旅のスタートに、あるいは、宿泊した翌朝、朝食はいつもと違った楽しみのひとつです。軽井沢には朝食が人気の店や朝食メニューのある飲食店が多く、なかには行列ができるほど人気の店も少なくありません。軽井沢の清々しい朝がもっと楽しくなる、おすすめの朝食をご紹介します。

1 ブランジェ浅野屋 旧道本店

早起きして出かけたい軽井沢の朝食スポット7選
(画像=スクランブルエッグ(フレーバーオイル付)840円、パン4種盛り合わせ380円、『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

旧軽井沢銀座通りにあり、石窯で次々と焼き上がるパンが大人気の店。11時までは、朝食レストランとしても人気です。

半熟に仕上げたスクランブルエッグには、厚切りベーコンと手作りのドレッシングをかけたサラダ、浅漬けで食べやすいピクルスが添えてあります。一緒に注文したい日替わりのパンはトーストしてもらうこともできます。 また、料理に付いてくるオイルは、オレンジ、プロヴァンス(にんにく唐辛子)、バニラ、ポルチーニの4種類。パンをおいしく食べるために作られたオイルで、お土産にもぴったりです。

クロワッサンに2種類のチーズとホワイトソースをかけて焼いた、クロックムッシュも人気です。ほかに、名物のビーフシチューも朝から提供されています。

ご当地サポーターコメント
スペイン製の巨大な石窯で焼かれるパンは種類も豊富。ビーフシチューは、パンと一緒にぜひ味わいたいメニューです!

買ったばかりのパンをイートインで

早起きして出かけたい軽井沢の朝食スポット7選
(画像=『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

飲み物などを注文すれば、パンコーナーで買ったものをそのまま持ち込んで食べることもできます。バゲットやカンパーニュなどの大きいパンはスライスして、石窯で軽くトーストに。残ったものは袋に入れてもらって持ち帰ります。レストランスペースだけでなく、気軽に座ってくつろげる場所もあります。

早起きして出かけたい軽井沢の朝食スポット7選
(画像=『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

ブランジェ浅野屋 旧道本店

長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢738
バス停「旧軽井沢」より徒歩3分
8:00~18:00 夏期7:00~21:00、冬期9:00~17:00
朝食メニューはオープン~11:00
定休日:無休
0267-42-2149
駐車場:無し

2 ストーブカフェ オキザリス

早起きして出かけたい軽井沢の朝食スポット7選
(画像=軽井沢トースト フレンチシュゼット1,000円、『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

軽井沢で食べたい新しいご当地メニューといえば「軽井沢トースト」。数年前から店独自の個性あるフレンチトーストを、「軽井沢トースト」という名前で出すお店が増えています。
離山通りにあるこぢんまりとしたカフェの「軽井沢トースト」は、オレンジ風味が特徴。ソースにバターとたっぷりのオレンジ果汁、ラム酒を使い、レモンで味を締め、まるでクレープシュゼットのような芳醇な味わいです。

ご当地サポーターコメント
オレンジ風味のフレンチシュゼットはちょっと大人の味で、コーヒーにもぴったり。ボリュームもあります!

入り口にはシンボルのストーブが

早起きして出かけたい軽井沢の朝食スポット7選
(画像=陽の光がたっぷりと注ぐ店内、『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

店名のとおり、店の入り口には薪ストーブ。カウンター席からは店主夫妻が料理を作り、丁寧にコーヒーを淹れてくれる様子を間近に見ることができます。

地元の常連客のリクエストで誕生したのが、スイスの伝統料理「ロスティー」。じゃがいもを細切りにし、じっくりと揚げ焼きにしたものです。自家製の皮なしソーセージを添え、半熟の目玉焼きにはゴーダチーズをトッピング。トーストとプチフランスパン、ポットサービスのコーヒーもセットになった充実のメニューです。

早起きして出かけたい軽井沢の朝食スポット7選
(画像=『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

ストーブカフェ オキザリス

長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢1287-9
軽井沢駅より車で5分
夏期7:00~17:00(L.O.16:30)、冬期8:00~16:30(L.O.16:00) ※朝食メニューはオープン~11:30
定休日:木曜日
0267-42-4442
駐車場:無料

3 シェリダン

早起きして出かけたい軽井沢の朝食スポット7選
(画像=クリームチーズ入りスモークサーモンオムレツ1,700円。ポップオーバーまたはトースト、ドリンク付き、『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

店名はシカゴのミシガン湖畔を走る道「シェリダンロード」から命名。店主が旅行先でシカゴの朝食を気に入り、軽井沢の気候と風土が似ていることからシカゴスタイルの朝食とブランチのカフェを開きました。
サーモンのオムレツもシカゴ風料理のひとつ。泡立てた卵を使った、クリームチーズ入りのふわふわオムレツに、スモークサーモンが美しく並べられています。すべてを一緒に食べることで、旨味とコクを味わえる一品です。

計算しつくされた緑の景色

早起きして出かけたい軽井沢の朝食スポット7選
(画像=朝の日差しもすがすがしい店内、『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

インテリアは、アメリカのカジュアルなダイナーをイメージ。窓の切り方や向きを工夫して、どの席からも美しい外の緑を楽しめるよう計算された設計です。シカゴ風のクラシックなパンケーキや、ダッチパンケーキ「パネクッケン」などもあり、アメリカンスタイルの朝食を堪能できます。

ご当地サポーターコメント
静かな場所にあるので、朝食を優雅に楽しみたい時におすすめです。

早起きして出かけたい軽井沢の朝食スポット7選
(画像=『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

シェリダン

長野県北佐久郡軽井沢町発地1166-50
軽井沢駅より車で15分
4~10月6:30~14:00、11~3月7:30~14:00
定休日:水曜日、11~3月は木曜日も定休
0267-31-6005
駐車場:無料

4 ベーカリー&レストラン 沢村 旧軽井沢本店

早起きして出かけたい軽井沢の朝食スポット7選
(画像=沢村モーニングプレート2,000円(税別)、『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

旧軽井沢通りの中心にあるベーカリーレストラン。ベーカリーでパンを買い、レストラン、カフェとしても利用できます。モーニングタイムは早朝から行列ができるほどの人気です。シグネチャーメニューの「沢村モーニングプレート」は、オーソドックスで上質な朝食。トーストはパン・ド・ミを分厚く使い、自家製のベーコンやソーセージをたっぷりと添えます。高原野菜のサラダ、ポテトサラダ、キッシュ、日替わりのスープにヨーグルト、コーヒーが付き、満足度の高いセットです。

様々な表情を持つ大型店舗

早起きして出かけたい軽井沢の朝食スポット7選
(画像=中央は吹き抜けで、開放感があります、『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

旧軽井沢通りの中心にありながら、手付かずの自然が残っていたこの場所。店を建てるときはできるだけ木を切らず、せせらぎや木々と一体化するよう心掛けた設計です。パンを販売するコーナーにバーカウンター、落ち着いた雰囲気のレストラン、そして、自然の中に身を置けるテラス。ライブラリーや子どもたちのための絵本スペースもあり、様々なシーンに活用できます。

ご当地サポーターコメント
清潔感のある広々した空間でゆったり過ごせます。ハード系のパンや惣菜パン、軽井沢限定パンも次々焼きあがるので朝食後のお土産にもいいですね。

早起きして出かけたい軽井沢の朝食スポット7選
(画像=『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

ベーカリー&レストラン 沢村 旧軽井沢本店

長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢12-18
バス停「旧軽井沢」より徒歩1分
モーニング7:00~10:00、ランチ11:00~16:00L.O.、ディナー16:00~21:00(7~9月の金・土のみ22:00L.O.)
無休
0267-41-3777
駐車場:無料

5 キャボットコーヴ

早起きして出かけたい軽井沢の朝食スポット7選
(画像=ホリデーブランチメニュー(2,700円)でもセレクトできる「エッグベネディクトとホームフライ」、『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

ブルーベリーがふんだんに入ったパンケーキや、いちごのワッフル、ポップオーバーなどの朝食やブランチメニューが人気のカフェです。

人気のエッグベネディクトは、イングリッシュマフィンにポーチドエッグ、ハムをのせたニューヨークスタイル。アメリカでは2個セットが多いのですが、こちらでは卵1個の代わりに特大ハムが使われています。付け合わせのホームフライはじゃがいもと季節野菜を炒め合わせたもの。コーヒーは、店主夫妻が毎年訪れるアメリカ・メイン州ポートランドにある「Coffee By Design」にオーダーしており、今年は10周年スペシャルブレンドも登場しました。

メイン州の朝食カフェをイメージ

早起きして出かけたい軽井沢の朝食スポット7選
(画像=ヴィンテージの家具を取り入れ、懐かしい雰囲気、『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

店内は、ニューイングランドのエッセンスを取り入れたあたたかみのあるインテリア。ニューイングランドで買い付けたヴィンテージの食器やオリジナルのコーヒー豆を販売しています。テラス席もあり、一年中開放。ペット同伴OKなので、朝の散歩の途中に愛犬と朝食をとる人の姿も見られます。

夏期とゴールデンウィークは予約のみでの営業。メニューはホリデーブランチメニューと名付けられた期間限定のスペシャルセットのみで、ポットサービスのコーヒーなどの飲み物、日替わりのスープ、サラダ、5種類から選べるメイン料理がセットになっています。そのほかの時期は、アラカルトやセットメニューを選べ、席の予約は不要です。

ご当地サポーターコメント
近くにある「御影用水」の水辺を散歩したあと、こちらで朝食をとるのもおすすめです。

キャボットコーヴ

長野県北佐久郡軽井沢町追分78-26
信濃追分駅より車で10分
4~10月6:30~12:30、11月~3月7:00~12:30
定休日:水曜日、木曜日(祝日、ゴールデンウィーク、お盆期間は営業)
0267-31-5078
駐車場:無料
※2018年7月14日~9月23日の期間中は予約・ホリデーブランチメニューのみ(6:30~8:00/8:15~9:45/10:00~11:30/11:45~13:15)。予約受付は営業日の10:00~15:00。

6 御厨(みくりや)

早起きして出かけたい軽井沢の朝食スポット7選
(画像=朝のおにぎり膳1,200円、『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

軽井沢の中でも、のどかな田園風景が広がる「ほたるの里」。里山に面した広い敷地に建つ大きな一軒家の店です。長野ブランドの「五郎兵衛米」を自家農園で育て、大きなかまどで炊き上げた白いご飯が主役。「朝のおにぎり膳」、ごま塩と刻み梅のおにぎり、だし巻き卵、きんぴらごぼう、湯豆腐、豚汁、香の物がセットに。ふんわりと握ったおにぎりは、粒が際立つように炊き上がったご飯を味わうのに最適です。セットの豚汁の味噌や、香の物は自家製で、湯豆腐は近くの「白ほたる豆腐」の豆腐を使っています。ほかに、「卵かけご飯セット」や「朝のとろろ汁膳」もあります。

ご当地サポーターコメント
囲炉裏や縁側もあり懐かしい気持ちになります。メニューは、どれもほっとするあたたかな料理です。

日本の田舎家で食を楽しむ

早起きして出かけたい軽井沢の朝食スポット7選
(画像=テーブル席のほか、いろりや座敷席も。立派な柱や梁も見どころ、『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

どっしりとした大きな一軒家は、信州の農家を訪れたような気分になります。主役は中央に設えられたいろり。厨房の入り口には大きな炊飯かまどがあり、畳の座敷や縁側でくつろぎながら食事をすることもできます。夏は縁側にも席が設けられ、ペット同伴OKです。自家米や自家製味噌、おやきなど、長野ならではの食材も販売しているので、お土産にもおすすめです。

早起きして出かけたい軽井沢の朝食スポット7選
(画像=『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

御厨(みくりや)

長野県北佐久郡軽井沢町発地2127
軽井沢駅より車で15分
7:15~16:00(L.O.15:00)朝食メニューはオープン~10:30
無休
0267-41-6741
駐車場:無料

7 押立茶房

早起きして出かけたい軽井沢の朝食スポット7選
(画像=朝食セット800円。30食限定、『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

40年前の開店以来、同じ場所で営まれている老舗喫茶店。朝食ブームの前から「おはようサービス」と名付けた朝食セットが評判です。メニューはハムエッグとトースト、サラダ、コーヒーと、いたってシンプル。40年間、店主自らが作り続けているだけあって、トーストは厚さも焼き加減も絶妙。目玉焼き2つに、さっと焼いたハムを添えています。地元のレタスを使ったサラダは、自家製のたまねぎ醤油ドレッシングが評判です。

レトロな山小屋風のインテリア

早起きして出かけたい軽井沢の朝食スポット7選
(画像=『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

40年間の歴史の中で一度改装はしているものの、ログハウス風の店内には店主のお気に入りや常連客からの土産ものが飾られて、懐かしい雰囲気。窓の外は緑が豊かで、丸太を使ったテラス席では、朝の空気に浸りながら朝食をとることができます。
店主夫婦のあたたかな人柄に触れ、常連客が多いのもうなずける一店です。

ご当地サポーターコメント
隠れ家のようで、落ち着くお店です。テラス席からは林とゴルフ場の緑を眺めながら食事ができます。

早起きして出かけたい軽井沢の朝食スポット7選
(画像=『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

押立茶房

長野県北佐久郡軽井沢町南軽井沢1
軽井沢駅より車で10分
8:00~18:00、夏期は5:00~18:00
朝食メニューはオープン~11:00
定休日:水曜日(祝日の場合は営業)、夏期無休
0267-48-1160
駐車場:無料

※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。

記事公開:2018/10/01

提供・星野リゾート みちくさガイド

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