ベネディクト・カンバーバッチが主演を務めるマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の『ドクター・ストレンジ』続編、『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』。当初は2021年5月に公開予定だったこの続編は、あと2ヶ月弱で劇場公開となり、カンバーバッチは最近、本作が現在もLAで再撮影中であることを明かしている。

そんななか、カンバーバッチはDeadlineの取材に応じ、『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』の制作を通じて経験したことについて語った。「大変だったんだ。正直に言うとね。この映画にはかなりの旅があったよ。かわいそうとかそう言う意味ではなく、僕らが今いる場所の本質を表しているんだよ。パンデミックという制約の中でこのような大作を作ろうとすると、『パワー・オブ・ザ・ドッグ』のせいもあるけど、マーベルから予定されていたすべてのものが延期になり、その結果、遅れが生じてしまった。誰にとっても大変なことだったよ。でも、信じられないほど楽しくて、1作目に劣らない。だから、結果が同じように良いものであることを願うよ」と、困難な一方で楽しい撮影だったことも明かした。