面倒くさくならない家計簿の付け方

「将来へ向けて貯金したい!」「無駄遣いでお金が貯まらない…」など、お金の悩みを抱えている方におすすめのお金管理方法が「家計簿」。しかし、途中で挫折してしまった方も多いのではないでしょうか。

しかし、家計簿をラクに続けられる方法は実はたくさんあります。今回は、一人暮らしから主婦まで、楽しく続けられる簡単な家計簿のおすすめの付け方のご紹介です。

家計簿の基本的な付け方

継続・節約できる「家計簿」の付け方まとめ。初心者さんも◎のお金の管理方法
(画像=pixabay.com Folkより引用)

家計簿をまだつけたことがない方でも「家計簿はノートに使った金額を書いていく」と、なんとなくイメージできますよね。しかし、「もっとしっかり節約したい!」という方には家計簿の付け方をもっと意識するのがおすすめです。

ここでは、家計簿の基本的な付け方をご紹介。案外意識していなかった、でも簡単にできるポイントもあるかもしれませんよ。

支出管理の目的・方法の確認

家計簿の始め方の第一歩は、「目標・方法を確認する」ことです。とにかく節約したいと意気込む初心者に限っていきなり支出のカットだけを目標にし、やがて挫折しがち。

「節約して旅行したい」「家族に不自由のない生活をさせたい」など、節約したい明確な理由をはっきりさせると無駄遣いを防ぎやすくなります。節約のモチベーションも上がり、家計簿をつけ始めた前後で変わらない…なんてことになりづらくなりますよ。

貯金を確保し残金で予算を決定

家計簿の付け方の2ステップ目として、「予算決定」をしましょう。それぞれの家庭や職場の手当などにもより異なりますが、節約するのに一番おすすめしたい予算の立て方は「貯金額を決める」こと。

「いつまでに○○円貯めたい」の目標金額を月の数で割ったり、世代の貯金額の平均額を調べてみたりなどがおすすめです。そこから家賃・通信費・保険料などの一定額の固定費、食費・日用品・お小遣いなどの変動費の目標金額を立てると貯金しながらの節約につながります。

定期的な支出記録・見直し

目標や予算を設定してから、ようやく家計簿へ支出を記録するのが正しい付け方です。付け方でポピュラーで簡単なのは項目と金額をメモ・入力する方法。ほかにもノートにレシートを貼り付け、時間の余裕があるときに集計する方法もあります。

また、記録した後には見直しするのも家計簿の付け方の大切な項目のひとつ。「使いすぎの反省・節約できたことを自分で褒める」ことのほか、「余った予算を余裕のない項目に移す」など予算の調整もその都度行うのがおすすめです。

簡単な家計簿の付け方《ノート》

継続・節約できる「家計簿」の付け方まとめ。初心者さんも◎のお金の管理方法
(画像=pixabay.com Folkより引用)

家計簿のポピュラーな付け方といえば、専用の家計簿ノートを用意してペンで書き込む方法。家計簿を手書きでつけると、簡単なメモでも「ちゃんと家計簿をつけている」感じを味わえます。

また、表紙がおしゃれなものはモチベーションも上がり、自宅などで落ち着いて作業できることもメリットです。ここでは、家計簿ノートを使った基本的な付け方をご紹介します。

シンプルな家計簿ノートを用意

ノートの家計簿の付け方は、まず第一に家計簿用のノートを用意します。

やる気のあるうちはどうしても項目などが細かいタイプを選びがちですが、初心者や続けられなかった経験がある方は「1週間~1か月分の表が見開きになっている」などシンプルな項目分けの家計簿ノートから始めるのがおすすめです。

また「レシートを貼るだけ」や「日記が書けるフリースペース付き」など、表紙だけでなく中身も使いやすくおしゃれなものがたくさん。楽しく選びましょう。

レシートを基に金額入力

次に、買い物レシートをもとに支出額を家計簿ノートに記入します。面倒臭がりの方は項目・金額をシンプルに記入。可愛い・おしゃれなものが好きな方はペンを色分けしたり、イラスト・マスキングテープなどを使ったりするとモチベーションを維持しやすくおすすめです。

また、毎日や一週間ごとに出費の合計・残高を計算してメモしましょう。ノートタイプの家計簿は記録全体を一目で見られるのもメリットのひとつなので、節約のために「今月あといくら使える」と意識しましょう。

支出額の集計・予算の見直し

月末・給料日前日まで支出額を記録したら、月末処理をするのがノート家計簿の正しい付け方です。各項目の合計額を出して、予算内に収まっているか見直します。

もしも予算オーバーしてしまったら録から「この出費は無駄or満足感が低かった」ものをピックアップすると次月に活かせるでしょう。

また、無駄な支出が見当たらない場合は予算額の見直しも大切。他の予算から余裕分を移すなど、「自分が落ち込まない・無理のない」方法を見つけましょう。