おしゃれは足元から。こんな言葉があるように、靴はコーディネートを引き立てる大切なアイテム。特にこの春注目したいのが、サスティナブルな視点で作られたシューズです。見た目はもちろん、ものづくりの背景までヘルシーな一足なら、履くだけで気持ちまでポジティブに!今回は、春のおしゃれを楽しみながら環境にも貢献できる、おすすめシューズをご紹介します。

フランス発のヴィーガン素材スニーカー
VEJA/SDU

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(画像=『PARIS mag』より引用)

パリジェンヌも愛用するサスティナブルなスニーカーといえば、フランス発の『VEJA(ヴェジャ)』。2005年にブランドをスタートして以降、洗練されたデザインや配色、ものづくりの透明性から、ここ数年欧米を中心に、さらに人気を集めているブランドです。なかでも、アイコンのVマークを配した一足は、ペットボトルを再利用したメッシュと100%ヴィーガンスエードのコンビネーションが軽やか。くすみ系の淡い色使いが、春コーデの足元をシックに引き締めてくれます。

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(画像=『PARIS mag』より引用)

おすすめコーデは、ミディアム丈のレーススカート×フーディを合わせたフェミニンなスタイル。程よく厚みのあるソールは、ぺたんこ靴だとバランスが取りにくいボトムスとも相性抜群。スニーカーとフーディのトーンをさりげなくリンクさせるのが、大人カジュアルに仕上げるためのポイントです。

丸洗いできちゃうウールスニーカー
Allbirds/ウール パイパー

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(画像=『PARIS mag』より引用)

環境への配慮はもちろん、快適さも追求する『Allbirds(オールバーズ)』からは、ローカットの「ウール パイパー」をリコメンド。メリノウールの柔らかな履き心地がクセになる1足は、普段使いにぴったり。丸洗いできるので、春のレジャーにも大活躍しそうです。さらに、ソールの原料に使われているのは、なんとサトウキビ!インソールには、トウゴマという植物から採れるヒマシ油を使うことで、環境に配慮しています。このように「ウール パイパー」をはじめとしたAllbirdsのすべてのアイテムは、素材の工夫や持続可能な活動によって、CO2がプラスマイナスゼロになるカーボンニュートラルを実現しています。

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(画像=『PARIS mag』より引用)

クラシックな印象のスニーカーは、足首がちらりと見えるクロップド丈のボトムスと合わせて、足元の抜け感をコントロール。さらにコンパクトなカーディガンを合わせれば、モノトーンで洗練された大人のモード×カジュアルなスタイルが完成します。このままでもすてきですが、仕上げにシルバーアクセサリーをプラスすれば、きちんと感がアップ!都会にもなじむクールな雰囲気になりますよ。

不朽の名作もサスティナブルに進化
adidas Originals/スタンスミス

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(画像=『PARIS mag』より引用)

永遠のイットシューズ「スタンスミス」もプラスチック廃棄物ゼロの未来へ向けて進化。レザーの使用を廃止し、現在は全モデルにリサイクル素材を一部採用しています。もはや説明いらずの定番スニーカーですが、春の一足として選ぶなら、やっぱりオールホワイトがおすすめ!この季節に楽しみたい軽やかコーデに、さわやかな一足がマッチします。

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(画像=『PARIS mag』より引用)

おすすめコーデは、マキシ丈ワンピース、ショルダーバッグと合わせた大人のリラックススタイル。ふんわりシルエットのアイテムは、かっちり小物と合わせて、都会で楽しむリゾート風コーデに。合わせるアイテムによって印象自在の「スタンスミス」は、カジュアルコーデなら足元の引き締め役に、キレイめコーデならカジュアルダウンに!その絶妙なバランスと汎用性が魅力です。

機能性とミニマルさを兼ね備えたスニーカー
CLAE/ジョシュア

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(画像=『PARIS mag』より引用)

ロサンゼルス発の『CLAE(クレイ)』からは、気の利いたデザイン性と機能性を兼ね備えた「ジョシュア」をリコメンド。リサイクルメッシュとヴィーガンレザーを合わせた1足は、軽量のミッドソールを使っているので、通気性も快適性も◎。ホワイト×濃紺のカラーリングは、どんな服にも合うので、さっと履いて出かけてもスタイルがちゃんと決まるのもうれしいですね。もともとおしゃれなスケーターたちから人気に火が付いた『CLAE』は、ミニマルなデザインが得意。色みのあるスニーカーも洗練されたイメージで履きこなせますよ。

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(画像=『PARIS mag』より引用)

おすすめは、ミドル丈のスカートとライトなジップアップアウターの大人スポーティなスタイル。程よくボリューム感のあるスニーカーは、どんなボトムスともバランスが取りやすくて◎。春らしさを楽しむなら、ぜひ鮮やかなバッグを一点投入して。街中で長く歩きたい日にも、ピクニックにもオールマイティーに対応するアクティブなコーデで、これからの季節に増える外での予定を満喫しましょう。

素足のような履き心地!再生PETから生まれたニットシューズ
Öffen/シンプルパイピング パターン スニーカー

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(画像=『PARIS mag』より引用)

上品コーデを楽しむなら、『Öffen(オッフェン)』のフラットシューズに注目。ドイツ語で「開放的な」を意味するブランド名の通り、履き心地はまさに素足のよう。さらにこだわりのV字カッティングで、足入れのしやすさ抜群&見た目もすっきり。足の甲を包み込むニット地は、環境に優しい使用済ペットボトルから作られたリサイクル糸を使用。バイカラー×スクエアトゥのモダンなデザインが、春コーデを知的に後押ししてくれます。

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(画像=『PARIS mag』より引用)

バレエシューズ感覚で履ける一足は、カットオフのデニムパンツを合わせてパリジェンヌ風に。トップスに、シンプルなカットソーやカーディガンをプラスすれば、春の変わりやすい気温にもおしゃれに対応できちゃいます。ヌードカラーのシューズは、脚長効果も。トップスはコンパクトなものを選んで、デニムのウエスト周りを見せるのがスタイルアップのポイントです。

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環境への意識の高まりから、サスティナブルなシューズもここ数年で一層バリエーション豊富に!素材やデザイン、ブランドが手掛けるさまざまな取り組みやものづくりの背景から、春のおしゃれを楽しみつつ、地球にも貢献できるお気に入りの1足を、ぜひ見つけてみませんか?

■お問い合わせ先

【VEJA】
WASH ルミネ横浜店:045-451-0821

【Allbirds】
Allbirds:0800-080-4054

【adidas Originals】
アディダスお客様窓口:0570-033-033


提供・PARIS mag(シンプルで上質なライフスタイルを提案するWEBマガジン)

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