1年間に必要な費用は?
ここでは、犬と暮らし始めて最初に必要な費用と毎年必要な費用についてまとめてみました。 犬との暮らしの参考にして下さい。
暮らし始めた1年目の費用
●暮らし始めて最初に必要な費用
内容 | 費用 | 備考 |
---|---|---|
飼い犬の登録 | 約3,000円 | ― |
狂犬病予防接種 | 約3,500円 | 注射済票交付料を含む |
混合ワクチン接種 | 15,000~25,000円 | 初年度は2~3回接種 |
マイクロチップ | 約5,000円 | 別途データ管理料 約1,500円 |
生活用品 (リード・ブラシ・食器・キャリーなど) |
40,000~50,000円 | 大型犬は多少割高 |
合計 | 65,000~90,000円 | 犬を迎え入れる為の費用は含まず |
義務として必要な費用と任意で決める費用とが混在しており、地域や犬種などによっては大きく異なるので、あくまで一つの指針として、参考にして下さい。
●毎年必要な1年間の費用
内容 | 費用 | 備考 |
---|---|---|
ドライフード | 15,000~60,000円 | フードの種類、 犬の大きさによって大きく異なる |
おやつ | 12,000〜24,000円 | おやつの種類や量によって異なる (月1,000~2,000円) |
おもちゃ | 10,000〜30,000円 | 誕生日プレゼントや好み、 強度によって異なる |
その他 (ペットシーツなど消耗品と生活用品の交換) |
20,000〜50,000円 | 犬の大きさや消耗品の種類によって異なる |
狂犬病予防注射 | 約3,500円 | 注射済票交付料を含む |
各種感染症混合ワクチン | 約8,000円 | *8種混合ワクチンの場合 |
健康診断 | 5,000〜20,000円 | 検診(検査)内容によって大きく異なる |
ノミ・ダニ予防薬 | 8,000〜12,000円 | 地域による投薬期間(通常5月から12月)、 薬の種類によって異なる |
フィラリア予防薬 | 5,000〜20,000円 | 投薬期間、犬の大きさ、 薬の種類によって大きく異なる |
合計 | 86,500~227,500円 | ― |
食費や消耗品代に加え、ノミ・ダニやフィラリア予防薬も体重に応じて必要量も多くなるので、大型犬との暮らしには、費用がかさみます。そのため、迎える犬種による必要な費用の違いなども調べておくこともとても大切です。また、上記の費用は最低限かかるものです。動物医療費やトリミング代、ペット保険代など状況に応じて発生する費用もあります。
生涯必要な費用
暮らし始めた時に必要な費用や1年間に必要な費用について、参考になりましたでしょうか? それでは一生涯となると、一体どのくらいの費用がかかるのでしょうか? 子犬、成犬、高齢期を合わせて一生涯を15年間と想定して計算すると、小型犬の場合必要な費用は、約130万〜340万円になります。その他にも、
・シャンプーや爪切りなどお手入れに関する費用
・犬種によってはトリミング費用
・子犬教室やしつけ教室に関する費用
・犬と共に楽しむ旅など、レジャーに関する費用
・病気やケガなど突然のアクシデント時に必要な費用
・高齢になると動物医療費も増加
・ペット保険に加入した場合には毎月の掛け金が必要
・犬のいたずらによって発生する家具などの修理費
などなど、想定外の費用も発生してきます。
まとめ
犬と暮らすにはさまざまな費用が必要となります。 しかし、犬との生活は、お金では計り知れない喜びや楽しさ、そして、癒しや安らぎをもたらしてくれます。 今回の記事を参考にして頂き、金銭的にも精神的にも余裕を持って、犬との暮らしを始めましょう。
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