俳優のウィル・スミスが、現地時間4月1日金曜日に映画芸術科学アカデミーを辞職した。

ウィルは声明を発表し、「私は映画芸術科学アカデミーの会員を辞め、理事会が適切と考える更なる結果を受け入れるつもりです」「第94回アカデミー賞授賞式での私の行動は、衝撃的で、痛みを伴い、許しがたいものでした」とコメントしている。また、ウィルはアカデミーの信頼を裏切り、ノミネート者は受賞者たちの祝福の機会を「奪った」とも述べている。「私は心を痛めています」と明かし、「二度と暴力が理性をりょうがすることを許さない」と誓った。

ウィルが発表した直後、アカデミー会長も、ウィルの辞任を受け入れる声明を発表。「我々は、次回4月18日に予定されている理事会に先立ち、アカデミーの行動規範に違反したスミス氏に対する懲戒手続きを進めていきます」としている。