アンドロギュノスをご存じですか?アンドロギュノスとはギリシャ神話に出てくる生き物のことです。アンドロギュノスは、人間のもととなった生き物で、性を2つ持っていたとされています。片やツインレイは魂の双子のことを言います。この記事では、アンドロギュノスとツインレイについてご紹介します。

アンドロギュノスとは2つの性を持つ生き物

人間はなぜ恋をする?アンドロギュノスとツインレイの話
(画像=photo-ac.com P・Hより引用)

はるか昔、人間はアンドロギュノスと呼ばれる、性を2つ持っていたとされています。アンドロギュノスとは両性具有ともいわれており、男性器を持ち、乳房もある人のことを指します。その姿は背中合わせになった人間がくっついており、男性が2人、女性が2人、または男女の組み合わせで、顔が2つ、手足が4本で性器も2つ持っており、体は球体の形でした。男男、女女、男女の組み合わせにより、3種類に分けられていました。名前の由来は、アンドロ=男、ギュノス=女をくっつけた名前となっています。これだけ聞くと、ちょっと気味悪く感じますね。

※アンドロギュノスで検索すると、どのような姿だったのかを画像で見ることができますよ

ゼウスに真っ二つにされたため今の姿に・・・

人間はなぜ恋をする?アンドロギュノスとツインレイの話
(画像=photo-ac.com P・Hより引用)

アンドロギュノスは、神々を乗っ取ろうとするなど、かなり傲慢な生き物でした。そのため、ゼウスと呼ばれる神が怒り、人間の力を弱めるために人間を真っ二つにしてしまいました。真っ二つにされた断面を修復したときにできたのが、へそなのだとか。ギリシャ神話では、私たち人間は2人で1人だったんですね。種類も男と女の2種類ではなく、男男、女女、男女の3種類いて、多様性があったようです。

人間が恋をするのは片割れを探している?

人間はなぜ恋をする?アンドロギュノスとツインレイの話
(画像=photo-ac.com P・Hより引用)

もともと人間はアンドロギュノスだったため、2つに引き裂かれたことにより、自分の片割れを探しさまようようになりました。男が女、女が男を求めるのは、完全体であったアンドロギュノスの姿に憧れて、元に戻ろうとするからなのだといわれています。そして、アンドロギュノスは男女以外にも同性の組み合わせもいるため、そのタイプの人は、同性を求めるようになったとか。これが人間の「恋」です。「恋」とは相手のことを好きになることというイメージが強いですが、ギリシャ神話では、完全体に憧れ、元に戻ろうとすることを指しています。男女が引かれ合い、1つになりたがるのは、もともと1つの個体だったからなんですね。

ツインレイとは魂の双子

人間はなぜ恋をする?アンドロギュノスとツインレイの話
(画像=photo-ac.com P・Hより引用)

アンドロギュノスが体を分けた存在とするなら、ツインレイは魂を分けた存在です。ツインレイは自分自身の魂の片割れで、唯一無二の存在なのです。亡くなった後に体から魂が離れるとき、魂が2つに分かれるため、ツインレイは魂の双子と呼ばれています。ツインレイは出会うことが難しい存在と言われていますが、出会った場合にはその出会いに意味があるのです。

ツインレイが出会う意味 ・成長
・愛を学ぶ
・支えあう

もしツインレイに出会った場合は、お互いが成長し、愛を学び、支えあう関係になります。ツインレイは基本的には男女のため、出会ったら離れられない、離れたくない関係へと発展する場合が多いのです。