カラフルな花畑が広がる絶景スポットや、緑豊かな自然スポット、春の爽やかな風を感じながら楽しめるクルーズなど、カップルの春のおでかけにぴったりな大阪デートスポットをご紹介します。
1.万博記念公園
昭和45年（1970年）に開催された日本万国博覧会の跡地を整備し、昭和47年（1972年）に開園しました。園内には、太陽の塔がある「自然文化園」や日本庭園、万博開催当時の施設「鉄鋼館」を利用した記念館「EXPO'70パビリオン」、「国立民族学博物館」などさまざまな施設が揃います。
シンボルの”太陽の塔”は、芸術家・岡本太郎氏が制作したもので、万博期間中はパビリオンとして内部に入ることもできました。しばらく非公開となっていましたが、改修工事を重ね、2018年3月より内部公開が再スタート！塔内にはミュージアムショップもあり、太陽の塔や、岡本太郎に関連するグッズを購入できます。
園内では季節の花が咲き誇り、代表的なものでは、3月下旬〜4月下旬にかけてはチューリップ、4月〜5月はネモフィラ、6月〜7月はあじさい、7月上旬～9月上旬はヒマワリ、9月下旬〜11月上旬にはコスモスが花を咲かせます。春の気候の良い日に、のんびりお散歩デートが楽しめるデートスポットです。
2.天王寺動物園
天王寺動物園の展示はとにかく「動物との距離感が近い」のが印象的で、おすすめの展示はトラ。檻ではなくガラス一枚隔てたところを闊歩するトラの姿を大迫力で観察できます。
また、カップルに人気のエサやり体験もあり、ちょっとワイルドな珍しい黒ヤギにエサをあげることができます。春のデートの楽しい思い出になりますよ。
3.天保山大観覧車
地上高112.5mを誇る、世界最大級の巨大観覧車「天保山大観覧車」。1周の所要時間は約15分で、キャビン内では景観案内放送と共に絶景を楽しむことができます。
側面、底面、座席部分が透明なシースルーキャビンもあり、ゆったりとした観覧車といえども、まるで春の空に浮かんでいるかのような大迫力を味わうこともできます。
4.ハルカス300展望台
あべのハルカスの建物自体は300mあり、東京スカイツリー、東京タワーに次いで第3位。しかし観光客が立ち入ることができる展望台「ハルカス300」は58階～60階にあり、その高さは東京スカイツリーに次いで2位となっています。日本全国展望台高度比較によると、東京タワーの展望台が250m、あべのハルカスの展望台が288mの位置にあるのだそうです。
展望台の中では、絶景はもちろん、グルメやショッピング、アトラクションや各種イベントなども開催されているので、いつ訪れても楽しめます。
5.箕面大滝
「日本の滝百選」「日本百景」などにも選ばれている落差33mの名瀑。展望エリアの先端まで行かずとも、水しぶきや霧雨のシャワーを感じることができます。ここは「役行者」が修行中に龍神に出会った場所とされ、滝のこぼれ口には龍穴があるそうです。
かの有名な織田信長や松尾芭蕉も見に来たというこの場所で、マイナスイオンをたっぷりと感じてみてくださいね。
6.中崎町
大阪駅から歩いてアクセスできる「中崎町」は、レトロな街並みが広がる中に、おしゃれなカフェや雑貨屋さんが集まるエリアです。散策をたのしみながら、他では買えないようなオリジナリティ溢れるアイテムとの出会いや、カフェでゆっくりと過ごす時間が楽しめます。
エリア内にある「SANDPIPER（サンドパイパー）」は、アクセサリーや洋服、バッグなどを製作する作家さんが、スペースを借りて販売するショップ。1970年代の商品を中心に取り扱うレトロな雑貨店「green pepe」も人気店の一つです。
中崎町には、このような個性を感じるショップが集まっているので、ぜひお気に入りのお店を見つけてみてくださいね。
7.ひらかたパーク
「ひらパー」の愛称で知られる、現存する遊園地としては日本一古い施設です。人気のアトラクションは、探索型のアトラクション「マジカルボルケーノ」や円形ゴムボートで激流を降る「トロールパニック パチャンガ」、木製コースター「エルフ」など。
また夏には屋外プールがオープンし、秋はイルミネーションイベントを開催するなど、季節ごとにイベントも楽しめますよ。
8.花博記念公園鶴見緑地
ネモフィラが咲く花畑の写真が、SNSで大人気の鶴見緑地公園。かつてEXPO'90「国際花と緑の博覧会」の会場だった場所を整備した都市公園です。
約123haの敷地内には、世界中の約5,500種もの植物を温室栽培する「咲くやこの花館」、乗馬体験もできる「乗馬苑」、バーベキュー広場やキャンプ場など、さまざまな施設を備えています。話題のネモフィラの景色は、例年4月下旬からGW頃まで「風車の丘」で見られるので、春のデートスポットとしてもぴったりですよ。
9.星のブランコ
「ほしだ園地」にある吊り橋「星のブランコ」。標高180m、全長280m、最大地上高50mの木床版吊り橋で、人道吊り橋としては全国的にも最大級の規模です。吊り橋を渡りながら眼下に広がるほしだ園地の森を望め、四季折々の風景を楽しむことができます。
ちなみに「星のブランコ」という名前には、七夕伝説を持ち、星降る里として知られる交野（かたの）市のシンボルとなるように、という意味が込められているそうです。
10.とんぼりリバークルーズ
道頓堀川を約20分間かけて周遊するクルーズ船。ドン・キホーテ道頓堀店のえびすタワーの前から出発して日本橋（にっぽんばし）をはじめ、戎橋や大黒橋など、9つの橋をわたって湊町リバープレイス付近で折り返します。途中ガイドさんによる解説で大阪や道頓堀の歴史、さらに看板についても詳しい話を聞くことができます。
また夜には、ライトアップした道頓堀の街並みをクルージングできます。春の心地よい風を感じながら、ネオンあふれる繫華街を船の上から眺めるデートを楽しんでみては。
