温泉まんじゅうや射的など周辺の散策も楽しい湯畑や、夏休みの自由研究にもおすすめの富岡製糸場、湯もみショーのパフォーマンスが必見の熱乃湯など、群馬への子連れ旅行におすすめの、子供を連れて行きたい観光スポットをご紹介します。
1.湯畑
温泉街の中心にあり、なんと毎分約4,000リットル、1日にドラム缶約23万本分もの温泉が湧き出ている「湯畑」。湯けむりが一日中もうもうと立ち上がる光景は、お子さんも大興奮間違いなしです。湯畑周辺には無料の足湯や温泉まんじゅうのお店、射的ができる遊技場なども並んでいるので、ぶらりと散策してみるのもおすすめ。
また夜には景色が一変し、ライトアップされた湯畑が幻想的な世界を演出します。ぜひ宿泊して楽しみたい光景です。
2.富岡製糸場
2014年6月に世界文化遺産に登録された「富岡製糸場と絹産業遺産群」。その構成資産のひとつが「富岡製糸場」です。富岡製糸場は明治5年(1872年)にフランスの技術を用いて建てられた、日本で初めての器械製糸場。約115年間に渡って操業を続け、日本の製糸産業の発展に大きく貢献しました。
工場の敷地面積は約5万7千平方メートル、建築面積1万8千平方メートル、延床面積2万4千平方メートルと、当時の製糸工場としては世界最大規模を誇っており、100mを超える木骨レンガ造りの繭倉庫や繰糸場などが、ほとんど創業当時のまま残されています。
小学生なら夏休みの自由研究などにおすすめ。実際にまゆ玉から糸をとる実演があったり、蚕がエサを食べているところを見学できたりと、子どもが喜ぶ見どころもありますよ!
3.熱乃湯
湯畑の目の前にある「熱乃湯」では、旅行パンフレットでもおなじみの、草津名物「湯もみショー」が見学できます。「草津よいとこ、一度はおいで〜」という草津節に合わせて高温のお湯を長〜い板を使ってもみ、温度を下げるもので、お姉さまが唄いながら行う激しい湯もみのパフォーマンスは興奮まちがいなし!
ショーの最中には、湯もみ体験の希望者を募ります。草津温泉の伝統を体験できる、またとない機会ですので、ぜひ参加してみてください。実際にやってみると板が見た目より軽く感じ、小さな子どもも体験できるのも頷けます。湯もみ体験をすると賞状をもらえるのも嬉しいですね。
4.群馬サファリパーク
昭和54年(1979年)に開園した「群馬サファリパーク」。約100種1,000頭羽の動物を野生に近い形で飼育し、自家用車などの車や定期的に運行されているサファリバスで園内をまわることができます。
アフリカゾーン、アジアゾーン、アメリカゾーンなどのエリアにわかれており、ウォーキングサファリゾーンでは普通の動物園のように歩いて動物たちの観察を楽しめます。園内には遊園地も併設しているので、一日中過ごしても飽きないスポットです。
5.こんにゃくパーク
先述した富岡製糸場から車で約15分の場所にあり、あわせて観光できるスポットとしても人気。こんにゃくの生産量が日本一である、群馬県だからこそのテーマパークです。こんにゃくの製造ラインが見られる工場見学や、こんにゃくゼリーづくり・こんにゃくの色つけを体験できるキッチン(小学1年生以上対象)などがあります。
そのほかパークで販売しているこんにゃく料理を少しずつ試食できる無料のバイキングゾーンもおすすめ。おかずだけでなく、スイーツやこんにゃくのアレンジ料理などもあり、試食だけでお腹いっぱいになってしまいますよ。
6.ロックハート城
10万㎡の敷地面積を誇る「ロックハート城」。敷地内には石造りの教会やショップ、レストランなどが点在し、中世の街並を再現しています。
一番の見どころはやはり、復元されたロックハート城。1829年にウィリアム・ロックハート伯爵がイギリスに建てたもので、1987年に俳優の津川雅彦さんが購入しました。城は解体されて日本に運ばれ、1988年12月に日本に到着。その後紆余曲折を経て、1993年4月6日、群馬県高山村にて復元されました。
ロックハート城でおすすめなのが、プリンセス体験。約500種以上のドレスから好きなものを選び、記念撮影をすることができます。子どもサイズのドレスもたくさんあり、男の子用にタキシードの用意もあるので、性別問わず楽しめるのがポイントです。
7.伊香保グリーン牧場
伊香保温泉すぐ近く、榛名山麓の40万㎡もの広大な敷地で450頭余りの動物を飼育する観光牧場です。
日本一の規模を誇るシープドッグショーは、訓練された牧羊犬が100頭ほどのひつじの群れをコントロールする迫力のパフォーマンス。そのほか、ウサギやひつじと散歩をしたり、エサやり、乗馬など動物とのふれあいプログラムもおすすめです。自家製のソフトクリームやバーベキューなど、グルメも楽しめます。
8.たんばらラベンダーパーク
毎年6月下旬〜9月上旬頃にオープンするラベンダー畑。関東で最大の5万株のラベンダーが咲き誇り、涼しげな薄紫色の絨毯が一面に広がります。園内にはラベンダーだけでなく、ひまわりが咲くエリアやハーブの庭なども。ほのかにラベンダーの香りが香るラベンダーソフトを食べるのもいいですね。
またパーク内には、芝そり、トランポリン、じゃぶじゃぶプールそしてボルダリングなど子どもが遊べる施設も整っています。チュービングに乗って約200mのコースを一気に滑り降りる「ウォータースライダー」も人気です。
9.ぐんまフラワーパーク
標高約300m、赤城山の南麓にある花のテーマパークです。東京ドーム約4個分という広大な敷地に一年を通して様々な花が咲き、その中心となるのが季節ごとに模様替えをするフラトピア大花壇。4月中旬〜4下旬にかけてはチューリップとパンジー、ビオラがカラフルな花の競演を行い、7月〜8月にはサルビアファリナセアやアンゲロニア、 9月~10月はセンニチコウとナデシコ、そして10月はサルビア、レウカンサが咲き誇ります。
子連れにおすすめは園内のわんぱく広場。ローラーすべり台を含む8種類のアスレチックが揃い、思い切り体を動かして遊べます。夏季にはじゃぶじゃぶ池もオープン。また押し花ストラップやアロマ石鹸づくりの体験は、素敵な旅の思い出となるでしょう。
10.道の駅 川場田園プラザ
平川沼田線沿いにある道の駅。地元でとれた新鮮な野菜やお土産を購入できるのはもちろん、ソーセージ工房、ミルク工房、ピザ、生パスタのレストラン、ソフトクリームショップなど美味しいものが盛りだくさんの施設です。
そして子連れに嬉しいのは、広々としたプレイゾーン。ロッククライミングやターザンロープなどのアスレチックが充実しており、山の斜度を利用したすべり台「ちびっこゲレンデ」ではたくさんの子どもたちが遊んでいます。また5歳から楽しめる、ろくろ体験陶芸教室やブルーベリー摘み取り体験(7月~8月・無料)など、家族で楽しめる要素がいっぱいです。