「寧ろ」の読み方!正解は…?

【今日の難読漢字5選】「覗う」「寧ろ」「虚しい」「泥酔」「然り」結構簡単かも!?
(画像=DO-GENより引用)

「寧ろ」の読み方、正解は……

「むしろ」です!

「どちらかといえば」
「どちらかひとつを選ぶのなら」

という意味を持つ言葉です。

用例についても見てみましょう。

「彼はかっこいいというより寧ろ綺麗だ」

「出かけるよりも寧ろ家でゴロゴロしていたい」

このように、「こちらの方がいい」「どちらかといえば」

というような気持ちを表現したいときに使えますね。

ちなみに英語だと、「more A than B」という表現が有名です。

日本語に訳すと「BというよりむしろAだ」の意味になります。

「寧ろ」には4文字の読み方もある?

「あれ?4文字の読み方は不正解?」

と思った人もいるのではないでしょうか。

実は、「寧ろ」にはもうひとつ違う読み方があります。

読み方は「ねんごろ」で、

「心がこもっている様子」「親切であること」という意味です。

「寧ろ」を「ねんごろ」と読むときは、「丁寧」という言葉を

イメージするとわかりやすいでしょう。

「寧ろ」の読み方が「むしろ」なのか「ねんごろ」なのか

わからなくなってしまったときは、

  • 「むしろ」…比較するときに使われる言葉
  • 「ねんごろ」…人物のしぐさや様子を表すときの言葉

このように、文章の意味を考えることで推測していけるでしょう。

漢字って、知れば知るほど奥が深くて面白いですよね!

続いての難読漢字は「虚しい」

「虚しい」

常用漢字でもあり、日常で見かけることの多いこの漢字。

「謙虚(けんきょ)」「虚栄心(きょえいしん)」などのように使われます。
「きょ」と読むことが多いですが、「きょしい」ではありません。

「虚しい」読み方のヒントは?

ヒントは、「空虚である」「無益である」を表す時に使われる言葉です。

類語には
「無駄」
「儚い」などが挙げられます。