ご存知でしょうか?日本三大都市のひとつ名古屋市からたったの1時間強で行ける離島、日間賀島(ひまかじま)。昔から、近海でたくさん獲れるタコとフグがとても美味しいことで有名で、別名「タコとフグの島」とも呼ばれています。そんな日間賀島では、名物のタコの丸茹でや、冬季限定で食べられる近海フグなどの新鮮な魚料理を食べることはもちろん、あのアニメのオープニングに登場する「ハイジのブランコ」にも乗ることができるのです。さぁ、日間賀島で遊びつくす旅へ出かけましょう!
日間賀島って??
三河湾に浮かぶ愛知三島のひとつで、面積は0.77平方キロメートルと小さいながら、人口密度は日本全国の離島No.1を誇る活気があります。ドラマ化された森博嗣の小説『すべてがFになる』の舞台となった島のモデルにもなりました。
島の入り口は西港と東港の2箇所があり、愛知県本土の師崎港からの所要時間は、高速船でわずか10分程度とアクセスも便利。
名古屋市内から師崎港に行くには、知多半島道路を経由して車で約1時間。電車を利用する場合は、名鉄名古屋駅から乗り換えなしで港最寄りの河和駅まで50分、河和駅から師崎港まではバスで30分です。
離島は行きにくそうだしなんだか寂しそう…というイメージを持つ旅行初心者にもおすすめできる、それが日間賀島です。
名物【タコの丸茹で】を召し上がれ!
インパクト抜群なこちらが、ずばり日間賀島名物タコの丸茹でです。
名前の通り、タコが海で泳ぐそのままの姿で茹で上げたこの料理。特徴は、なんと言ってもその柔らかさとジューシーな味わいです。
ハサミを使って、食べる分だけぶつ切りにしながらいただきましょう。まずはお醤油はつけずに、ほどよい潮の風味を味わうのがおすすめです。
タコってこんなに美味しいの!と記憶に残ること間違いなし。ちなみに、食べられない部分や硬い部分などは取り除いた状態で提供されますので、頭から足まで全てきれいに食べてしまえます。
名物料理は【御やど乙姫】でどうぞ。
ドラマ『孤独のグルメ』でも紹介されたこちらのお店は、日間賀島西港で船を降りてすぐ目の前にあります。休日などは、開店してすぐに満席になってしまうことが多いので、島へ着いたらまず入店するのがおすすめ。
ご紹介したタコの丸茹で以外にも、店内のいけすから旬の魚をさばいたばかりの、新鮮なお刺身もどうぞ。冬季にお出かけの際は、フグを食べることもお忘れなく!
なお、店内へベビーカーごと入るスペースは十分にあり、子供用の取り分け皿も貸してもらえるので、子連れファミリーも安心です。
いざ!ハイジのブランコへ!
アニメ『アルプスの少女ハイジ』のオープニングにも登場する、ロープがとーっても長いあのブランコ。その名もハイジのブランコは、日間賀島東港からすぐの高台にあります。高台に登るには急な階段がありますし、足元は木の根で凸凹していますのでご注意くださいね。
このブランコは、大木にロープを結んであるだけの素朴なつくりで、大人2人が密着して座れるサイズ。ロープがとーっても長いので、ほんの少し漕ぐだけで思ったより大きく揺れて、ドキドキしちゃいます。別名は、恋人ブランコ♡。カップルで乗ると幸せになれるんだそうですよ。
漕ぎ出すと目の前はただただ空と海!高台にあるので、まるで空と海に溶け込むようで、とっても爽快な気分になること間違いなしですね。