12:00 ひつじの丘でジンギスカン
富良野観光の魅力は豊かなグルメにもあります。午後からの美瑛観光に向けて、ミシュランガイドにも継続して掲載されるほど名高い、ジンギスカンのお店に寄って腹ごしらえをしましょう。
カンパーナ六花亭から17km離れた小高い丘にあるのが、ジンギスカンの名店ひつじの丘です。11時の開店から行列必至のお店ですが、富良野平野の絶景を目の前にしながら、ジンギスカンの炭火焼を楽しめます。
ジンギスカンのお肉は3種類に絞ってあります。旨味・柔らかさなどバランスのよい希少種サフォークジンギスカン(990円)、脂身が少ない生後3ヶ月のラム肉を使用したミルクラムジンギスカン(900円)、そして、脂身が多めのジンギスカンらしいジンギスカンと言われるホワイトラムジンギスカン(810円)というメニュー展開です。
生肉を小皿で提供されるので、複数人で来たならばぜひ全種類を注文して食べ比べをしてみてください。このほか、焼き野菜やご飯があるのはもちろん、搾りたて牧場牛乳(200円)やソフトクリーム(324円)も自慢です。
14:00 美瑛白金の青い池・白ひげの滝
高原の澄んだ空気とジンギスカンを堪能したら、30km離れた次の地点、美瑛町白金エリアへと歩みを進めましょう。美瑛観光の大人気スポットである、水面が真っ青に見える白金青い池と隣接する白ひげの滝へ行きます。
「美瑛ブルー」とも表現される独特の青さで、一際目を引く白金青い池。アルミニウム成分を含む硫黄沢川等の成分が、異なる河川が混ざり合うことで光を反射し、青く見えるのが理由とされています。風のない日は、池の中央にある枯れたカラマツが湖面に写り、独特の空間美を映し出しています。
雪融け水が多く流れ込む春は、緑がかった青になり、初夏は光線の具合からライトブルーに見える日も多いよう。季節や天候によって様々な青い色が楽しめるのも魅力です。
隣接する白ひげの滝は、青い池にも似た青い色をしており、落差約30mから絶えず流れる滝の勢いに圧倒されます。滝を見るときには、橋の上から安全に見学しましょう。
16:00 拓真館を見学
美瑛白金の青い池・白髭の滝を堪能したら、次は15km離れた森の中のギャラリー拓真館(たくしんかん)へ立ち寄りましょう。丘陵が広がる豊かな美瑛の魅力を、世に写真を通して伝えた日本の風景写真の第一人者、前田真三氏の作品を紹介するギャラリーとなっています。
旧千代田小学校跡地の広大な自然の中に、住宅と常設写真展示場が設置され、拓真館と名づけられています。美瑛の風景を中心とした作品を数多く展示している他、白樺の林の美しい敷地内にはカフェSSAW BIEIもあります。
SSAWとは四季(Spring-Summer-Autumn-Winter)の頭文字をとったもので、春夏秋冬それぞれのメニューや季節の移ろいを肌で感じることのできるカフェとなっています。エジプト塩を開発した料理家たかはしよしこ氏が、世界中、東西南北の料理をミックスした一皿を提供しています。白樺の森林浴をしながら、楽しむお茶の時間は格別なものです。
18:00 美瑛の丘
さらに車を走らせること15km、富良野・美瑛モデルルート最後のスポット「セブンスターの木」に着きます。
この辺りは、「ケンとメリーの木」や「マイルドセブンの丘」、「クリスマスツリーの木」など、テレビドラマやCMなどでよく使われる景色が見られ、美瑛の代名詞ともなっているどこまでも続く開放感のある丘陵地帯の風景を楽しむことができます。ぜひお気に入りの木やドライブルート、風景を見つけてみてください。
まとめ
見所たっぷりの富良野・美瑛エリア。アクセスもよく、短い滞在時間でも複数のスポットに行けるので、人気となる理由がよくわかります。
美瑛観光が終わったら、美瑛の宿舎に泊まるのもよいですし、さらに30分ほど車を走らせると旭川市に到着するので、翌日は旭川を拠点に観光するのもよいでしょう。
提供・トリップノート
【こちらの記事も読まれています】
>【豊洲】「チームラボ プラネッツ」徹底ガイド!お台場との違いは?
>東京のブルックリン!蔵前で行きたい散策スポット・お店16選
>【静岡】本当は広めたくない!柿田川湧水公園の神聖な見どころ5選
>京都・嵐山の人気観光スポットTOP15!旅行好きが行っている観光地ランキング
>【滋賀】SNS映えしそう!長浜のおすすめ観光スポット・お店10選