みなさんは「Webマーケティング」という言葉を、聞いたことはありますか?
アプリやWebサイト、SNSなどインターネット上のあらゆるものを活用し、アクセス数やユーザー動向、画面の滞在時間などのデータをベースに、商品やサービスへの購入や利用を促すことです。
これらを効果的に行うため対策を立て実行するポジションの人を、Webマーケターと呼びます。
少し前までは馴染みがなかったWebマーケティング職ですが、ここ数年で、急速にWebマーケティングを行う人、Webマーケターの需要が高まってきています。
一体なぜなのでしょうか?そして、未経験者でもWebマーケティング職に転職・就職することはできるのでしょうか?
早速、Webマーケティング職のあれこれについて、見ていきましょう。
Webマーケティング職は、こんなに必要とされている
突然ですがみなさんは、インターネットを使わない日はありますか?
そんな日はきっと、1日たりともないですよね。
ちょっとした調べごとでも、仕事でも、プライベートでも、今や私たちの生活にはインターネットが欠かせません。
どんなに疲れていても、通勤電車や休憩時間、寝る前など、少しの時間でもきっとインターネットを利用しているはずです。
もはや私たちの生活の一部となっているインターネット。
そのサービスや情報の多くは無料で利用できますが、なぜ無料で使えるのでしょうか?
答えは、広告にあります。
まず大前提として、テレビの番組にスポンサーがついているのと同様に、多くのSNSやWebサービスには「広告枠」があり、広告主がそこに広告を出すことによって成り立っています。
「バナー広告」や「動画広告」などは、おそらく目にしたことがあるのではないでしょうか。
こういった広告の収益が、ダイレクトにキャッシュを生み出しています。
他にも、上記のような直接的な広告ではなく、間接的な広告というのもあります。
例えば、食品メーカーが自社商品を使ったレシピを紹介している特設料理サイトなどは、わかりやすいかもしれません。こういった例は、その場で直接の購入やダウンロードに至らなくても、印象付ける効果があります。
マーケティング用語では、直接の購入に至ることを「ダイレクトレスポンス」、印象付けを行うことを「ブランディング」といいます。
一見、広告として効果が薄い「ブランディング」ですが、「●●といえばこのブランド」という意識を持たせることができるため、長期的に見て広告としての効果は得られると考えて良いでしょう。(ただし、ダイレクトレスポンスに比較し効果測定がしにくい側面もあります)
少し話が逸れましたが、昨今はソーシャルゲーム、SNSなど…様々なITサービスがどんどん生まれていく中で、それを支えるための広告のニーズは比例して高まっています。
インターネット市場は、2022年には、2015年の約2.3倍の規模なると言われており、まさに成長真っ只中。
注目の市場であることは間違いないのです。
そしてそれを支えるWebマーケティング職の人材が、比例して必要となってきています。
需要の高いポジションなので、もちろん、給与も優遇されています。
まさに、「今転職するなら、Webマーケティング職が狙い目!」なのです。