きました。

【アイリスの花言葉】アイリスの色別の花言葉

アイリスの色別花言葉

花の色 花言葉 由来
「あなたを大切にします」「純粋」「思いやり」 アイリスの基本的な花言葉には「メッセージ:ですが、白のアイリスには相手を大事にしたいという気持ちを贈りたいという意味が込められています。結婚式のブーケなどにも使われることも多いようです。
黄色 「消息」「友情」「音信」「復讐」「 幸せを掴む」「信じる者の幸福」「私は燃えている」 要注意外来生物の一つである黄色のアイリス。繁殖性が高く原産種の生態バランスを崩すほどの拡散力があることで有名で、マイナスなイメージの花言葉はこの事実から連想されたのではと考えられています。
「知恵」「知識」「雄弁」 紫は古くから知恵者など賢いものを指す色でもありました。王家の紋章として扱われることも多かったアイリスですが、その花言葉には王室の人間に求めるものの高さを表していたように思われます。

黄色のアイリスの花言葉の「復讐」の由来は実は詳しくはまだわかっていません。一説では要注意外来生物であるアイリスが周囲の植物を枯らせるほど繁殖するからであるという声もあります。好意的な言葉が多い中、こういった言葉は鋭い花弁を持つアイリスにつけられるとドキっとしてしまいますね。

【アイリスの花言葉】アイリスの本数別の花言葉

アイリスに明確な本数の花言葉はありません。端午の節句などにも飾られることのあるアイリスですが、日本では古くから強い香気による厄払いができる花とされています。またヨーロッパでも人気のある花のため、贈り物としても人気があります。

怖いものや悪いものを祓う魔除けとして、また無病息災に貢献する薬効高い花として使用されていきました。すらりとして凛々しいその花弁をたっぷりと両手に抱いて贈ればとても喜ばれることでしょう。ただし、不吉な意味のある黄色のアイリスは避けておいた方がいいでしょう。

恨みの意味を持つオトギリソウの花言葉

オトギリソウの基本的な花言葉は「迷信」

オトギリソウの基本的な花言葉

・迷信

・敵意

・秘密

・恨み

オトギリソウは薬草の中でも特に効果が強い薬草であると平安時代から信じられていました。その薬効は門外不出となるほどの効果があったそうです。この怖い花言葉達は、実はその平安時代からとられています。

平安時代にオトギリソウはとある兄弟に発見され、その薬効を知った二人は門外不出の秘密の万能薬としてオトギリソウを独占していました。ところが、弟がその秘密をうっかり周囲にばらしてしまい激怒した兄が弟を切り殺してしまったのです。この花の名前と花言葉は、その逸話を由来としてなりたっています。

【オトギリソウの花言葉】オトギリソウの品種別の花言葉

オトギリソウの品種別花言葉

花の名前 花言葉 由来
オトギリソウ 「迷信」「敵意」「秘密」「恨み」 薬草の秘密を弟にばらされて兄が弟を殺した逸話から花言葉がとられました。不吉な花言葉の数々は兄の怒りと弟の悲しみが表しています。
ヒペリカム 「きらめき」「悲しみは続かない」 西洋では魔除けにも使われるヒペリカム。この花は咲く姿が愛らしいことからきらめきが、散ってもすぐに実をつけることから悲しみは続かない、という花言葉がつきました。

【オトギリソウの花言葉】オトギリソウの色別の花言葉

オトギリソウの色別花言葉

花の色 花言葉 由来
黄色 「迷信」「魔除け」 西洋ではオトギリソウは魔除けの花です。特に黄色のオトギリソウは「聖ヨハネの草」と呼ばれており強い魔力をもつとされていました。花言葉もそこから連想されています。

【オトギリソウの花言葉】オトギリソウの本数別の花言葉

オトギリソウに本数別の花言葉はありません。ですが、この花は贈る相手に対して明確な悪意を告げる花言葉をもっているのであまり贈り物には適さないためたとえ一本でもやめておいた方が賢明でしょう。

個人的な好意の贈り物としてはお勧めできないオトギリソウですが、元々は日本古来から伝わるハーブの一種です。その効能は今でも多くの人に知られているため、贈るのであればハーブや漢方薬に加工されたものを贈った方が良いと思われます。

他に怖い花言葉をもつ花

怖い花言葉の花は普段よく見かけるものにも

【花言葉】怖いの意味を持つ花は?百合/ハナズオウ/マリーゴールド/アイリス
(画像=『BELCY』より引用)

実は身近な花にも怖い花言葉はあります、美しい花の代表とされる薔薇、愛らしいチューリップ、道に楚々と咲くシロツメクサに和の美の象徴たる椿。これらにもぞっとするような花言葉があります。

見た目にとらわれて花を相手に贈ったりもてなしに飾ったりすると、相手にいらない心配をさせてしまうかもしれません。それほどまでに怖い花言葉は身近な存在なのです。

怖い花言葉の意味にとらわれすぎないで

【花言葉】怖いの意味を持つ花は?百合/ハナズオウ/マリーゴールド/アイリス
(画像=『BELCY』より引用)

もし悪い花言葉を贈られたのであれば、相手の意思をきちんと確認しましょう。自分が気にしすぎている場合もあります。花言葉が全てというわけではありません。

花束を贈ってくれた相手の明確な悪意があるのであれば、問いただすべきです。ですがそうでない場合はただの言いがかりになってしまうので気を付けましょう。

怖い花言葉を持った花束を贈りたい場合

怖い花言葉の花を贈る場合に注意すること

【花言葉】怖いの意味を持つ花は?百合/ハナズオウ/マリーゴールド/アイリス
(画像=『BELCY』より引用)

もし貴方がこういった怖い意味を持つ花をプレゼントしたいのであれば、他の花と組み合わせて贈ることをおすすめします。一つの花束をその花だけで固めてしまうと、特にそういった意図がなくても引かれてしまうかもしれません。

また、余計な勘違いをさせたくないのであれば怖い花言葉は関係ないよという証拠にメッセージカードを贈るといいでしょう。怖い花言葉がある花でも、美しい花はたくさんあります。一つの意味にとらわれずに自分なりにアレンジして花を相手に贈ってあげてください。

どんな花も美しい!怖い花言葉に固執しないこと

【花言葉】怖いの意味を持つ花は?百合/ハナズオウ/マリーゴールド/アイリス
(画像=『BELCY』より引用)

怖い花言葉を持った花を贈られたからといって、取り乱したりしてはいけません。相手に明確な意図や悪意がないのであればどんな花でもこころよく受け取ってあげてください。

どれだけ怖い花言葉を持つ花であっても、決してその怖い花言葉が全てではありません。いい意味を前向きにとらえて愛でてあげることが大事です。中にはいい意味の花言葉を同時に併せ持つ花もあるので、怖い花言葉ではなくそちらを重視してあげれば、きっと花も喜びます。

間違って怖い意味を持った花束を相手に送り付けない様に注意しましょう

さて、今までいろいろな怖い花言葉をもつ花を紹介しましたがいかがだったでしょうか?怖い花言葉に対して詳しくなれたでしょうか?どんなに美しい花にも怖い秘密が隠れています。それは、由来であったり生態系であったり様々です。

貴方の大事な人に、こういった怖い花言葉をもった花を誤解されるような形で贈りつけないようにしてあげてください。どれだけ怖い花言葉を持っていても、愛でられるために育てられてきた花がほとんどです。花の怖い面も、美しい面も良く知ってあげて、美しい花たちを愛でてあげましょう。

提供・BELCY

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