『あの夏のルカ』は、海中にすむ得体の知れない生物「シー・モンスター」の少年2人が、好奇心から人間のいる地上へと冒険に出るというストーリー。公開後、このシー・モンスターの少年たちについては、「友情を超える関係性ではないか」と解釈する声があがっていた。

複数の情報筋がVariety紙に語ったところによると、制作の過程で、作品に登場する人間の女の子ジュリアを、クィア(性的マイノリティ)の設定にすべきではないかという議論もあったという。しかし、「同性の恋人を登場させる」というやり方以外に、性的マイノリティであることをはっきりさせる描き方が見つからなかったそうだ。

またピクサー側は、背景デザインに関するLGBTQ+コミュニティの意見を排除したともされている。その一例として、背景に登場する店舗の窓に貼られていたレインボー(LGBTQ+の象徴)のステッカーが、「ジャマだから」という理由で取り除かれていたことも明らかとなった。

情報筋はこのような議論について、「ピクサーではしょっちゅう巻き起こっている」と語っている。


提供・tvgroove

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