こんにちは。スイーツをこよなく愛するムッシュサトウです。
今回お邪魔したのは、都内からも電車などでアクセスがしやすい千葉県の流山に位置する『Les temps plus(レタンプリュス)』。時間という意味を持つフランス語「Temps」にプラス「Plus」がついた名前は、“よりお客さんの時間を豊かな物にしたい”という思いが込められているのだそう。フランスのパティスリーで経験を積み、等々力の名店『オーボンヴュータン』でも腕を振るった熊谷シェフがオーナーを務める名店です。
まるでフランス菓子のテーマパーク!
その土地を活かした広々として店内にはさまざまななお菓子やヴィエノワズリーが所せましと並んでいます。まるでパリのパティスリーに訪れたかのような洗練された外観と内観。訪れる人をワクワクさせてくれます。
圧巻のセレクションに驚いて調べてみると、ケーキは28種類、パン20種類、焼き菓子45種類、チョコレート20種類。コンフィズリー25種類を揃えており、それに加えて、アイスクリームも販売中(HP参照)。
フランス菓子のテーマパークとも言えるようなお店作りを実現している夢のようなお店なのです。バーカウンターやカフェスペースも常設し、さまざまな層に愛されています。
フランス菓子の定番!サントノーレ
パリのサントノーレ通り発祥と言われるサントノーレ。『レタンプリュス』では、季節ごとに中に入るフルーツが変わるというおもしろいアイデアで展開。今回、訪問した際はりんごのコンポートが使われていました。シャキシャキとみずみずしいりんご、たっぷりと絞られたマスカルポーネとバニラクリームがとてもよく合う絶品サントノーレでした。
飴がけされたプチシューはもちろん、土台のパイ生地も抜かりのないおいしさ!『レタンプリュス』での必食ケーキのひとつでしょう。
美しいビジュアルが目を引く!キャラメルベルガモット
非常に鮮やかで美しいビジュアルに目を惹くこちらは、キャラメルムースとベルガモットを合わせた1品です。『レタンプリュス』のキャラメルクリームは本当においしいので、迷わずにおすすめしたいケーキ。苦味のバランスが最高なのです。
とろっとろのキャラメルムースに柑橘ベルガモットの爽やかさが加わります。かわいらしいフォルムにもぞっこんです。
絶品キャラメルクリームがここには!ムラングシャンティキャラメル
通称「ムラシャン」とも呼ばれるムラングシャンティにも『レタンプリュス』自慢のキャラメルクリームが!クリームのほろ苦さとコクが最高。ずっと味わっていたくなるような1品。中にはヘーゼルナッツもたっぷりと入っていてリッチな味わいで、大好きなムラシャンです。
酸味が爽やかなラ・コキーヌ
カシスとブラックベリーのムース、鮮やかなジュレの色合いにヨーグルトムースの白が映えるベリーのムース「ラ・コキーヌ」。ベリーとヨーグルトムースが奏でる異なる酸味がうまく交じり合い、爽やかさを感じる1品。5層の織りなす美しさも目を惹きます。
レモンケーキの最適解!?レトロかわいいレモンケーキ
かわいらしくレトロさも感じるパッケージが魅力的なレモンケーキ。中のケーキももちろんレモン型。
ケーキ自体はしっとりと口溶けがよく、グラスアローの糖衣のしゃりしゃりとしたとした楽しい食感がクセになります。レモンの酸味による爽やかさとホワイトチョコレートの優しく上品な味わいが本当においしいレモンケーキです。
レモンスイーツブームもあり、さまざまなレモンケーキが市場に出回る中、間違いなく美味しく、お手頃価格かつ手に入れやすいこのレモンケーキ。個人的な最適解としてリピートをして日々楽しんでいます。オンライン販売もあるので、ギフトにもおすすめです。
その他、ロレーヌ地方の『フランクケストナー』やパリの『パトリックロジェ』で、修行をしたシェフによるショコラはお墨付き。
本格フランススイーツが楽しめる『レタンプリュス』。ぜひ、行楽の気持ちよいこの季節、流山まで足を伸ばして、絶品スイーツを楽しんでみてください。
■お店情報
Les temps plus (レタンプリュス)
住所:千葉県流山市市野谷543-1
営業時間:10:00~18:30
定休日:火曜日
提供・PARIS mag(シンプルで上質なライフスタイルを提案するWEBマガジン)
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