友人の一言で、やっと気づいた彼の正体
そんな話を友人にしたところ「それ、たかられてるよ! 早く別れたほうがいいって」との忠告が。全くピンときていなかった私は反論しましたが、「毎回おごらせても怒らないように安いご飯屋さんしか行かないんだよ。その誕生日も絶対ウソだし。そもそも、その男が勤めている銀行名、聞いたことないよ」と言われ、初めて背中がヒヤッ……。
すぐに銀行名を検索すると、たしかに存在しなかったのです! すべてを察し、舞い上がっていた自分自身を呪うしかなく……。
別れ話をする気にもなれず音信不通にしていたところ、しばらくして彼からこんなメールが。
『実は病気の母親もグッチの財布が欲しいって言ってるんだけど、俺のと一緒に買ってもらえるかな? 弟も俺の小銭入れがうらやましいって言うから、どうせならそれもあげたいんだけど……』
あまりにもおねだりが過ぎて、もはやあきれるほど。こんな人のことを信じていたとは、相当恋の魔力にやられていたようです……。
バツイチや恋にブランクがあるときは、危険察知レーダーが壊れがち。久々の恋にウキウキするのは最高の瞬間ですが、少しだけ冷静になる時間も大切です。ちょっとでも違和感や心が痛むことがあったら、一度立ち止まり相手の誠実さを量ること。自分でわからなければ、他人に意見を求めるのも手です。
せっかくの素敵な恋を残念な結末で終わらせないためにも、しっかり自己防衛して、地に足の着いた恋愛をしたいですね。
―シリーズ「女の人生、悲喜こもごも」―
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<文/関由佳 イラスト/やましたともこ> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】 関由佳 筆跡アナリストで心理カウンセラー、カラーセラピストの資格も持つ。芸能人の筆跡分析のコラムを執筆し、『村上マヨネーズのツッコませて頂きます!』(関西テレビ)などのテレビ出演も。夫との死別経験から、現在グリーフ専門士の資格を習得中。Twitter/ブログ
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