ベースメイクで隠せない肌の悩みは、コンシーラーを使えば上手く隠すことができます。しかし、間違った選び方をすると色が上手く馴染まず、シミやクマ、ニキビ跡が隠せない場合も出てきてしまいます。コンシーラーの種類を見極め、正しい選び方を身につけるコツを身につけて、メイクをさらに美しく輝かせましょう。

コンシーラーの種類は?

カバー力抜群!「スティックコンシーラー」

コンシーラーの色の選び方|シミ・そばかす・クマ・ニキビ跡など用途別
(画像=『BELCY』より引用)

数あるコンシーラータイプの中で、もっとも使い勝手の良いコンシーラーです。スティック状なので、テクスチャは少々固めでのびにくいのですが、高いカバー力は見事なものといってよいでしょう。肌にしっかりとのる密着性が、ハリのある綺麗な肌をつくり出してくれます。

選び方としては、シミやクマ、ニキビ跡に悩む人にぴったりです。種類が豊富なので、自分の肌悩みによって色合いを選べるところも、よりスティックタイプのコンシーラーが愛されるポイントと言えます。また、口紅を塗る感覚で使用できるので、失敗が少なく抑えられます。

なめらかな使い心地が特徴的「リキッドコンシーラー」

コンシーラーの色の選び方|シミ・そばかす・クマ・ニキビ跡など用途別
(画像=『BELCY』より引用)

なめらかな触感で、肌にもスーッとのびやすいリキッドタイプのコンシーラーです。のばしやすいため、コンシーラー初心者の方にもっとも好まれるタイプですが、カバー力がやや劣るのが難点といえるでしょう。選び方としては、コンシーラーを試したい人や初めて使う人、シミやそばかすを隠したい人におすすめです。

美しいツヤを表現する「クリームコンシーラー」

コンシーラーの色の選び方|シミ・そばかす・クマ・ニキビ跡など用途別
(画像=『BELCY』より引用)

スティックとリキッドの間にあるような、クリームタイプのコンシーラーです。のびもよく、ツヤツヤと仕上がりカバー力もあるので、万能型なコンシーラーと言えます。肌タイプによる選び方としては、クマやシミ、ニキビ跡を隠すのに適しているタイプでしょう。

クリームタイプのコンシーラーは、商品によってはうるおい成分が豊富なものもあるので、乾燥肌の人はぜひチェックしてみてください。

細かなシミも見逃さない「ペンシルコンシーラー」

コンシーラーの色の選び方|シミ・そばかす・クマ・ニキビ跡など用途別
(画像=『BELCY』より引用)

他のコンシーラーと比べると、あまり目にすることも少なく商品数も限られているコンシーラーです。その理由は、堅いペン先にありました。ペン状なのでのびることなく、ピンポイントのケアに向いているからです。選び方としては、小範囲のシミやクマ、ニキビ跡など、肌に自信がない箇所を隠す目的の方に向いています。

コンシーラーの色の選び方は相性を見極めよう

コンシーラーの色の選び方|シミ・そばかす・クマ・ニキビ跡など用途別
(画像=『BELCY』より引用)

基本色には、それをカバーする「補色」というものがあります。補色は背中合わせとなる色に弱く、上からかぶせると色合いを隠せる傾向にあります。例えば青にはオレンジ系(橙)、赤には緑系など、互いと向き合っている色合いが補色となります。このことを基本とし、コンシーラーの選び方をチェックしていきましょう。

「コンシーラー」と聞くと、顔のメイクアップに使用するものというイメージが強いのですが、じつは唇を美しく引き立てる唇用のコンシーラーもあるんです。

コンシーラーの色の選び方【シミ・そばかす】

シミを隠す時は少し暗めの色を選ぶのがポイント

コンシーラーの色の選び方|シミ・そばかす・クマ・ニキビ跡など用途別
(画像=『BELCY』より引用)

コンシーラーにもさまざまな種類がありますが、シミを隠す時は密着性の高い硬めのテクスチャがおすすめです。お化粧は時間が経つとどうしても色合いが落ちていってしまうものですが、密着性の高いタイプのコンシーラーならしっかりとシミを隠してくれます。

一見、明るい色をのせればシミが飛ぶように見えますが、これは逆で暗めの色をのせてください。明るい色で部分的に飛ばすと、逆に不自然に仕上がってしまうからです。暗めの色をのせ、少しずつ肌になじませることでナチュラルにシミを隠せます。

細かなそばかすはペンシルタイプでピンポイントケア

コンシーラーの色の選び方|シミ・そばかす・クマ・ニキビ跡など用途別
(画像=『BELCY』より引用)

そばかすも部類的にはシミと同じなので、色合いは明るい色よりも肌より少し暗い色でのせていくようにしましょう。そばかすは、シミとは違い細かに広がる傾向が多いです。選び方として、ペンシルタイプのコンシーラーを使用しましょう。そばかすにのせやすく、仕上がりも自然に馴染むので試してみてください。

数あるコンシーラーの中でも、散らばるそばかすや色合いがまだらなシミに合わせてカラーを選ぶのは難しいと思います。奮発して高いコンシーラーを買っても、肌に馴染みが悪く失敗してしまっては意味がありません。

そんな時は、まずはプチプラのコンシーラーで自分の肌にあった色合いを掴んではいかがでしょう。自分にぴったりのコンシーラーを見つけたら、それを見本にして他の商品も試しやすくなります。ぜひ参考にしていただき、自分にぴったりの化粧品を手にしてください。

コンシーラーの色の選び方【クマ】

うっすらとついた青クマには明るめのオレンジ系

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(画像=『BELCY』より引用)

目元を青く染める頑固な青クマには、明るめオレンジ系のコンシーラーを選ぶのがおすすめです。明るすぎない?と思ってしまうかもしれませんが、じつにナチュラルに青クマを隠してくれる有能なアイテムで、少量でもあっさりと青クマを隠してくれます。塗りすぎると明るすぎて逆に不自然になるので、調整は注意してください。

濃い黒クマのおすすめはパール色

コンシーラーの色の選び方|シミ・そばかす・クマ・ニキビ跡など用途別
(画像=『BELCY』より引用)

深みのある黒クマは、色合いの選び方に注意が必要です。先程のカラーチャートを見て分かる通り、相対する色を見つけるのが難しいクマと言えます。基本は白ですが、その中でも明るめのパール色コンシーラーがおすすめです。光を与えることで黒色が飛ぶので、頑固な黒クマにも対応できます。

茶クマは種類豊富な同系色でカバー

コンシーラーの色の選び方|シミ・そばかす・クマ・ニキビ跡など用途別
(画像=『BELCY』より引用)

クマの種類の中でも肌色に近い茶クマは、少々特殊な色の選び方ができます。濃い茶クマなら、補色の緑色でもカバーが可能です。しかし肌色に近い茶クマは、同系色であるイエロー系を使うと綺麗に馴染みます。茶クマの濃さによって使い分けてみてください。

コンシーラーの選び方だけではなく、同時に使い方もマスターすれば、よりお化粧が綺麗に仕上がります。そのためには、商品を見極める目と使い方のテクニックも必要ではないでしょうか。コンシーラーの色の選び方を学びながら、同時に塗り方にも気を配ってみましょう。

コンシーラーの色の選び方【ニキビ跡】

ニキビ跡の色合いにあった補色の選び方

コンシーラーの色の選び方|シミ・そばかす・クマ・ニキビ跡など用途別
(画像=『BELCY』より引用)

ひとえに「ニキビ跡」とくくっても、ニキビ跡にはさまざまな種類があります。ここで大切なのは、カラーチャートで補色を確認することです。赤ニキビは補色であるグリーン系がおすすめ、白ニキビはイエロー系でまとめてみましょう。とはいっても、イエロー系やグリーン系のコンシーラーは希少で数も多く販売されていません。

補色系のコンシーラーが見つからない時の選び方

コンシーラーの色の選び方|シミ・そばかす・クマ・ニキビ跡など用途別
(画像=『BELCY』より引用)

ニキビ跡にあった色合いが見つからない時は、ベージュ色を上手く使っていきましょう。赤みがかったニキビには、肌を明るく見せるライトベージュやイエローベージュを選んでみてください。逆に色素が沈着してしまったニキビには、肌になじませることができるダークベージュ系を選ぶのがおすすめです。

ニキビは肌荒れの一種のため、コンシーラーで厚塗りをすると悪化するのではないか?と思う人も少なくはありません。また、綺麗を求める女子ならば、お化粧をしながらニキビケアなんてできたら理想的ですね。