東京から新幹線で1時間弱、名古屋から1時間半とアクセスが良い静岡県の三島。今回は、2020年6月に新規オープンした富士山三島東急ホテルに宿泊し、「東洋一の湧き水」と言われる柿田川湧水と三島大社を訪れます。
三島駅隣接の「富士山三島東急ホテル」
2020年にオープンしたばかりの富士山三島東急ホテルは、三島駅南口に隣接している綺麗なシティホテル。アクセスが良いので、三島を観光するのにぴったりです。
晴れた日には富士山を一望できる客室
ご紹介するのは7階のツインルーム。ホテルの客室には大きく分けて2種類があり、富士山側とそうでないお部屋があります。価格差はおおよそ2,000円程度なので、ここは富士山側をチョイスするのがおすすめです。
足元から天井付近まで大きく取られた窓からの見晴らしは最高で、晴れた日には富士山を心ゆくまで眺められます。
手前には三島駅のホームが見え、東海道を行き来する電車の様子を眺められます。電車好きな方も楽しめますよ。
また客室の至るところに「富士山」がちりばめられていて、探すのもお楽しみ。作務衣や、グラスや、トイレにも…!?是非楽しく見つけてみてくださいね。
富士山+三島の夜景を楽しめる展望大浴場
大浴場へは、客室にある作務衣とスリッパで移動OK!こちらのお湯は、透明で柔らかくて肌触りも最高です。後でご紹介する柿田川湧水群が近くにあるためなんですよ。
ホテル14階にあるので、入浴しながらもれなく富士山を眺めることができます。また夜に入浴すると、三島の夜景を眺めながらじっくりと湯あみを楽しめますよ。露天風呂に入っていると、どこからか鰻丼の香りが漂ってくるのも、三島らしさのエッセンスです。
また脱衣所には、アメニティとしてALFACEのフェイスマスクが置いてあるのも嬉しいポイント。夕方の限られた時間帯には、浴場入口にビールのサービスもあるようなので、タイミングが合えば利用してみてください。
お土産屋さんやカフェも充実
駅隣接のホテルらしく、お買い物も便利です。富士山三島東急ホテルが入っているビルMITOWAには、飲食店やお土産店が充実しています。三島を含めた静岡県のお土産が手に入るお店「ふじのくに さすよ」が1階に入っています。
その他、三島駅南口にある「沼津魚がし」で、お寿司のテイクアウトもおすすめです。
富士山三島東急ホテルから、柿田川湧水公園と三嶋大社へ行こう!
富士山三島東急ホテルに宿泊して観光を考えているならば、柿田川湧水公園と三嶋大社がおすすめです。三島駅から柿田川湧水公園まではおおよそ3kmとなっています。公共交通機関を使うなら、三島駅南口から東海バスが利用でき、4番線から沼津駅(サントムーン経由)行きに乗車し所要13分、柿田川湧水公園前で下車すると徒歩2分で到着します。
もし天気が良い日なら、ホテル1階にあるシェアサイクル「ハローサイクリング」を利用するのがおすすめです。事前にアプリ登録が必要ではあるものの、電動自転車を100円/15分単位で借りることができます。
参考までに、「ホテル~柿田川湧水群~三島大社~ホテル」というルートでゆったりと利用して、合計700円でした。
柿田川湧水公園
日本一、東洋一とも言われ、一日110万トンもの水が湧き出す柿田川湧水公園には、第一展望台・第二展望台・湧水広場(八つ橋)と全部で3つの見どころがあり、ゆっくり写真や動画を撮りながら歩いて回って、30分程度から一周できます。
なお第一・第二展望台ともに階段を下りる必要があるため、足元は歩きやすい靴を履くことと、小さな子供連れの方はベビーカーよりも抱っこ紐が断然おすすめです。
遊具などは無いものの水遊びを楽しめますし、トイレも広くて綺麗なので、家族みんなで安心して遊びに行ける明るい雰囲気の公園です。
第一展望台
第一展望台から見られる景色がこちら。
富士山の地下水がブクブクと湧き出し、綺麗な川となって流れていく様子は圧巻で、思わず時間を忘れて眺めてしまうかもしれません。
悔しいことに、この絶景は写真にうまく収めることができませんでした。是非、実際に現地へ行って肉眼で確認してみてくださいね。11月末~12月にかけて、タイミングが合えばアユが集まってきて産卵する様子も見学できるそうですよ。