5.【埼玉】おっきりこみ
埼玉県北部の秩父地方の郷土料理です。幅広の手打ちうどんを、大根やにんじん、ごぼう、ネギなど、主に冬野菜と一緒に煮込んだもので、「おっきりこみ」とは具を刻んで入れるという意味。つゆは味噌ベースのものと醤油ベースのものがあります。
普通のうどんとの大きな違いは、麺を別茹でしないこと。生のまま具材と一緒に茹でます。また麺に塩を加えていないのも特徴です。
おっきりこみのおすすめ店:長瀞屋(長瀞町)
秩父鉄道「長瀞駅」から徒歩1分、長瀞駅前のメインストリートにあります。
長瀞屋の「おっきりこみ」は、毎朝仕込む自家製のおっきりこみ麺を使用。麺の風味と、うまみが染み込んだスープを生かすために、煮込みすぎないのが特徴です。
6.【埼玉】冷汁うどん
大宮、川越、加須(かぞ)あたりで、夏の家庭料理として食されているうどん。埼玉県中部の川島町地域では「すったて」とも呼ばれているもので、食欲がない夏でも、農作業の合間に手軽に栄養を取れる料理として広まったとされています。
ごまや味噌、大葉、砂糖をすり鉢ですり潰し、冷水やだし汁を入れ伸ばしたつゆに、うどんをつけて食べます。ミョウガやきゅうりを入れる場合もあります。
2010年に開催された「第6回埼玉B級ご当地グルメ王決定戦」で優勝してから、提供するお店が増えました。
冷汁うどんのおすすめ店:子亀(加須市)
加須市にある手打ちうどん・蕎麦の専門店。加須で夏の家庭料理として食されている「冷汁うどん」発祥のお店として知られています。
子亀の冷汁うどんは、胡麻とシソの風味が香る味噌味の出汁に、ツルツルと喉越しの良い手打ちうどんをつけていただきます。
冷汁といえば夏のイメージですが、冷汁うどんは1年中提供されているので、季節を問わず食べられるのも嬉しい。さっぱりといただきたい時におすすめです。
7.【埼玉】川幅うどん
鴻巣市(こうのすし)のご当地グルメ「川幅うどん」。川幅うどんとは、その名の通りとっても幅が広いうどんのこと。鴻巣市を流れる荒川の川幅が日本一であることにちなみ、2009年に誕生しました。
2015年に開催された「第12回埼玉B級ご当地グルメ王決定戦」で優勝した経験も持つ、人気のご当地グルメです。
現在は川幅うどん以外の「川幅グルメ」も続々と誕生しており、こちらのページから、鴻巣市で川幅グルメを提供しているお店のマップや一覧を確認できます。
川幅うどんのおすすめ店:馬力屋(鴻巣市)
鴻巣市内の複数の飲食店で川幅うどんを食べることができますが、特に人気のお店が「馬力屋」。
こちらでは熱々の鴨汁につけて食べる「川幅鴨汁うどん」として提供しています。口当たりが滑らかでモチモチの麺は、食べ応えも十分です。
8.【埼玉】加須うどん
古くから小麦の生産が盛んな加須市周辺でつくられ、食されているご当地うどん。江戸時代のなかば、加須市不動岡にある總願寺(そうがんじ)の門前にて、参拝客をうどんでもてなしたのが始まりと言われています。
加須うどんは手打ちならではのコシの強さと喉越しのよさが特徴。冷たいもりうどんを、冷たいつゆでいただくのが一般的ですが、各店舗が工夫を凝らした、独自のスタイルの加須うどんも提供されています。
こちらのページから、「加須うどんマップ」をダウンロードすることができます。
加須うどんのおすすめ店:久下屋脩兵衛(加須市)
加須市で加須うどんが食べられるお店の中でも、とくに人気のある「久下屋脩兵衛(くげやしゅうべえ)」。厳選した小麦を独自の配合でブレンドし、気温や湿度によっても調整するなど、素材にこだわった手打ちのうどんがいただけます。
メニューが豊富なのも特徴で、うどんとそばだけでも温冷あわせて50種類ほどあり、そのほか自慢の天ぷらなどの一品メニューもあります。
提供・トリップノート
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