魔女の宅急便、映画と小説のあらすじの違い

【魔女の宅急便】原作を徹底解説!あらすじや映画との違いとは?
(画像=『Sorte plus』より引用)

映画も原作小説も同じタイトルである『魔女の宅急便』です。ここでは映画と原作小説はどういった点が違うのか解説します。ぜひどちらも楽しんで比べてみてください。

違い①原作ではキキはロングヘア―

【魔女の宅急便】原作を徹底解説!あらすじや映画との違いとは?
(画像=Amazon、『Sorte plus』より引用)

原作小説の表紙や挿絵には、キキがよく描かれています。原作小説のキキの姿を見ると黒髪でロングヘアーの魔女です。一方、映画ではショートヘアになっています。

原作小説のキキのほうが早くに誕生しているため、後に誕生した映画のキキの髪が短くなった理由は、アニメーションの作画を簡単にするためです。

キキをロングヘアーになると、全体としての動きが増えるのでアニメーション作画の難易度が高くなります。髪の長さで大きく印象が変わるので、どちらのキキも楽しんで鑑賞してみましょう!

違い②ジジが喋れなくなるのは映画だけ

【魔女の宅急便】原作を徹底解説!あらすじや映画との違いとは?
(画像=『Sorte plus』より引用)

映画『魔女の宅急便』のストーリーには、相棒のジジが喋れなくなるシーンがあります。キキがスランプに陥って魔法が使えなくなる印象的なシーンです。しかし、原作小説にはジジが喋れなくなるシーンはありません。原作小説ではジジずっと喋っています。

映画を鑑賞した方のなかには、それまで喋っていたジジが喋れなくなったため理由を考えたもいらっしゃることでしょう。しかしジジが喋れなくなったというよりも、映画『魔女の宅急便』に登場するジジは元から普通の黒猫で喋れなかったという説もあります。

映画ではジジが喋れなくなったと同時にキキが箒による飛行能力がなくなったという描写がありますが、キキの飛行能力が復活したあともジジが喋っているシーンがありません。

違い③小説でキキが運んだ宅急便の荷物

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(画像=『Sorte plus』より引用)

映画『魔女の宅急便』の作中で運んだものは上映時間の都合もあり、限られています。しかし原作小説のキキは、いろいろな物を運びました。映画で描写されていませんが原作小説でキキが運んだ物は、運動靴・カバ・船+魚・しあわせのベール・自分です。

コリコの街は年が変わると、マラソン大会が行われます。街の人がマラソン大会に向ける情熱は凄まじく、足が不自由な人以外は全員参加です。なぜかコリコの街で、魔女に運動靴を運んでもらうと速く走れるようになるという噂が広がり、キキは大忙しになりました。

【魔女の宅急便】原作を徹底解説!あらすじや映画との違いとは?
(画像=『Sorte plus』より引用)

カバはハンモックを使うことで、キキは無事病院まで届けます。船+魚は、網が破けて困っていた漁船からの依頼でした。結果として、投げた網にかかった魚と船を港まで届けます。しあわせのベールは、結婚式の花嫁の頭にキキがかけるところまでをやりきりました。

最後の自分は、キキのことを指します。コリコの街から離れた場所に住んでいるモリは、キキと友達になりたい様子でした。キキとモリは意気投合して、仲の良い友達になります。

違い④キキとトンボの関係の違い

【魔女の宅急便】原作を徹底解説!あらすじや映画との違いとは?
(画像=『Sorte plus』より引用)

映画『魔女の宅急便』では、キキとトンボが恋愛関係に発展する決定打は見られません。しかし原作小説では、二人の関係が恋愛関係に発展する様子が色濃く描かれています。

トンボが言った一言で気持ちが不安定になったり、女の子として意識されたいと考えたり、原作小説でのキキはトンボに恋愛感情を抱いてる女の子といった描写です。一方的な片想いではなく、トンボもキキに対して特別な感情を抱いている様子でした。

キキが喜びそうな贈り物をしたり、見送りをしたりといった特別な関係を演出しています。原作小説では遠距離恋愛になって不安になるなどの紆余曲折を経て、最終的に二人が結婚するところまで描かれました。

違い⑤ジジのその後

【魔女の宅急便】原作を徹底解説!あらすじや映画との違いとは?
(画像=『Sorte plus』より引用)

映画では、ジジが言葉を話せなくなった以降の話が描かれていません。原作小説のキキとジジはずっと相棒として暮らしており、魔女の猫としてずっと言葉も話します。

原作小説のジジは、最終的に18匹の子猫に恵まれました。子猫たちは黒猫のジジと白猫の母親を持つので、白黒の水玉模様です。キキと同じように、ジジも成長をしている様子です。キキの仕事についていくだけでなく、普通の猫とも関わっています。

普通の魔女は、魔女の修行をして結婚をするときには相棒の魔女猫とは別の人生を歩むようですが、キキとジジはずっと一緒にいることに決めました。そのため、原作小説『魔女の宅急便』では、ジジの成長も楽しめます。

魔女の宅急便の映画と小説の違いを楽しんでみよう

【魔女の宅急便】原作を徹底解説!あらすじや映画との違いとは?
(画像=『Sorte plus』より引用)

この記事で『魔女の宅急便』の原作小説のあらすじや映画との違いを解説しました。原作小説は全6巻あるので、細やかにキキの人生や映画では描かれなかったその後が描かれていることが魅力です。

キキの人生が記された原作小説の『魔女の宅急便』はファンタジーとしても楽しめます。しかし活発でありながらも繊細で感情豊かなキキが成長する物語は、現代社会を生きる人々の心にも響くことでしょう。

話の内容もわかりやすいので読書が好きな方だけでなく、普段あまり読書をしない方にも楽しみやすいです。映画と併せて、ぜひ『魔女の宅急便』の世界がより楽しめる原作小説も楽しんでみてください。


提供・Sorte plus

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