3.目やにが多くなった時の対処法

【獣医師監修】犬の目やにが多いかも…?原因と対処法、病院に連れていくべき症状を獣医師が紹介
(画像=『犬・猫のポータルサイトPEPPY(ペピイ)』より引用)

心配のいらない目やにでも、そのまま放置せずにきれいにしてあげたいものですよね。 もしも愛犬の目やにが気になった時に、おうちでできるケアをご紹介します。

対処法1 目薬を差す

眼の乾きが原因で目やにが出ている場合は、目薬によって目やにの量を減らすことができる場合があります。

犬の目はとても大きく乾燥しやすいため、粘稠度が高く眼に付着している時間が長い目薬が適しています。動物病院で処方してもらえるので、獣医師に相談してみましょう。市販薬を利用する場合は、保存料不使用で刺激のない医療用のヒアルロン酸角膜保護点眼薬を選んでください。

⇒参考:犬の目薬の差し方
https://www.peppynet.com/library/archive/detail/637

対処法2 ふやかして取り除く

目やにをふき取るときは、決して無理に引っぱるようなことはせず、やさしく取り除いてあげることが大切です。コットンやガーゼなどやわらかい素材のものを水やぬるま湯で濡らし、目やにをふやかしてから丁寧に取り除いてあげましょう。

指でゴシゴシこするような取り方もNG。万一目の中に指などが入り、眼球に傷をつけてしまっては大変です。必ず十分にふやかし、ふき取りやすい状態にしてからケアをしてあげましょう。

4.目やにが増えるのを防ぐには?

【獣医師監修】犬の目やにが多いかも…?原因と対処法、病院に連れていくべき症状を獣医師が紹介
(画像=『犬・猫のポータルサイトPEPPY(ペピイ)』より引用)

生理的に発生する目やにの量をコントロールすることは難しいですが、目やにが多くなってしまう目のトラブルが起こるリスクを軽減させることはできるでしょう。

お顔周りは清潔に!

長く伸びた毛が目に入るようなことがないよう、定期的にトリミングをしましょう。また、衛生状態を保つにはグルーミングも大切。いつもきれいなお顔周りを保つように心がけましょう。

外的な刺激には注意!

草むらなどに勢いよく入っていき、草や枝で目を傷つけてしまうようなことがないよう気を付けましょう。また、感染性の結膜炎もあるため、他の犬との密なコミュニケーションには十分に気を付けましょう。

5.まとめ

犬の目やには心配のいらないものも多いですが、中には目の病気などが原因となっているものもあります。量が多かったり、色やにおいに異変を感じたらできるだけ早く動物病院へ連れて行きましょう。

目のトラブルは飼い主も気が付きやすいもの。日常的なケアを心掛けながら、愛犬を目のトラブルから守ってあげてください。


提供・犬・猫のポータルサイトPEPPY(ペピイ)

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