新型コロナウイルスの収束が見えない中、全米ヨガアライアンス協会は2023年12月末までの暫定的措置として、「オンライン」で「RYT500」の受講を認める指針を発表しました。

それに伴い、YMCメディカルトレーナーズスクールでは、この機会を「学びを深めるチャンス」ととらえ、「RYT500」の完全オンライン対応講座『RYT500オンライン特別プログラム』を新たに作成しました。

実はこのコース、リリースからかなりの反響をいただいているんです。

ということで、本記事ではヨガの国際資格「RYT500」についての基本と、「オンラインで学ぶRYT500」のメリットについて解説します。

RYT500はアドバンスコース

『YMCメディアカルトレーナーズスクール』より引用
(画像=『YMCメディアカルトレーナーズスクール』より引用)

まずは、基本となる「RYT500」について整理しましょう。

RYTは「Registered Yoga Teacher」の略で、直訳すると「登録ヨガ講師」となります。全米ヨガアライアンス協会の定めるヨガ指導者としてのカリキュラムを学び、同協会に登録したヨガインストラクターを意味します。

RYT500は、RYT200(指導者としての200時間)を終了後に、さらにヨガを深く学ぶことで取得できる上位資格。200時間+300時間のカリキュラムを受講することで「RYT500」を終了したことになります。

RYT500の取得者はまだ少ない 実は、日本において「RYT500」の取得者は、まだまだ少ないのが現状。

2021年12月15日時点の日本における登録者数は409人で、RYT200の登録者2,263人のうち、わずか18%にとどまっております。

今後、RYT500の取得は価値が高くなる

RYT500を保有していることは、今後、希少人材として価値が高まることが予想されます。

その理由として、全米ヨガアライアンス協会が発表した「新スタンダード」があります。

詳しく解説すると、2019年の6月に全米ヨガアライアンス協会は「RYT200」を運営する認定校に対して、「新スタンダード」を発表しました。

新スタンダードとは、「今後、RYT200の運営ルールを大きく変更するよ」といった指針のこと。大きな変更点としては「リードティーチャー」、つまり「RYT200」を教える先生の条件が変わることになりました。

新スタンダードになると「RYT200」を担当する講師「E-RYT500保有者」に限定は「E-RYT500保有者」に限定されるようになります。

「E-RYT500」となるためには、500時間の指導者養成講座を修了(RYT500)し、RYT200取得後から4年以上かつ2,000時間以上の指導経験を積んでいる必要があります。

つまり、「RYT500」を保有している人が少ない日本では、今後かなりの貴重人材になると予想されます。

※新型コロナウイルスの拡大により、新スタンダードの開始については当面の間延長されております。

オンライン受講できるのは2023年まで

『YMCメディアカルトレーナーズスクール』より引用
(画像=『YMCメディアカルトレーナーズスクール』より引用)

冒頭でもお伝えしたとおり、「RYT500」をオンラインで受講できるのは2023年までに限られています。

これは、リアルタイム受講の他、予め録画された「ビデオ」での受講も許可されています。

これにより、既にヨガインストラクターとして活動している人も、隙間時間などを活用して効率的に学ぶことができるようになります。

オンライン受講はこんな人におすすめ

「RYT500」のオンラインコースはこんな方におすすめです。

  • 幅広い知識を身に着けたい
  • 隙間時間を活用して学びたい
  • お子さまがいて通学が難しい
  • 最短で取得したい
  • 将来、ヨガ講師として活躍したい

中でも一番のメリットは「最短で取得できる」こと。

通常、「RYT500」を取得するためには1年以上の時間がかかるのが一般的ですが、先にも述べたとおり、「ビデオ講義」を活用することで最短で取得することができるのが最大のメリットです。