この記事では女子SPA!ライターや読者をはじめとする皆さんにお寄せいただいた、実話エピソードをご紹介します。 ====================== 歯医者さんが苦手な方は少なくありませんよね。筆者も子供の頃から苦手で、アラフォーになった現在も、歯医者に行く日は心も足取りも重いものです。
写真はイメージ(以下同じ)
その日は簡単な治療の予定だったはずが、予想以上に難航…。口の中をガガガーっとされる、辛い時間が続きました。そこまでされる心の準備ができていなかったため、治療後は普段より疲労感が大きく、ぐったりでした。
歯医者さんの帰り道
自宅から電車で小一時間の歯医者さんの帰り道、最寄駅に到着し「今日は治療を頑張ったから、ご褒美に美味しいものでも食べなきゃムリ!」と、ぺこぺこのお腹と心を満たすためにカフェに入りました。朝から何も食べていなかったので、かなりお腹が空いていた筆者。食い意地をはってデザート付きのランチを頼みました。
まだ治療時の麻酔は効いていたのですが、経験上、そろそろ切れてくる頃。「ご飯を待っている間に麻酔も切れるでしょ」とのんきに考えていました。
しかし!そんな時に限って思った以上に麻酔が全く取れてこない…。焦ってほっぺたをマッサージしたり、口を動かしてみたりする筆者。マスクをしていなかったら、すごく変な人に見えたことでしょう。そんなことをしているうちに、飲み物やランチが運ばれてきました。
子供の頃、麻酔が取れていない状態でご飯を食べて、思いっきりほっぺたを噛んだ経験がある筆者…。そんな二の舞いにはならないぞ、と思いつつ口をあまり動かさずに、舌だけを使ってなんとかご飯を食べようとしますが、これが結構難しいもの。
食べられない!
「食べたいのに食べられない〜」としばらく悪あがきをしますが、結局、ほとんど食べれないで残してしまいます。せめて持ち帰りしたいなと思うものの、いつも人気なカフェの店内は店員さんたちがパタパタと忙しそう。
「こんなに残して…最初から持ち帰りにしろよって思われるかもな…。面倒な客だよ〜あぁ〜」と非常に申し訳ない気持ちを抱えつつ、「…すみません、これ持ち帰れますか?」と通りかかったウエイターさんに声をかけました。
すると、全く嫌な顔ひとつせず、マスク越しに満面の微笑みを浮かべ「もちろんです!すぐお包みしますね!」とイケメンウエイター。後光が差して見え、すべての疲れが癒されました。
その後もテキパキとキレイに包んでいただき、全く待っていないのに爽やかな微笑みとともに「大変お待たせしました!」と。最後は「ありがとうございました!またお越しくださいませ!」とキラッキラの笑顔でお見送り。もちろん、また来ます!今度はガッツリ食べられる時に!
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<文/まなたろう> まなたろう 多岐にわたって興味があるアラフォーライター。コーヒーが好きで資格を取得中。海外に12年ほど住んでいたため、英語はそこそこ堪能。
提供・女子SPA!
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