昨日できなかったことが今日できるようになり、日々成長していくわが子。そんなかわいい姿をしっかり記録しておきたい!そう思いませんか?
子どもの姿をしっかり残すためには、一眼レフカメラを買うことをおすすめします。でも、どうして一眼レフがいいのでしょうか?
そこで今回は、「子育てに一眼レフをおすすめする理由」をご紹介します。
[講師]フォトグラファー aimi
子育てとカメラの関係性
子育てにカメラが必要なのはわかるけれど、一眼レフまで本当に必要かな?そう悩む方も多いと思います。そもそも一眼レフとスマホカメラ、何が違うのでしょうか。
子育てとカメラの関係性からひもといてみましょう。
子育てにカメラは必要?一眼レフの方がいいの?
結論から言ってしまうと、子育てにカメラは必要です。そして、できれば一眼レフをおすすめします。
子育ての時間は、思う以上にあっという間に過ぎていきます。「今日はこんなことができるようになった。しっかり覚えておこう!」そう考えていても、気がつけば記憶は薄れていってしまいます。
そんな大切な記憶を形にして残してくれるのがカメラです。カメラは、記憶を記録に変えてくれます。また、一眼レフはさらにその記録にそのときにしかない空気感をプラスしてくれます。
一眼レフってスマホカメラとどう違うの?
なぜ一眼レフは、「空気感」を撮ることができるのでしょうか?その理由は、カメラに内蔵されているイメージセンサーの違いにあります。
イメージセンサーのサイズにより、カメラに取り込む画像情報の量が変わります。サイズが大きいほど、たくさんの画像情報を取り込むことができます。一眼レフは、このイメージセンサーがスマホカメラに比べ大きいのが特徴です。
一眼レフは、画質が良いのはもちろんですが色の表現力も高く、実際に私たちが見ているものにより近い写真を撮ることができます。
子育てに一眼レフをおすすめする5つの理由
次は、「一眼レフをおすすめする5つの理由」をご紹介します。一眼レフで、実際にどのような写真を撮れるのかを見ていきましょう。
その1:思い出を“おしゃれに”残せる
一眼レフがその他のカメラと大きく異なるのはおしゃれな写真が撮れるという点です。
一眼レフには、さまざまな種類のレンズを装着できます。単焦点レンズと呼ばれる明るいレンズや望遠レンズでは大きなボケをつくれますし、魚眼レンズや広角レンズでは目で見えている以上の広い範囲をに写真に写すことができます。
そのため、一眼レフなら他のカメラでは撮ることのできない「撮りたいイメージに合わせた世界観」の演出ができるのです。
その2:動きまわる子どもを魅力的に撮れる
光を多く取り込める一眼レフは、動きまわる子どもの一瞬の表情もブレなく写真に残せます。その理由は、一眼レフなら「光を取り込む量をISO感度の設定で調整できる」という点にあります。
ISO感度を上げて光を多く取り込むことで、シャッタースピードを早くできるのです。
スマホカメラではブレてしまっていた子どもの姿や表情も、一眼レフならしっかり写せますよ。
その3:遠くからでもきれいに撮れる
子どもの姿は、いつでも間近で写せるわけではありません。学校の行事や習い事など、遠くから写真を撮る機会も多いですよね。一眼レフなら、そんなときでも心配はいりません。ズームレンズや望遠レンズを用意することで、遠くにいる子どもの姿もしっかり残せます。
スマホカメラの場合は、アップにしても一部分を拡大するだけなので画質が荒くなってしまいます。一眼レフであれば、レンズの焦点距離を変えることで被写体を大きく写すため、画質は落ちません。
その4:フィルター越しだからこそ気づくことがある
子育ては、楽しい時間ばかりではありません。時にはストレスがたまり、子どもとの関係がうまく保てなくなる瞬間もありますよね。
そんな時こそ、一眼レフを手にしてみてください。ファインダー越しに子どもの姿を捉えることで、現状を冷静に見つめることができます。
「あれ、いつの間にこんなに背が伸びていたんだろう!?」「こんな表情もするようになったんだな・・・。」
こんなふうに、いつか思い出を見返すときの視点で、目の前にいる子どもの姿を捉えられるのです。
カメラには、ファインダーを通すことで物事を俯瞰で捉えられるという特徴があります。渦中にいるときには気づけなかったことも、カメラを持って一歩うしろにひくことで、クリアに見えてくることがあります。カメラが、子育てに大切な「冷静でいること」の手助けをしてくれるのです。
その5:何気ない一瞬が大切になる
子どもの姿を一眼レフで撮っていると、日々の成長に気が付きやすくなります。「昨日はできなかったことが、今日にはできるようになった。」「届かなかったはずの場所に手が届くようになった。」
こういった日常に埋もれてしまいそうな何気ない瞬間も、しっかり写真にして残せるからです。
そんな日々を送っていると、子育ての期間が「今しかない大切な瞬間の連続」だということに気がつきます。何気ない一瞬を、子どもとともに大切に過ごせるようになりますよ。