アロマセラピストの仕事に興味をもっているなら、副業で始めてみるというのもひとつの方法です。副業であれば、本業からスタートするよりも気軽に始めることができます。

とはいえ、副業でアロマセラピストの仕事を始めるには、具体的にどうすればいいのでしょうか?

とうことで、本記事では「副業からアロマセラピストになるための方法」について紹介します。

副業でアロマセラピストとして働くステップは2つ

『YMCメディアカルトレーナーズスクール』より引用
(画像=『YMCメディアカルトレーナーズスクール』より引用)

副業でアロマセラピストを始めるためのステップは、大きく分けて2つのステップが必要です。

副業でアロマセラピストを始めるための2ステップ
1. アロマに関する資格を取得する
2. 自分にあった副業を選択する

順番に解説します。

ステップ①:アロマに関する資格を取得する

アロマセラピストとして働くであれば、知識と技術があることを証明するために、まずはアロマに関する資格を取得しましょう。

アロマセラピストには国家資格はありませんので、無資格でも始めることはできますが、その場合は働き方の選択肢が狭くなります。また、オンラインなど、比較的簡単に取得できる資格もありますが、お仕事として活かすのであれば不十分なことが多いです。

ビジネスとして行うのであれば、セラピストの育成を専門に行っているスクールで知識と技術を身に着けるのがおすすめです。

ステップ②:自分にあった副業を選択する

資格を取得したら、次に働き方の選択です。副業として活躍するには、大きく3つの働き方があります。

副業セラピストの3つの働き方
1. アルバイト
2.業務委託
3. 独立開業(自宅開業)

それぞれの働き方について、深堀してみましょう。

アルバイト

アルバイトで働く場合は、正社員よりも短い時間で働くことができるのがメリットです。自分の都合で曜日や時間帯を選びやすいので、家庭や本業とのバランスがとりやすく、副業としてもっとも始めやすいです。

また、未経験者を受け入れているサロンなら、研修制度が整っている場合も多いので、技術やノウハウなどが学べるのもメリットです。

アロママッサージを取り入れてるアロマサロンや美容サロンなどで求人があります。

業務委託

業務委託とは、雇用関係のない企業から仕事を委託され、特定の業務を行うことで報酬が支払われる働き方です。

労働力ではなく、仕事の成果で評価されるので報酬は歩合制なことが多いです。そのため、どれだけ稼げるかは個人のスキルなどによって異なります。

契約上、サロンとの関係は対等なため、勤務時間は基本的には自分の都合に合わせて設定できるので、「1日3時間だけ働く」といったように、アルバイトよりも時間の融通がききやすいのが特徴です。

独立開業(自宅開業)

自宅の一部をリフォームしたり、庭に簡易的な小屋をつくったり、レンタルサロンを借りたりしながら、本業の休みの日だけ開業するのが、「独立・開業」タイプの副業です。アロマセラピストの場合、他のお仕事と違って初期投資がそれほど高額ではないため、比較的独立しやすいです。

また、お客さまとの調整次第で、自分が空いている時間のみにお仕事できるので、子育て中のお母さんが主婦業と兼業する場合にも向いています

とはいえ、不定期な時間帯で仕事を行うこともあるため、時として家事が疎かになる場合も。家族の理解を得られるよう、努力する必要があります。

副業のアロマセラピストの給料

『YMCメディアカルトレーナーズスクール』より引用
(画像=『YMCメディアカルトレーナーズスクール』より引用)

副業としてアロマセラピストとして働く場合、お給料は副業に割く時間によっても異なってきます。

なので、あくまで目安となりますが、それぞれの働き方での給料について紹介します。

アルバイトは時給制

アルバイトとして働く場合は、時給~1,200円程度が相場です。ただ、アロマセラピストは技術職なので、能力給やインセンティブ、指名料などで収入アップが狙えます。

サロンによっては週1日からOKというところもあります。

業務委託は歩合制

業務委託として働く場合、給料は歩合制のことがほとんどです。

しかし、時給・日給・月給とサロンによって表示が異なり、だいたいの給料の最少・最大金額は以下のようになります。

業務委託の給料目安
・日給:1,800~4,800円
・日給:940円~32,000円
・月給:36,000円~600,000円

サロンによっては完全歩合と記載はあるものの、明確な金額を表示していないところもあります。なので、応募時や面接の際にしっかりと確認するようにしましょう。

また、業務委託の場合は、基本的に交通費の支払いがないことが多いです。

独立・開業は個人差が大きい

独立・開業の場合は、個人差が大きいです。

独立してから1~2年は軌道に乗るための準備期間である方が多く、場合によっては数万円の人もいます。しかし、成功すると年収1000万円を超える人も少なくありません。

費用としてかかるものが他の業種と比べると少ないため、利益の幅は大きいのが特徴です。

ワークショップ開催などから始めるのもアリ

いきなり独立というのは、少しハードルが高いかもしれません。そんな時は、アロマを使った石けんやキャンドル作りなど、簡単な「アロマクラフト講座」や「ワークショップ」の開催から始めてもいいでしょう。

まずは知り合いや友人を招き、その活動内容をホームページやSNSで発信しながら、徐々にお客さまを広げていきましょう。