ストールとマフラーは、首に巻くものとしてお馴染みのアイテムですね。しかし、あまりにも似すぎているため違いが分かりにくいという問題があります。また、ショールやスカーフ、スヌードなども似ていますね。それぞれの違いをピックアップしてみましょう。

ストールとマフラーの違い|形とサイズ

【形とサイズ別】ストールとマフラーの違い①長方形で大きいストール

ストールとマフラーの違いは?首に巻くもの一覧|ショール/スカーフ/スヌード
(画像=Photo by NIC KYU、BELCYより引用)

形とサイズ別のストールとマフラーの違いの1つ目は、長方形で大きいサイズがストールだということです。もともとは、肩掛けとして誕生したため、肩をすっぽりと覆うサイズである必要がありました。具体的には、以下のサイズに該当するものが、ストールと分類されます。

ストールのサイズ

幅:60~70cm

長さ:180~220cm

ストールの幅と長さを合わせて見てみると、幅広の長方形になりますね。マフラーとの違いが分からないときは、肩に羽織ってみると良いですね。肩を覆ってもサイズに余裕があればストールと判断できす。

【形とサイズ別】ストールとマフラーの違い②長方形で小さいマフラー

ストールとマフラーの違いは?首に巻くもの一覧|ショール/スカーフ/スヌード
(画像=『BELCY』より引用)

形とサイズ別のストールとマフラーの違いの2つ目は、長方形で小さいサイズがマフラーだということです。もともと、首まわりに巻くために誕生したため、ストールと比べるとサイズは小さく作られています。マフラーの具体的なサイズは、次のとおりです。

マフラーのサイズ

幅:30~50cm

長さ:160~180cm

マフラーの幅と長さを合わせると、幅の狭い長方形になることが分かりますね。首にぐるぐる巻くことはできても、肩を覆うほどの余裕がないサイズのものが、マフラーと判断されます。マフラーとストールを並べて比べると、はっきりと差が表れますよ。

ストールとマフラーの違い|素材の種類

【素材の種類別】ストールとマフラーの違い①薄め軽やか素材のストール

ストールとマフラーの違いは?首に巻くもの一覧|ショール/スカーフ/スヌード
(画像=『BELCY』より引用)

素材の種類別のストールとマフラーの違いの1つ目は、薄め軽やか素材を使用しているのがストールだということです。コットンや麻などの素材は、基本的に薄い生地になりますね。ウールなどの毛素材を用いていても、薄く軽い生地であれば、ストールと判断されます。ストールに使われる主な素材の種類は、以下のとおりです。

ストールの主な素材

コットン・麻・絹・レーヨン

ウール・カシミヤ・パシュミナ

また、薄い素材で作られたストールには、コンパクトに畳めるというメリットも生じます。使用しないときには、さっと畳んで、バッグの中などにしまえるので、気軽に持ち歩くことができますね。

【素材の種類別】ストールとマフラーの違い②厚め暖か素材のマフラー

ストールとマフラーの違いは?首に巻くもの一覧|ショール/スカーフ/スヌード
(画像=『BELCY』より引用)

素材の種類別のストールとマフラーの違いの2つ目は、厚め暖か素材を使用しているのがマフラーだということです。ウールやカシミヤを、編み物または編み物のような織り方にしたニット素材であることが多いですね。また、ファーを用いた種類も該当します。厚手に仕上がるため、ボリュームと暖かさが保証されています。

マフラーの主な素材

ウール・アンゴラ・アルパカ・アクリル

ファー・フェイクファー

また、マフラーの厚い素材は、コンパクトにまとめにくいというデメリットが生じます。暖かい室内に入ったときに、畳んでもかさばってしまうため、バッグの中にしまいにくいという点は不便ですね。

ストールとマフラーの違い|季節

【季節別】ストールとマフラーの違い①オールシーズン使用可能なストール

ストールとマフラーの違いは?首に巻くもの一覧|ショール/スカーフ/スヌード
(画像=『BELCY』より引用)

季節別のストールとマフラーの違いの1つ目は、素材を使い分ければ、ストールはオールシーズン使用可能だということです。春夏は、透明感が感じられる薄さのものでもOKですし、秋冬は保湿や保温を重視した素材のものを選べば使うことができますね。春夏秋冬、それぞれの季節に合わせたものが揃えられる点が魅力です。

【季節別】ストールとマフラーの違い②秋冬の使用がメインのマフラー

ストールとマフラーの違いは?首に巻くもの一覧|ショール/スカーフ/スヌード
(画像=『BELCY』より引用)

季節別のストールとマフラーの違いの2つ目は、マフラーの使用は秋冬メインとなることです。厚めの暖かな素材で作られていることから、必然的に、寒い季節での使用になりますね。とくに真夏のマフラーの使用は、考えられません。ストールと比べると、季節ごとの出番が少ないのがマフラーです。

ストールとマフラーの違い|柄&カラー

【柄&カラー別】ストールとマフラーの違い①幅広い柄でカラフルなストール

ストールとマフラーの違いは?首に巻くもの一覧|ショール/スカーフ/スヌード
(画像=『BELCY』より引用)

柄&カラー別のストールとマフラーの違いの1つ目は、ストールの方が柄の種類が幅広いことです。ストールの素材は、素材の性質上、柄を施しやすいという特徴があります。チェック柄や千鳥柄を始め、エスニックのような民族柄まで、幅広いバリエーションが可能です。

また、カラフルさにかけても種類が豊富ですね。素材を選べばオールシーズン使えるため、季節に合わせたカラーを揃えることができます。淡い色合いから、ビビッドな色まで自由自在ですね。

【柄&カラー別】ストールとマフラーの違い②限られた柄と色のマフラー

ストールとマフラーの違いは?首に巻くもの一覧|ショール/スカーフ/スヌード
(画像=『BELCY』より引用)

柄&カラー別のストールとマフラーの違いの2つ目は、マフラーは柄の種類が限定されることです。とくに、ニット素材を用いたものでは、編み目で柄をつけたものがほとんどとなりますね。ファー素材のものも、柄をつけるには不向きです。そのため、ストールと比べると柄が限定されるのです。

また、マフラーは秋冬をメインに使用するアイテムです。カラーバリエーションも寒色は避ける傾向にあります。どちらかというと暖かさを感じさせる色や、控えめな色で揃えられることが多いタイプです。