「寧ろ」の読み方!正解は…?
「寧ろ」の読み方、正解は……
「むしろ」です!
「どちらかといえば」
「どちらかひとつを選ぶのなら」
という意味を持つ言葉です。
用例についても見てみましょう。
「彼はかっこいいというより寧ろ綺麗だ」
「出かけるよりも寧ろ家でゴロゴロしていたい」
このように、「こちらの方がいい」「どちらかといえば」
というような気持ちを表現したいときに使えますね。
ちなみに英語だと、「more A than B」という表現が有名です。
日本語に訳すと「BというよりむしろAだ」の意味になります。
「寧ろ」には4文字の読み方もある?
「あれ?4文字の読み方は不正解?」
と思った人もいるのではないでしょうか。
実は、「寧ろ」にはもうひとつ違う読み方があります。
読み方は「ねんごろ」で、
「心がこもっている様子」「親切であること」という意味です。
「寧ろ」を「ねんごろ」と読むときは、「丁寧」という言葉を
イメージするとわかりやすいでしょう。
「寧ろ」の読み方が「むしろ」なのか「ねんごろ」なのか
わからなくなってしまったときは、
- 「むしろ」…比較するときに使われる言葉
- 「ねんごろ」…人物のしぐさや様子を表すときの言葉
このように、文章の意味を考えることで推測していけるでしょう。
漢字って、知れば知るほど奥が深くて面白いですよね!
続いての難読漢字は「虚しい」
「虚しい」
常用漢字でもあり、日常で見かけることの多いこの漢字。
「謙虚(けんきょ)」「虚栄心(きょえいしん)」などのように使われます。
「きょ」と読むことが多いですが、「きょしい」ではありません。
「虚しい」読み方のヒントは?
ヒントは、「空虚である」「無益である」を表す時に使われる言葉です。
類語には
「無駄」
「儚い」などが挙げられます。
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